昨年あたりから、製作のための篭城とSHOWのための外出がダイナミックに交差する生活が続いている。牢獄と仮出所といったところか。顧客からのご依頼による製作や、公共施設への作品提供も時々ある。うっかりしていたら時間的に色々重なりすぎてしまうので、しなやかに調整しながらスルスルと歩行しているかんじ。
では仕事だけですかというとそうでもなく、顧客や友人とランチや集まりをしたり、買い物にも出かけて遊んでもいる。ただ、よそさまのイベントなど、どうしても用事が重なり諦めざるをえないものも多くて残念だ。。先日は、毎年かかさず楽し みにしている首里高校染織デザイン科による第52回そめおり展におじゃましてきた。母校であり、学校評議員をしているからというだけではなく(娘が普通科に在学中でもある)、単に、本当に素晴らしい創作物を見ることができるから、どうしても行きたい展示会のひとつなのである。ちょうどArt Print Showの会期中だったので、ダンキンドーナツをたくさん差し入れしたら皆さんとても喜んでくれたようだ。先生も生徒も若い!食べても太りませんもんね!作品は見応えたっぷり。生徒たちは、着尺に4ヶ月、帯に3ヶ月かけて作り上げ、成人式には自分で織ったり染めたりした振袖を着るのだから、なんと素敵なことだろう。
さて今日は注文していた額縁がたくさん届いた。ガラスを拭いたり、額装したりとガテン仕事がたくさん控えている。製作もどんどん進めなければ。。
ガテン仕事といえば、ダンナが私の愛車BarchettaのSoft-topを張り替えてくれた。ずっとボロ幌のまま推移していたのだが、1年も前にドイツから買っておいてはあった(今ほどではないけれど、当時もユーロ安でe-Bayでお得に購入)。なかなかに”面倒がくさい”作業に一日がかりで取り組んでくれて、本当に感謝。工賃はいかほどで?とお支払いをしようとしたら「どうせアンタは僕のサイフからしょっちゅう抜き取ってるんだから要らんわい」と言われちゃった。いかにも!だって自治会費とか新聞代とか急に集金が来たときにダンナのサイフがなぜかいちばん手近にあるんだもん。
明日から2月。早いね~!Enjoy your February!!
※写真上:ご近所の桜 2番目左:『そめおり展』 3番目右:ありがとうございます旦那様。。 下:画廊のお客様