撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ありがとうブッチ 

2013年10月03日 | ブッチ
ショックで、なかなかブログを書く事が出来ませんでした。

ブッチが8月16日に天国に逝ってしましました。

今年も7月から鳥取で過ごしていました。
1月に脳の病気で倒れてから薬が離せず、毎週病院へ通っておりました。

鳥取に行く時も、奈良の病院での血液検査の結果と診断書を持ち、行きつけの動物病院へ通っていました。
でも、頻繁に下痢をするようになり、食欲も無くなり、肝臓の数値も悪くなりました。
そこで、肝臓に対応した缶詰に変え、薬も飲み、出来る限りの対応をして貰っていたのですが、急にガクッと悪くなりました。
検査の血液も取れないほど血管が細くなっていました。
蛋白漏出性腸症といわれましたが、エコーを撮ってみると、肝臓、胆嚢辺りに腫瘍もあるようでした。

7月下旬から毎日、点滴と注射(ステロイド・胃腸消化剤・強肝剤・抗生物質)を射ち、それに吐き止めや利尿剤の注射も加わる日もある、痛い可哀相な日々を送りました。
二人の先生が対応して下さり、注射もなるたけ痛くないように気を配って下さったのは有り難かったです。

一時は、腹水でお腹もパンパンに膨れたのですが、先生達の処置のお蔭で腹水も取れ、8月10日からは食欲も出て来ました。
皆でローテーションを組んで寝ずの看護をし、皆の必死の介護と祈りが通じて奇跡が起こったと思いました。
ブッチ自身も必死で生きようとしていましたし、我々も復活を信じていました。
しかし、15日夕方から急に容態が悪化し、呼吸が苦しそうになり、16日の午前1時30分、ついに天国に召されてしまいました。

8月16日、この日は11年前にブッチが家に来た日です。
我々の元に来た日と同じ日に逝ってしまいました。
不思議な気がしました。そして、あの苦しさの中で頑張っていたブッチの意志を感じました。
お盆なので家族全員集まっており、皆に看取られながら、私の腕の中で息をひきとりました。家族全員、号泣したのは言うまでもありません。家族ですから。
そして、この日は我々にとって一生忘れられない日となりました。

一時は痩せていたのに、亡くなった時は元気だった頃のふっくらとしたブッチに戻っていました。


それから葬儀をしました。
今はペットの葬儀社もあるんですね。

火葬場に行くと、お坊さんがいないだけで、他は人の時と全く同じに進んで行きました。



焼き場の入口は、一番端でした。





骨壺も販売していました。

分骨をして奈良に持って帰りたいので、ネットで分骨用の天使の骨壺を買いました。
ブッチは我々にとって天使のようでしたから。
本当に幸せな日々を過ごさせて貰いました。
ブッチを介してお友達も出来ました。
子供の頃はお転婆だったけど、お利口さんで空気も読めて、手もかからない子でした。
旅行に連れて行っても、困った事なんて一度もありませんでした。
ブッチには感謝の気持ちでいっぱいです。


「ブッチ、皆を幸せにしてくれてありがとう。」






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