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「広告賞」審査会

2010-03-30 22:54:39 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery  

今日は、第28回沖縄広告協会「広告賞」の審査員をつとめさせて頂いてきた。
今年もまた厳しい一次審査を通過した珠玉の作品が、TV、ラジオ、新聞、商業デザインに雑誌と揃いぶみ。一過性の広告とするにはもったいないくらいに深い取材、表現の工夫、素材のこだわりと隅々まで作りこまれた作品が多い。ひとつひとつじっくり見て聴くのにとても時間がかかり、魂を吸い取られる気がする
ちょうどNYのチェルシー地区の画廊を何十件もはしごしてじっくり見ていくとき、脳に鈍痛がするのと似ている

作品に力があるからである。良い作品は触れる者のハートを揺さぶり、気持ちを掴み、脳に刻印を捺す。
広告作品は、クライアントがいて目的をもって作られる。広告代理店のプロによるハイレベルなチームワークが必要で、担当各々が身を削って折り合い(納得)の接点を、高い位置で決めなければならない。納期もある。
それぞれにテーマが違うから、本当はワタシなどが甲乙つける問題ではないという気もしてならないが、なんとか無事審査会は終了。今回は「審査評論」の原稿書きまで仰せつかってタイヘンなことになっている。じっくり向合わねばなるまい。

さて、普段使わない脳を酷使したのちフラフラと会場近くのデパートリウボウへ。いくつかの売り場担当に知り合いがいてしばしおしゃべり。美術サロンでさらにおしゃべりして帰宅した。
うーん・・。みんなクリエイティブ。いよいよ4月。ワタシも頑張らねば

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白熱球=絶滅危惧種?

2010-03-23 17:56:40 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery

Sany0035年度末。別れや出会いの季節でもあり、節目のプレゼント用にと毎年この時期KYOKOARTのアートプリント、オリジナルマグカップ、絵皿などのご注文を頂いている。大切な記念の品にお選び頂くというのは光栄なことであり、心を込めて準備させて頂いている

若い学生たちはこれからたくさんの出会い、時には悲しい別れも経験しながらたくましくなっていくのだろう。就職も大変な時代ではあるが、発想を柔軟にして乗り越えてもらいたい。ワタシに手伝えることとて無いけれど、みんなが幸せになれるようにいつも心から祈っていたいと思う

話変わるが白熱球が絶滅の危機に瀕している。LEDが電気代もCO2も削減できるのはわかってるんだけど、白熱球のほの暗いオレンジ色が好きなのよね。。蛍光球にも似た色はあるのだろうけれど。「白熱球一掃作戦」なんてお題を聞くと何だか寂しい。ワタシは車は中古だし電気掃除機使わず箒使ってるし、リサイクルもするし、服でも家具でも古いものを大事に使ってるからそもそもわりとエコライフ。夜の少しの時間くらい白熱球でホッとしたいと思う。エコやグリーンエナジーが時代の求めるものだけど(または免罪符ともなろうけれど)、自分なりのこだわりを守るために、むしろさらに他で工夫したいと思う
・・“オレンジ色の灯り”が禁酒法時代の地下酒場の“琥珀色の液体”のように禁断の味わいになるのなら、それはそれで堪らなくスリリング

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首里関連

2010-03-20 18:13:46 | Art & Culture,Life

KYOKOART Gallery  

近頃ますます首里地域や首里高校関連の行事に呼ばれることが多くなり、自分がもしかするとそろそろ古式ゆかしき“ぺーちん顔”になってきてやしないかと不安になるこらいだ。少なくとも、どんどん『おじさん』化してるのは間違いないだろう(うぅ、かわいそうなウチのダンナ・・)。大体において、学校評議員などという大役が私に回ってくるのがギモンだが、ご指名頂いたからには任期中誠意を持ってあたらねば、と思っている

本土から帰省中の友人がお母様と一緒に画廊を訪ねてくれて、話の尽きない楽しいひとときを過ごさせてもらった。お母様は娘の友と知らずに毎年12月のリウボウ個展で絵を見て下さっていたそうで、不思議なご縁があるものだ。

