タイトル:家族計画 ~心の絆~ 機種:PS2
2005年2月24日発売
主人公、沢村司は家族の温もりを知らないまま世間の冷たい風にあたってきたせいで
排他的で孤高な人間に育ってきた。
家族などいらない、人は一人で生きていける、自分は一人でいいと-。
そんなある日、路地裏で一人の行き倒れの少女を拾った。
その彼女との出会いをきっかけに、次々と集ってくる様々な問題を抱えた連中。
彼らは生きるために結束し、相互扶助計画、『家族計画』をはじめるが、はたして彼らの行方は
と、いうのがストーリーの骨組みとなるでしょうか。
ストーリーを進めていく中で時折出てくる選択肢を選んでシナリオが展開していくという、
システム的にはなんの変哲も無いものなのですが-
シナリオが抜群に良い のですよ。
家族とは、絆とは、というようなところがテーマになるのですが、これが泣ける。
ストーリー攻略対象となるメインキャラは5人いるのですが、それぞれがそれぞれで良い。
正直、抱えているモノは重い。でもそれだけに収束していく終盤はもう・・・
途中がかなり長いですが、それゆえに人間関係の推移や特に主人公司の心の推移とかが分かって
それが良いかと思います。
シナリオとしては、個人的には”準シナリオ”が秀逸!
実は最初はPC版でクリアしているのですが、その時は本当に泣いてしまった。比喩ではなく、
涙こぼして泣いたよ。 ゲームで泣いたのって初めてだよ!
それくらい準シナリオにはやられた。PS2版でもやっちまったよ、知っているのに・・・
ちなみにPS2版では追加として『久美景』シナリオがある。景好きとしては楽しみにしていた。
どこかの雑誌で、「景シナリオをシリアスにすると結局準と同じ内容になるから、全然違う明るい
ノリにした」とあったような気がしましたが、まあ確かにそうなんでしょうが、もう少し
掘り下げてくれたほうが嬉しかったかな?明るい内容でいいから、景とのエピソードがもちょい
欲しかった。
総評 : 9.5点(ゲームで初めて泣かされた)
キャラクター : 9.5点(脇役も良い)
「人は一人でも生きていける。でもそれは、ただ生きているだけに過ぎないんだ」
2005年2月24日発売
主人公、沢村司は家族の温もりを知らないまま世間の冷たい風にあたってきたせいで
排他的で孤高な人間に育ってきた。
家族などいらない、人は一人で生きていける、自分は一人でいいと-。
そんなある日、路地裏で一人の行き倒れの少女を拾った。
その彼女との出会いをきっかけに、次々と集ってくる様々な問題を抱えた連中。
彼らは生きるために結束し、相互扶助計画、『家族計画』をはじめるが、はたして彼らの行方は
と、いうのがストーリーの骨組みとなるでしょうか。
ストーリーを進めていく中で時折出てくる選択肢を選んでシナリオが展開していくという、
システム的にはなんの変哲も無いものなのですが-
シナリオが抜群に良い のですよ。
家族とは、絆とは、というようなところがテーマになるのですが、これが泣ける。
ストーリー攻略対象となるメインキャラは5人いるのですが、それぞれがそれぞれで良い。
正直、抱えているモノは重い。でもそれだけに収束していく終盤はもう・・・
途中がかなり長いですが、それゆえに人間関係の推移や特に主人公司の心の推移とかが分かって
それが良いかと思います。
シナリオとしては、個人的には”準シナリオ”が秀逸!
実は最初はPC版でクリアしているのですが、その時は本当に泣いてしまった。比喩ではなく、
涙こぼして泣いたよ。 ゲームで泣いたのって初めてだよ!
それくらい準シナリオにはやられた。PS2版でもやっちまったよ、知っているのに・・・
ちなみにPS2版では追加として『久美景』シナリオがある。景好きとしては楽しみにしていた。
どこかの雑誌で、「景シナリオをシリアスにすると結局準と同じ内容になるから、全然違う明るい
ノリにした」とあったような気がしましたが、まあ確かにそうなんでしょうが、もう少し
掘り下げてくれたほうが嬉しかったかな?明るい内容でいいから、景とのエピソードがもちょい
欲しかった。
総評 : 9.5点(ゲームで初めて泣かされた)
キャラクター : 9.5点(脇役も良い)
「人は一人でも生きていける。でもそれは、ただ生きているだけに過ぎないんだ」