撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

大山崎山荘美術館&宝積寺

2012年04月05日 | 絵画
大山崎町天王山中腹にある”アサヒビール大山崎山荘美術館”に行って来ました。

今は”蘭花譜の誕生”という企画展らしく、木版画の蘭の日本画が沢山展示してありました。(5月27日まで)
一つの木版画を制作するのに150~200回木版を刷るらしく、その完成度は素晴らしかったです。

ここの美術館には駐車場はなく、無料のバスがJR山崎駅から美術館まで出ています。
駅から15分と書いてあったので歩いて行きましたが、なかなか急な坂でした。
健脚でない方はバスを利用した方が良いかも。




     大山崎山荘のトンネル

10時から開きます。少し早く着いたのでトンネルの門が閉まっておりました。


トンネルを抜け、坂道を歩くと建物が


 ここには無料コインロッカーがあり、荷物を預けるようになっていました。




      表門


表門を抜け少し歩くと、山荘美術館が現れて来ました。



      山荘美術館(本館)







      本館と新館をつなぐ廊下

大正から昭和初期にかけて造られた英国風個人邸宅だった本館と、安藤忠雄氏設計による新館をつなぐコンクリートで裏打ちされた廊下。



      新館の屋根
新館は景観を損なわないように地下に作られています。


新館にはモネの絵画が展示してあると聞き期待していたのですが、今回は企画展が主で2点の”睡蓮”だけの展示でした。
モネの作品は8点所有しており、いつもはもう少し展示してあるそうです。
(館内は撮影禁止)




       テラスから見た景色

向こうの淀川が見渡せます。
喫茶室もありテラスでコーヒーを飲みました。



       庭から見た山荘美術館



 「ボールをつかむ鉤爪の野兎」バリー・フラナガン作
庭にあった兎のブロンズ像。
う~む、やせた兎さんがボールに爪立ちですか…



【宝積寺(ほうしゃくじ)」】

美術館のすぐ側に「宝積寺」があります。
聖武天皇勅願により724年に行基が建立したと伝えられていますが、今は別名「宝寺」として金運にご利益のある開運の寺となっているようです。




        三重の塔



        本堂

境内にこのようなポスターが


「お金が湯水のように湧き出てくる」、開運パワースポットのありがたいお寺なんですね。



         釣鐘堂