心はいつでも青信号!

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ファイアーエムブレム トラキア776

2005年08月21日 11時09分48秒 | ゲームレビュー
タイトル:ファイアーエムブレム トラキア776  機種:SFC

ファイアーエムブレムシリーズ史上、最恐最悪難度といわれている本作。
ROM版も出ていますが、そもそもニンテンドーパワーでの書き換えソフト
という時点で、初心者お断りの匂いがぷんぷんしております。

私もこれで始めてNPやりました。でも恥ずかしくて地元では出来ず、
ちょっと遠いところで、微妙にさびれていて客の少ないところでやりましたよ。

しかし、それだけ苦労して?でも手に入れた甲斐があったというくらい
やり応え満点、何回、泣きそうになったことやら。
基本はFEシリーズなので同じなのですが、何が違うってとにかく
貧乏だということ。最初は軍資金ゼロですから。で、どうするかというと
敵を「捕らえて」武器を奪うこと。しかし、この「捕らえる」だって
簡単にはいかない。捕らえようという攻撃をすると、攻撃者の能力が
半減する。しかも、自分より体格の劣るキャラじゃないと捕らえられない。
どうなるかというと、斧系の命中率が低めのユニットで捕らえようと
せざるをえない。(特に序盤は騎馬系も少ないので)
で、攻撃力も半減するから、相手のHPを削っておかないといけない。
これだけでも厳しいよ。

そして、次の問題は「疲労」。疲労がたまると、次のマップに参戦
できないという。だから、どんなに強くて便りになるキャラでも、必ず
どこかで休息が必要になる。他のFEシリーズと違って、固定メンバーで
戦う、というわけにはいかないのです。
しかも、このマップにはこのユニットが必要(仲間にするためとか、
攻略のうえで居ないと辛いとか)というのがあるので、変なところで
疲労がたまって出撃できなくなると、マジで泣くはめに。

マップは序盤から手強く、1章はともかく、2章くらいから初心者なら
苦しむかも。まあ、エーヴェルとかフィンとかダグダを使えば、
大丈夫なんですけれど、それでは後々厳しくなるだけですからね。
序盤は魔法使いが味方にいない、というのも厳しいところですね。

仲間を増やすのも、単純に話せば仲間になるキャラだけじゃなく、
殺さずに捕らえてクリアすることにより仲間になったり、条件も厳しいです。

キャラクター的には、マリータ最強!という気分で。
あとはサラ、リノアン、アスベルの魔道士軍団。他は好みかなー?
騎馬系の方が戦闘は有利だけど、室内戦では馬を下りて徒歩ユニットに
なるから、騎馬系とそれ以外を上手に揃える必要がありますね。
マップによっては、いかに早く特定の場所に行けるかとか、特定の敵を
倒せるかとかあるので、その場合は移動力のあるユニットが有利だし。
ま、クリアだけを考えるならいいのですが、アイテムとか色々欲しいとね。
あと、捕らえたり担いだりするのに「体格」が重要なので、
今までは敬遠されがちだった斧系ユニットが結構重宝します。

あとレベルアップ時、ごくたまに移動力があがることがあって、
これが嬉しいですね。本当に、あと1マス進めれば攻撃が届くのに、とか
逃げられるのに、とかあるし。それ以外では守備力が上がると嬉しいです。

長々と書きまくっていますが、それくらい思い入れがあるし、
やり応え十分のゲームです。
NPだからこそ出せたのではないか、と思いますし、そういう意味では
NPよくやった!という気分です。

今もまた、再プレイし始めていたりして・・・
(2章外伝でいきなりリーフ死んでしまいましたよ!)

書こうと思えばまだまだ書けるくらいの思いはあるのですが、
まずはこの辺で。

総評    : 9点
難易度   : 9.5点