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クース(古酒)愛好会

2010-01-31 11:51:32 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery

Tenpo_011先日、ロータリークラブ有志の皆様が中心となるクース(古酒)愛好カラカラ会におじゃました
宜野湾の素敵な琉球料理店あしびJimaで開催され、古酒に一家言ある御大たちが無邪気に聞き酒を楽しんでいるのを眺めるのは実に楽しかった。ワタシは翌日を考えて車だったので一滴も頂きませなんだが、お料理を堪能させて頂いた。
女将さんによると、渦中の普天間基地入り口に位置する赤瓦も豪壮なそのお店はもと米軍将校のお屋敷だったそうで、隅々まで美しく改築されていた。屋敷に合う油絵が飾られ、居心地良いつくりになっている。

さてそのカラカラ会では、カーミ(甕)が開けられ貴重な古酒が種類も年数もいろいろ廻ってくるのを会専用の一合カラカラとお猪口で味わい、どなたも子供のようにはしゃいでいる。いや酒なんだから子供のようにと言ってはおかしいけれど、人は楽しいとき、年齢とわず同じ表情になるのだと納得

次回機会があれば、飲める体勢で臨みたいと思ふ

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首里高染織科 そめおり展

2010-01-30 12:51:39 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery  

Sany0085ご注文を頂いている「七福神墨絵掛軸」の絵が完成し、掛軸工房へ発送した。縁起物の掛軸なので、ご家族の幸せを願いながら筆を運んだ。表装の仕上がりがとても楽しみである

Sany0092先日、ご案内頂いていた首里高校染織デザイン科の3年生による「第50回そめおり展」を鑑賞してきた。沖縄戦で衰退した伝統工芸の復興を目的に1958年に誕生した首里高校独自の歴史ある学科である。これまで幾度か芸大や工業高校への統合案等が出たが、染織の工房主はもとより地域の声や関係者の尽力により続行となり、これまで工芸展受賞者や伝統工芸従事者を多く輩出している。
ワタシは、母校への愛着や学校評議員のひとりとして生徒の活躍が嬉しいというのも大きいけれど、伝統をふまえつつもフレッシュな感性による作品を見るのが毎年ほんとうに楽しみで出かけている
着尺と帯、タピストリー、合同製作の壁画と見応えたっぷりであるパレット久茂地の那覇市民ギャラリーで31日まで。

※写真上:墨のみで描き始め濃淡で整えて。写真下:中国水彩絵具で彩色。

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ガーデニング妄想

2010-01-29 12:48:32 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery

P201本当に出かける用事(しかも遊び)の多い今月である。
先日は、Y氏邸の女性バージョンのような素敵なお庭のあるプロの園芸家宅へおじゃました。
コンテナガーデンスタイルで知られる伊波京子さんのお話を伺いながら、充実のお茶会であった。誘って下さった女性は長いお付き合いの絵のお客様。彼女はいま郊外の土地に週末ガーデニングに通っていて、伊波さんのガーデンスタイルから学ぶものが多いのだそう

ナチュラルで大らかでありつつも都会的な彼女たちのお庭談義を聞きながら、サボテン枯らし女であるワタシすらも「ガーデニングに挑戦してみようかしら。画廊入り口にハンギングバスケットを下げて・・」と妄想たくましくしていたらダンナがひとこと。
「アンタの場合は“ガーデニング”じゃなく“サボテニング”でしょ。」
・・おやじギャグに座布団一枚

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Y氏邸

2010-01-26 12:55:46 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery  

Sany0061_2先日、カメラマン改め元気な“趣味人”Y氏邸へおじゃましてきた。
聞きしにまさる隅々まで好みに徹した棲家兼アトリエ兼工場(兼ジャングル)であった。建築士作品として雑誌等でも紹介されるスタイリッシュなお屋敷の奥の、こじんまりした手作り“飲み屋さんスペース”とジ オラマのようにライトアップされた“庭”が居心地満点。めったに飲めない離島の秘酒が林立し、美味しい肴と会話で最高に盛り上がった晩だった。

Sany0058 “趣味人”という職業があっても良いのだと、心から納得。

※写真上:NYの自然史博物館ジオラマさながらの山原原生林のそこここに、Y氏作のユーモラスな陶製人形が鎮座。写真下:庭で育つオオゴマダラの黄金色のさなぎをご馳走の上空で披露するY氏。

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七福神とSanta Cruz

2010-01-22 13:04:54 | Art & Culture,Life

仲本京子作品常設画廊KYOKOART Gallery

Sfuk21_2ようやくアトリエに落ち着いてアクリル画に取り組んでいる。年明けから全く何も描かない日が続いたので、ひょっとするとこのまま本物のダヤー(沖縄の方言で「だらしないヒト」の意)になってしまうのではないかと危惧したがなんとか立ち直った。しかし多分また第二次ダヤー余波がやってくるだろう。まぁ年女だし、ゆっくりいこうではないか。
さて、昨年リウボウ個展でも好評だった『七福神墨絵掛軸』の新たなご注文がお客様より入った。今年も早々に掛軸工房「連」村上さんとのコラボの機会を頂き、つくづく顧客に感謝である。まずは墨絵を美しく仕上げていくことからスタート。一文字などの布合わせが今から楽しみである。

米国で私もメンバーとなっているISAP(International Society of Acrylic Painting)のニュースレター最新号に、ワタシのことが記事になっていてビックリ同じくメンバーで、記事担当のMr.Bissettはワタシのアクリル画はとてもユニークだと言って下さる。取り上げて下さってとても嬉しい。
Sany0075 今年のannual showはカリフォルニアSanta Cruzのギャラリーで8月に開催される。2年前に参加したSan Luis ObispoでのISAP展は本当に楽しかった。今回のSanta Cruzはサンフランシスコに車で1時間と近く、空港も一箇所で済み便利な上、前回にも増してアート&ワイナリー三昧できそうなのである。大変そそられるけれど要検討。。近ごろのワタシにとって、海外に行くよりも愛車barchettaで沖縄一周ドライブするほうが魅力的だったりするのよね
Mr.Bissettはアイダホに住んでいて「(カリフォルニアは)車で2日もかかるから遠いんだよなぁ。。」と、これまたshow参加が億劫な様子。彼よりはワタシのほうが簡単にカリフォルニアへいけるような気がするのも変だけど、これも元来身軽なウチナーンチュならではの発想かしら

※写真上:リウボウ個展に出品した『七福神墨絵掛軸』。紅芋色のシルク地に一文字は江戸時代の古布。写真下:San Luis Obispoの美しい家並み。

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