思えば私たちの年代は、それぞれになかなか同級生とコンタクト取れない忙しさで、それもまだしばらく続くのだろうが、機会を作って集まると心が和んで良いものだ。そんなお互いを繋いでくれる素敵な夫婦が高校の同級生に居て、皆とても感謝している。飲み会を企画したり連絡とったりするのは、骨の折れる仕事である。最後に「楽しかった~♪」となるのは幹事の尽力あってこそ。私もいつも企画にのっけてもらうクチで申し訳ないが「次はいつかナ?」などと勝手に楽しみにしている

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卒業・イタリアン・史跡めぐりなど

2010-03-14 19:43:30 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery  

Sany0010先日は娘の中学卒業式。末っ子の卒業ということでさぞや感涙にむせぶだろうと大きなタオルハンカチを持参したが、ほとんどの子がニコニコ顔での明るい式典となり結局最後の花道まで泣くチャンスはなかった。特に娘の部活生たちときたら「ニコニコ」通り越し「ガハハハ」。風情のないこと甚だしいが、皆今後とも力強く生きていけるのは間違いなさそうで何よりだ
ともかく子供たちの長~い義務教育の期間を終えてホッとした。お世話になった教職員の皆様や地域の皆様、一緒に活動してきたPTAの皆様に感謝の気持ちでいっぱいだ。子供が巣立ってのちも、引き続き楽しいお付き合いをお願いしたいものである。

「お付き合い」といえば、このところワタシは様々な集まりに呼ばれて忙しい。毎週いくつかの用事で食事会や会合に出かけている。どれも楽しくお付き合いさせて頂いているけれど、そろそろ絵を描かなければ。。昨年みたいに展示会ラッシュでないのを良いことにサボりにサボっている有様で、このままでは名刺の肩書きも“画家”あらため“ばか”と書かねばなるまい
まあとにかく楽しい。昨日は画廊に米国人顧客の女性陣がお越し下さり、そのまま皆でイタリアンを食べに行き、結構長い時間を共に過ごしてホントに面白かった。国は違えど女性は大体たくましくて陽気で楽しみ上手だと思う。

Sany0031そうそう、先日の“首里を歩く会”その名も『みやらび民俗史跡さーくる』第1回目はこの冬一番の寒風吹く中無事敢行。引率下さった先生は歴史に詳しく文献に載らないエピソードも深く面白い。集まったメンバーは知った顔が多かったが「地域のことなら一家言あり」のクセのある(失礼)面々揃いといったところでますます面白い。2時間半かけて当蔵の御殿や御嶽を廻った。沖縄とは思えない気候で冗談抜きで凍えそうだったが、おしまいに大好きな“新垣ちんすこう”さんで熱いコーヒーとお菓子をご馳走になり充実のひとときだった
しっかり復習して、また次回を楽しみにしたいと思う。絵の制作にも大きな糧となるだろう(・・たぶんね)。

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掛軸と首里歩きと

2010-03-09 22:22:06 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery  

Attn:US customersHello!I appreciate for your usual concern on Kyoko's works.Regarding my ARTPRINT show on March I've announced ,the giftshop seems have to close for a while so the schedule this month would turn to be Not Fixed.I will announce about the schedule following the further notice.Thank you for your cooperation.Hope to see you soon!  Kyoko Nakamoto

去った週末、掛軸のご注文を下さっていた顧客ご夫妻が、受け取りにお越し下さった。
毎度おなじみ福島の掛軸工房「連」・村上さんによる素晴らしい表装が月桃紙に描いた墨絵を引き立ててくれて、お客様もご満足で本当に嬉しい限り。縁起物の掛軸。ご家族にたくさんの幸せが訪れるように心からお祈りしたい

なんだか冬が戻ったような気候。いきおい家篭りでダラダラしがちなところへ、ご近所でやはりお店を経営する女史より『首里を歩く会』へのお誘いが来た。不定期開催の会で、今回厳選(?)6名ほどの参加という。首里を知り尽くす識者御大がガイドをつとめて下さるそうで、知られざる名所旧跡とその歴史を学ぶ、かなり深いものとなりそう。専用のテキストもあるそうで、始まる前に入手して勉強しておいたほうが良さそうだ

はてさてどんな場所との遭遇があるのか、ワクワクと楽しみである

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