キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

ミニモト・その2。

2006-08-23 20:07:25 | レース参戦・観戦

さ~後半戦です。

お昼を食べて、直人君少々眠くなったようで、うとうとし始めています・・ヤバ?
昼寝をすると必ず転ける直人・・・心配です。

嫁に”寝るとまた転ぶよ!”・・と言われながらも眠たそうです。

65ボーイズのH2。
スタート位置は自分で真ん中を選択したようです。

後半は、嫁がスタートに付いて、私は写真係です。
正面から見ている感じでは良いスタートに見えたのですが・・・アクシデントです。
やはり昼寝が悪かったか~?1コーナーの手前で直人の横を走っていたキッズが転倒、ハンドルが直人の太股に当たり直人も転んで同時にお隣さんも転倒!
3台転倒です・・直人すかさず起きあがったところに、後ろから来た2台がぶつかって転倒。
直人・・おもいっきり後続車と人身事故状態ですっ飛び、頭から落ちてます。
瞬間”ヤバイ”と思いましたが、ゆっくりと立ち上がりももと、腕を押さえています。
そこにすかさず為父さんが駆け付けてくれて、”直人~がんばれ~”と大声で叫んでくれてます。
私も直ぐに駆け付けましたが、手は出しません。
負けるな~がんばれ~と横で声援を贈ります。
うなずく直人・・・頑張って自分でバイクを起こし、痛い足をかばいながらキックを踏み続けます。
エンジンに火が入り、再スタートです。
行け~これからが勝負だぞ~
自分の子供ながら、良く頑張って走り出したと思い、ジ~ンとしましたね!

その後の追い上げはすごいものがありましたね。
最初からこのペースで走っていれば・・1位?
すごい勢いで追い上げています。
どん尻から5位でフィニッシュ。
ナイスファイトの一言です。
テントに戻り直ぐに傷の手当てです。
足はかなりひどく紫色・・・と擦り傷です。
腕・腰も1部、紫状態。
消毒をして冷やしますが・・本人、自分でも頑張ったようで、少々興奮気味に追い抜いていったところを仲間に説明しています。
転倒して直ぐに起きあがれなかったキッズの事も心配だったようで、周りの人たちに色々と聞いていたようです。
スタートからのライン取りは、一番アクシデントが起きやすいところです。
これも経験ですね。

さ~少々休憩をして、65スーパーです。

スタート位置に向かう直人を見ていて・・あれ?
”直人ストップ・・・待て~”と叫びます!
リヤタイヤがゆがんでいるように見えたからです。
直ぐに駆け寄ってリヤホイールを確認すると・・・スポークが2本折れていて、前後のスポーク6本が明らかにゆがんでいます。
リム・タイヤには、ぶつかった後がくっきりと残っています。
先ほどの転倒の際にこの様な状態になったのでしょう。
レース中にスポークが折れなくて本当に良かったです。
しかし、直人はスペアーを持っていません・・リタイヤかと思っていたところに、うちのホイールに交換して走れば間に合うよと・・・横で天使がささやきます。
お~ケンパパ・・・あんたは最高だぜ!
速攻で交換して、スタートに向かう直人に一言”ケンケンのホイールをはいているんだから半端な走りは見せられないぞ・・みんなの期待に応える走りを見せてくれよな”・・・うなずきます。

さっきの勢いで走れば良いポジションに付けるのではと、期待していたのですが・・・スタート、ま~良かったかな~ぐらいな感じで、8~10番手ぐらいを走行してます。
徐々に詰めては抜く・・・前を走るキッズの転倒もあり、5位まで順位を上げます。

しかし、H1と同じパターン?
そうです、後ろからしゅうほ君がどんどん追い上げてきます。
直人は気が付いていません・・・・やばやば!
今度もお約束、最後の最後でパスされて6位でフィニッシュ。
しゅうほ君と一緒に走れるぐらいになれば、直人もたいしたものなのですが・・・

65ボーイズは総合で5位。
65スーパーは総合で8位の成績で終わりました。

しかし、あれだけのアクシデントを乗り越えて走った直人、65全クラス合わせてラップタイムでは三浦君に続き2番手の好タイム。
それに、良き仲間に囲まれて、最後まで走れただけで、十分なレースでした。

表彰台には上がれませんでしたが、ニコニコ帰れます。

暑い中、スタッフの皆様・・本当にお疲れ様でした。
参加した方々、またよろしくお願いしま~す。