キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

決戦・・前日。

2008-10-06 18:52:28 | レース参戦・観戦

すでに結果を見ている方も多いかと思いますが・・・

私的には、結果には満足していません。
H1・・・スタートですが、あまりにもお粗末で話になりませんでした。
その後の走りが良くてあたりまえ!
抜きにかかる時も甘い進入で、練習通りの走りとはいえません。
ま~その辺は、この後に・・・


前日の練習のお話・・・
4日土曜日は、早朝からレーシングチーム鷹のテント設営。
今回、直人がチームメンバーとして加入したことで、高木監督が皆さんへの顔合わせを含んで、初めてキッズスーパークロスでテントを出していただけたようです。

恐縮しながら、テントに入れさせていただき前日練習開始です。
直人のホームコースでもあるオフロードビレッジですから、表彰台は当然・・・勝ちを狙っての詰めの練習です。

午前のフリー走行時間・・ま~ま~の走り。
台数も多かった事もあり、思いっきりの良い走りよりは、細かいテクニック?を優先するような練習をさせました。
ウッドチップの影響なのは間違えないですが、とにかく路面はふわふわ。
短いストレートでもしっかりトラクションをかけて、アクセルを合わせていかないと、結果的にはタイムにつながりません。
アクセルもただガバ~っと開けても駄目です。
じわりと開けて自分がグリップを認識できるかが・・・大事。

コーナーの立ち上がりでのコントロールもレースの鍵になります。
いつもの走り方から、ふわふわ路面での走り方に変える?・・・が、簡単に出来ません。

午後の練習。
以前からこのブログにも書き続けている・・・ハンドル幅の問題。
今まで、ノーマルハンドルに私がこだわっていることも書いていました。
この約1~2ヶ月で、高木監督・鷹のIAIBライダー・先輩方・・・と、直人のハンドルが長すぎると、言われ続けていました。

この日の午後、鷹の先輩パパから・・・”直人にこのハンドル使わせてみたら?”と、社外の有名ブランドのハンドルを渡されました。

瞬間、正直に言います・・困りました。

明日レース。
残りの練習は2本。
この時点でうまくいかなかったら、午後の練習がパ~?
直人自身が戸惑ったらど~しよ~?
そんなことが頭をよぎりました。

しかし、私は先輩パパの話を聞いて、今まで言われてきた事と全く同じ話に・・・決断しました。
直人に説明をしてハンドル交換。

5分ぐらい遅れて、コースに入ります。
ドキドキしながら見守りました。
直人が位置を決めたのですが、少々ハンドルが寝てるかな?
そんな感じで練習が終了。

戻ってきた直人・・・”このハンドル、走りやすいよ~”と、ニコニコでした。
少しハンドルを上げ気味にし直して、最後の練習に望みます。
鷹の先輩方も”こっちの方がいいよ~”
直人も”コーナーの進入がスムース”だと言います。

この時点でハンドルの変更は本当に賭でしたが・・・
改めて先輩方の判断に・・・言葉で、言い表せない感謝でした。
いろんな事を沢山経験している方々に囲まれて、アドバイスをいただける環境は、本当に恵まれているんだな~と、実感しました。

で、最後の練習。

全体を通して、スタートからの3周タイムアタックを繰り返します。
かなり幅が狭いのは当然ですが、高さも一回り低くなりました。
その分、ジャンプの飛び出しでの体の動きもより大きくなり、コントロールするのが良いように感じます。
スタートもハンドルが低い分、いいかな~
グリップの握りに関しては、相変わらずイケイケになると駄目駄目ですがね!
出来ればも~数本、走りたいところですが・・・良い感触で練習が終了しました。

残りの2本、ハンドルの交換を知らなかった大先輩パパ・・・全ての練習が終わって整備をしていると・・・”お~い、なおパパ~直人のハンドル変えただろ~・・いい感じになったな~”・・・お見それしました。

本番の朝、遅刻をしたら?と、考え・・・この日はオフビにお泊まりしました。
私が直人に話していたことは、最終戦よりこのレースの結果が大きな影響がある。
ここの2戦が惨敗状態でしたから、最終戦の前に勢いを取り戻し、自分の走りをして最後につなげようぜ!

これだけレーシングチーム鷹も直人を応援してくれているのですから、結果を出さなかったら・・・クビですかね?

で、第10戦・・・勝負。


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