キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

harris F1 PVMホイール交換

2019-06-25 16:03:05 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

2019年6月25日(火曜日)

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週末の時間が空いている時に進めているHARRISのレストア作業ですが!

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右の紫色のホイールは、今まで付けていたマービック(5.50-17)の特注の軽量化がされているマグホイール。

経年変化で、いたるところが腐食してしまい、空気が漏れてます。

ま~当然ですが、恐ろしくって使えません。

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で!ネットで見つけた左のホイールは、フロントホイールと同型のPVM(5.50-18)マグホイールです。

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元々、今回見つけたホイールとまったく同じ物が付いていたんですけど・・・

転倒の際に、縁石にぶつけてしまって!リヤホイールだけを、おしゃかにしちゃったんです・・・

当時の輸入元へ聞いた際に、ドイツ本国にリヤだけ1本の注文には応じられない!との回答で・・・がっかり。

知り合いのレース仲間からHONDA RS250用の、このホイールをゆずってもらい取り付けました~

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まさか?まさか?の・・・

フロントホイールと同機種用(YAMAHA FZR1000)のリヤホイール!

約20年以上ぶりに、1SETそろったって~話です。

 

まず、画像が無いんですけど・・・

ホイールベアリングを既存の20mmに変更するために、付いている18mmのベアリングを外します。

FFFに在庫していた新品のベアリングに打ち変え、これで20mmへの変更が終了です。

それに合わせてのインナーカラーも旋盤で20mmの物を1本新品で製作!

 ​完璧です。

FZR1000用に付いているディスクローターでは、既存のリヤブレーキとの径が違います。

よって、上の画像のように内側の寸法をホイール側の寸法に合わせるために、旋盤にて加工します。

さらに・・・

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ボルトオンできるように、ホイールへの取付穴の位置をマーキングしてから・・・

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フライス盤にディスクローターを固定して・・・

 ​画像のようにちょっと!無理やり的に!加工して・・・

上からボルトが入るようにスペースを加工しながら、固定できるように・・・

で・・・

 ​こんな感じで仕上げました~

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当たり前ですけど!

センターもくるいなくバッチリ!

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これで基本的には、スイングアームにリヤホイールを、入れることができるようになりました~

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さ~ここからは、車両に対してのホイールのセンターだし・・・

チェーンラインのチェックがあります。

最近のやり方は・・・?

古い人間なんで!知りませんけどね~

まずバイクを水平に置くために左右の角度を微調整して・・・

昔から、この画像のようにフレームのセンターを出して、錘をぶら下げて・・・

タイヤの中心部分にマーキングをした状態で仮組します。

中心に合わせた状態で・・・

まず最初に、チェーンラインを調べます。

画像のようにチェーンラインは、バッチリ出てます!

って~~~~当たり~前田のクラッカー!

元々この仕様のホイールを使っていたんで!バッチリ合うのは当然ですよね~

そこまでの確認ができたことで!

次の作業は、左右のホイールを組ませるために必要なカラーを削り出すことです。

チェーン側が1個。

リヤディスク側は、ディスクローターの内側に1個&外側のスイングアーム側に1個・・・計3個を製作します。

ノギスで寸法を測り・・・

ちょっと大きめのサイズで自分は作り・・・仮組をしながら微調整できる余裕を持たせます。

シャフトを締め付ける際に、この微妙な余裕があるとジャストフィットさせやすいと感じます。

これで最初の仕様のように、前後同じPVMホイール仕様に戻すことができました~

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前後ホイールが違うよりは・・・同じ方が、見た目だって綺麗ですよね~

前後の色が違いますけど、最終的には同じ色に塗り変えようと思います。

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さ~走らせるまでには、まだまだやらないといけないことが沢山ありますけど・・・

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楽しみながら作業を続けます・・・


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