タイトル:少年達の密室 著:古処 誠二
突然の大地震により地下駐車場に閉じ込められることとなった教師と生徒7人。
暗闇の密室の中で、一人の少年が殺される。
誰が、どのようにして-
てな感じのものなのですが、閉じ込められたのは学内でも我が物顔で傍若無人の限りを尽くす
生徒と、それに対立する生徒とかで、教師も含めいじめ問題や学校の体質等も関わってくる。
殺人の謎解きというよりも、そういったいじめ問題にからんだ少年達や教師の心情や
震災により暗闇の密室に閉じ込められたという極限状態が交錯して、そういった時の
それぞれの行動や考えが、早く続きを読みたいと非常に読み手の興味をそそる。
そして、最後のどんでん返し的要素も。
ミステリというよりは学校という閉じられた空間における諸問題を
取り上げている作品というように感じるかも。
この作者の作品は初めてなんですが、読み始めたら非常に面白くて予想外に嬉しい誤算。
お薦めできますよ!
総評 : 8.5点
青春度 : 8点
突然の大地震により地下駐車場に閉じ込められることとなった教師と生徒7人。
暗闇の密室の中で、一人の少年が殺される。
誰が、どのようにして-
てな感じのものなのですが、閉じ込められたのは学内でも我が物顔で傍若無人の限りを尽くす
生徒と、それに対立する生徒とかで、教師も含めいじめ問題や学校の体質等も関わってくる。
殺人の謎解きというよりも、そういったいじめ問題にからんだ少年達や教師の心情や
震災により暗闇の密室に閉じ込められたという極限状態が交錯して、そういった時の
それぞれの行動や考えが、早く続きを読みたいと非常に読み手の興味をそそる。
そして、最後のどんでん返し的要素も。
ミステリというよりは学校という閉じられた空間における諸問題を
取り上げている作品というように感じるかも。
この作者の作品は初めてなんですが、読み始めたら非常に面白くて予想外に嬉しい誤算。
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総評 : 8.5点
青春度 : 8点