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時代屋かなすけ

2007-09-27 22:19:08 | アート・文化

Sany0010  先日、アンティーク着物と雑貨の「時代屋かなすけ」に行ってきた(開店一周年すぎてやっと^^;)。
大山ジミーの向かいを少し入ったところにある外人住宅がそのお店。着物姿が素敵な旧知のオーナー女史・長年の夢のつまった玉手箱のような空間である。
つい長居してしまうが、オーナー自ら京都で買い付けてくる品々は高品質でお買い得だと思う。それにつけても“好きなものを商う”というのがどれほどエキサイティングなことか、納得いくなぁ。。

以前仕立てたきりまだ着ていない渋い薄緑系の琉球絣にピッタリの白い絽の帯を見つけた(驚くほど安い!)。次回着物を持って合わせに行く予定。今回はとりあえず、しゃれた銘仙仕立てのがま口をいくつか購入。プレゼントに最適。

※時代屋かなすけ 昼12:00~夜8:00 定休日 火曜&第4月曜 (宜野湾市大山6-5-5 ℡098-899-1550)P有り


座らなかった一日

2007-09-23 14:33:38 | アート・文化

Sany0006_2 週末の2日間、娘のバドミントン試合のため弁当作って部員を送迎。体育館はいつものように元気な選手たちで熱気ムンムンである。バドミントン競技は風を入れないように窓を閉めきる上、シャトルがよく見えるように暗幕まで引くのでサウナ状態。滝のように汗が流れる。
週末は早朝からバイトに精出す次男にも、おにぎりを作って持たせる。
とにかく2人とも平日は学校(+部活)で日が暮れるまで帰らず、土日もまたこのように朝から夕方までいなくなる。
長男が札幌市民となって1年が過ぎたし、子供達がそれぞれ自分の世界を見つけ、毎日生き生きと暮らしているのが何よりだとつくづく感じている。人生を大切に丁寧に過ごしてほしい。

Sany0015_1 3人それぞれに、目をかけてくれて導いて下さる人たちがいることにも感謝したい。友達や先輩、先生、上司、親戚や友達の父母、地域の人々etc。失敗しながら成長していく未熟な過程を見守り叱咤してくれる方々の存在を、本当にありがたいと思う。

私もまた、息子や娘の友人たちの成長ぶりをみるのが楽しみな、いち“地域の大人”であることが嬉しい^^。

さて、せっかく体育館応援サウナで落としたはずの体重も、昨晩の汀良町「十五夜獅子舞祭」で生ビールを数杯かっくらって元通り。500年の伝統を誇る獅子演舞を堪能しながら父母仲間や近所の皆さんとおしゃべりするのが最高に楽しい年に一度の宴である。

・・今朝はさすがに早起きが辛く体育館まで入る元気はなく。子供たちだけ降ろしてそそくさと退散。サウナ・チャンス逃す。


座る毎日

2007-09-20 13:35:54 | アート・文化

Sany0078_1 Sitting whole day long to paint.Nothing worth to write,really!

およそ製作没頭期の画家の日常ほど記すに値しないものはない^^;。何しろ毎日キャンバスに向かっているだけなのだから。
しかし、座りつつも本人は至ってエキサイティングな状態である。今描いてるのが8割方完成に向かっているので、画面が楽しくて仕方がない。一筆ごとにいつの間にか自分の顔が“にひにひ”笑っているのが分かる(ほんと変態)。
展示会場では、完成品をお客様に“にひにひ”楽しんで頂ければ、と思う^^。

画廊事務所では、印刷物(主に来年の企業カレンダーなど)への依頼が来はじめている。もう9月だもんね、そんな時期か。また、地元の中学校吹奏楽部の演奏会や県立芸大文化祭の協賛広告の依頼もやってくる。ささやかながら、地域の芸術活動の応援ができるのは嬉しい^^。演奏会も文化祭も大成功を祈りたい!

※アトリエ内。掃除は好きだけど、整理整頓は苦手^^;。


今年のリウボウ個展は・・

2007-09-14 12:11:34 | アート・文化

Sany0204 せまり来る毎年恒例のリウボウ美術サロン個展(11月27日~12月3日)。今回のサブタイトルを色々考えながら製作に打ち込む毎日。「楽園シリーズ」は、一点一点にストーリーのようなものがあり画面上で完結しているので、会場全体を統一したモチーフとかカラーは特に考えない。が、今年の作品には、かなり「ワイン」モチーフが登場しそうである。カリフォルニアでの強烈なワイナリー体験が効いている^^;。

カジュアルなワイン飲み会もやりたいのだけど、百貨店の会場とあり飲み食いもままならないので、それはまた年末にでも・・^^。

※写真はsan luis obispo"roll out the barrel"ワイナリーツアーで買ったワインたち。真ん中のpinoは現在友人宅に預けてある(早く飲む会をもたねば・・汗)から無事だが、残りは“蒸発!”した^^;。


教科書を「美しく」してはいけない

2007-09-12 12:30:20 | アート・文化

Sany0067 先日artprintイベントで再会した若いカップルのお客様。いつもダイナミックに旅行を楽しんでいる明るい2人だが、私のisAp入選を喜んでくれて、さらに入選展会場がカリフォルニアのsan luis obispoだったことで話が盛り上がった。
これまで旅した中で最も美しい街で忘れがたいのだという。ランドマークや名所、ワイナリーの話が一致して面白かった。
そんな宝石のような街も、かつて大規模なボルケーノに見舞われ大きな被害が出たと現地の女性から聞いた。予測できない火山活動がいつもそこはかとなく不安なのだと話していた。

しょせん人間地球という惑星の上で暮らしている。避けられない自然災害というものがある。なのにわざわざ戦争で破壊を繰り返すのか。人命はもちろん、エネルギーと資源の最大の無駄である。
後の世のためにも、悲惨な事実を明記し「なぜ戦争がいけないのか」を教科書で正しく教えるのは当然のことである。悲しい体験をした人々は、私達のために重い口を開いて語ってくれているのだ。

大阪地裁では、ダイビングの島として知られる美しい渡嘉敷島でおきた集団自決に関する出版をめぐる訴訟が行われている。私が短大生だった頃「キリスト教学」の教鞭をとって下さった金城先生が、渡嘉敷での自決体験者として証言出廷をした。
新聞やTV報道を見て成り行きを見守るのみだが、どうぞ先生がこれ以上心労をされないようにと祈るばかりである。壮絶な体験談を長い年月封印されていた方でもある。思えばバブル期に入ろうという時代の華やかで明るく、くったくのない女子大生であった私達に、先生はおそらく金輪際悲しい思いをして欲しくないという思いもあったのではないだろうか。

教科書を「美しく」してはいけない。過去の真実を教え、何が間違っていたのかを検証し、正しい道を見出し実行する力のある人間に育てるのが教育ではないだろうか。29日には「集団自決・検定撤回」県民大会が開催される。参加したいと考えている。

※写真はsan luis obispoのストリート沿いの建物。レンガの色と木立が美しい。