本日のセッションは
昭和大学へ。
薬学部教授の小口先生のグループには
毎年一回伺っていて、
もう25年以上のおつきあいです。
介護をする方のための
ヘルスケアの講座に呼んでいただいたのが最初ではないかな?
このグループのメンバーも
このグループのメンバーも
現在は昭和大学の先生方がほとんどのようです。
わたしもこの世界に入ってだいぶ経つのでわかるのですが
ケアする仕事のプロはあまりにもプロゆえに
セルフケアの機会をなかなか持てない。
皆いつも患者さんやケアを提供する対象のことを考えているので
頑張りの効く心身となり
自分自身への感覚を鈍らせてしまうことに
つながりかねないのであります。
色々な現場で仕事をしてきて
「ケアする人のセルフケア」というのがもっと優先されるべき、
と思って活動してきたのはそういう経緯があります。
今日は小口先生のリクエストもあり
リズムとステップ中心で。
多少の不調があっても
動き出すと身体のあちこちに潤滑油が巡る感じになって
リズムに乗って来る。
リズム感がないから踊れない、
という方も時々いらっしゃるけれど、
リズムは万人の身体の中に生まれた時からあるよ!
心臓の鼓動です。
そして歩くときも一定のリズムを刻んでいる。
包丁で何かを刻むときも
手を叩くときも
生活の中にもリズムというのはたくさんあるし
それは生活自体をメリハリのついたものにしてくれる。
気持ちを切り替えるときにも絶対必要なこと。
年を重ねていくと
足腰の強さがとても大切なものになってくるので
足指のトレーニングや足裏の使い方、歩きかたなど
複合的に組み合わせての今日のセッションでした。
最後には皆さま気分よく上手に踊ってくださったので
わたしも嬉しくなりました。
一年に一度の七夕のようなおつきあいですが
健やかに楽しんで生活していかれるよう微力ながら。
リズムトレーニングは平日夜のセッションで受け付けていますので、
軽く運動して気分を切り替えたり、足腰を軽くしたいという方はどうぞ。
誰にとっても踊るのはやっぱりいいよね!
「足裏の土踏む力女人われこそ観世音ぼさつ」棟方志功
ムナカタグレイト!
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