キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

脊髄空洞症からの、学会に報告レベルの回復

2019-10-17 16:38:18 | ケガ・事故・病気

2019年10月17日(木曜日)

先週の3連休は、台風の影響で地域によっては大変なことになってしまい、お見舞い申し上げます。

全日本組もそんな中、九州熊本での第7戦・・・

参加の皆様・関係者の皆様・・・ご苦労様でした。

遠征から帰宅した自宅が・・・・!

自宅の敷地内に・・・・!

ガレージの屋根が・・・・!

と、お仲間関係からの連絡でした~

 

ここ最近は、直人の方も大きなニュースの無い状態で、日々のトレーニングを黙々と頑張っている様子でした。

夏前から、以前報告したように!

直人自身の希望もありましたので、もっと専門的にチェアスキーシーズン前に、トレーニングを増やしたい?

体の状態を細かく調べたうえで!

しっかりと充実させたメニューを作りたい?

 

と・・・・

 

いろんなチャレンジを始めました~

 

正式に始めるようになって・・・約2ヶ月が経過したところです。

 

定期的に健康診断じゃ~ありませんけど!

MRIを撮っています。

脊髄空洞症の問題も、解決したわけじゃ~ありませんからね~

常に、再進行の不安を抱えながらの生活です。

上記の画像は、数日前の画像(左側)と、トレーニング開始前の画像(右側)との比較です。

実は・・・・

専門家から言いますと、超~~~~~~~~~~~おどろくような画像の違いがあります。

注目してほしいのは・・・・

右の画像の、脊髄神経部分です・・・


脊髄神経内部に、下から不規則に薄い白い影(脳髄液)が伸びてきているのがわかりますよね〜?
これが直人を苦しめている、脊髄空洞症の影です。

埼玉医大の脳神経外科チームの手術で、残念ながら進行を止めることができずから・・・
都立神経病院での手術前に、ここまで進んでしまいましたが・・・

東京大学出身の谷口教授の考案された、谷口式の2回目の患者として・・・
手術の成功!・・・
これ以上の進行を止めていただく事ができて・・・・常時、経過観察中でした。


今度は、左の画像と比べて見てください。


その薄い白い影が、消えていますよね〜
脊髄神経内に進入して、脊髄神経を脳髄液が圧迫することで、直人の運動神経や、感覚神経へのダメージを与えている原因となっていたのですが・・・・
貯まっていた脳髄液が、抜けている(正常な状態に戻り出した)ことを意味しています。

拡大した画像では、脊髄神経内に脳髄髄液が貯まってた痕?が、線のように残っていることも確認できました。


では・・・・・・
なぜ、脳髄液が自然に抜け出したのか?

 

原因は、わかりません?

何が、良かったのか?

 

今は、想像での話になります・・・・

 

とにかく、直人の体の中で・・・

何かが起こり、良い方向へと動き出していることだけは間違えないようです。

 

しかし・・・

残念ですが、脊髄空洞症になってから進行が始まり、右の首から肩にかけての痛みや右腕の一部分に起こるしびれといった症状自体は、未だにまったく変りがないようです。

 

主治医の先生の話では、脊髄神経って~やつは・・・

動かなくなるのは速攻ですが、動き出すのには時間がかかるやっかいなところがある!と、聞きました~

今後も今のメニューを続けることで、この症状自体へのリハビリになることを期待します。

かなりハードなトレーニングを、週末以外は続けていますので!

上半身はもちろんですが・・・(現役時代とは全く違うライトマッチョだよ~)

画像のように首の縫い目が、伸びちゃって(皮膚の一番弱い部分が、筋肉が太くなることで影響を受ける)も~皮膚がかなり薄くなり・・・

トレーナーさんや看護師さんが、心配になるぐらいです。

 

動かすことができない腰から下の筋肉もUPしていて、太くなりだしているんですよ~

 

この2ヶ月で、怪我をする前とほぼ同じぐらいまで筋肉を戻しているようです。

脊損をすると、みるみる下半身がガリガリになってしまう患者さんがほとんどと聞いてますから、メニューを見直したことが吉と!出ていると、強く感じますね~

 

現役時代と比べても、ハードに頑張っている分、食欲だってかなり違いますから・・・

親的には、本当にうれしく感じています。

 

本人のチェアスキーへの取り組み方に関しては、できるだけの協力をするつもりです。

 

主治医の先生からは、これで脊髄空洞症が完治したとは、今の段階では言えないとのことで、手術をしてくださった谷口先生とも意見交換しながら判断したい?でした~

そこは難病指定されているレベルなので、さらなる検査をしながら慎重に経過観察を続けましょう・・・

とのことでした~

 

でも、前進してる感があって、本当にうれしい画像となりました。

 



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