哲が旅立ちました

5月18日午前8時40分頃、哲が息を引き取りました。

哲がリンパ腫と診断されてから約2ヵ月。
静かに旅立っていきました。
13歳7ヵ月の生涯でした。


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金曜日の午前中まではふらつきながら立ち上がって自力で水を飲むことができていましたが


その後はずっと横になっている状態でした。


お昼の排泄で外に出した時にはほとんど歩くことができず、半分座ったような姿勢でおしっこをしました。


芝生の上で横になる哲。


その日の午後になると全く立ち上がることができなくなってしまいました。

午後、寝たままの状態で排便。
夜はシリンジでスープ5ccとおもゆ10ccだけ飲みました。
その後は時々顔を持ち上げるものの起きあがることはできず、排泄のため抱っこで外に出しても力なく横たわってしまい排泄せず。
呼びかけには反応していましたが、またすぐに眠ってしまう状態でした。

深夜から土曜日の朝までの間に何度も水を欲しがったのでそのたびにシリンジで少量ずつ飲ませました。
眠れないのか小さな呻き声を出して呼ぶので、寝室で哲を膝に乗せて朝まで過ごしました。
朝までの間に、敷いていたシートに数回の排便と大量の排尿がありました。

朝4時半。
哲を寝室からリビングに移した頃から次第に意識レベルが落ち始め反応が鈍くなりました。
もうお水も欲しがらなくなり静かに眠っていました。

その後、寝ていた哲が嘔吐し、少量排便。
そのまま呼吸が止まりました。

本当に穏やかな最期でした。
痛がることも苦しがることもなく徐々に体の機能が衰えてきて、私達家族に少しずつお別れの心構えをさせてくれた哲。
一昨日の夜に小さく呻き声を出したのは哲の最期のわがままだったのかなと思っています。
食欲は落ちても亡くなる前日まで外で排泄し、カートでお散歩にも行った哲。
本当に立派でした。

哲と暮らした13年間、私達はとても幸せでした。
我が家にあずきやとんやいぶきを迎え、保護犬の預かりを続けてくることができたのもリーダーの哲がいてくれたからだと思っています。

哲。
今まで本当にありがとうね。





これまで哲を可愛がってくださった皆様、哲がお世話になった皆様、本当にありがとうございました。


誠に恐縮ですが、哲へのお花は辞退させていただきます。
皆様のお気持ちだけありがたく受け取らせていただきます。