岡崎ラスト。
真宮遺跡近くのバス停から、バスに乗って東岡崎駅へ。
歩いても30分弱なんだけど、ちょっと時間が無かったのでバス利用です。
蒲郡・岡崎の正月詣でのラストは、
ここから徒歩で5分少々。
六所神社に到着です。
冬期の15時半なので、あまり余裕はありません。
撮影もそろそろ限界。
駆け足で廻ります。
手水舎
神馬さん。
1688年造営の楼門(国の重文)は、残念ながら修理中。
(※2017年1月6日現在)
写真中段、権現造の絢爛豪華な門がそうなのですが、
参拝したのは1年半前なので、たぶん今ならもう見られるかな?
安産祈願の絵馬がいっぱい。
日暮れ間近の境内で朱色に輝く拝殿。
特に木々に囲まれた境内を写すにはギリギリの時間帯ですが、
日の傾きかけた16時前後って、
10時・14時あたりと同様に、社殿にいい影を作ってくれるんですよねー。
拝殿・本殿・幣殿ともに、国の重文です。
寛永11年(1634年)、徳川家光の命を受けて改築された、
華麗な彩色を施した権現造の社殿。
つい最近お手入れされたようで、
ただでさえ豪華絢爛な社殿が、
眩しいほどに煌びやかなお姿になっておりました。
御祭神:塩土老翁命、猿田彦命、衝立船戸命、太田命、興玉命、事勝国勝長狭命
あちらこちらで葵の御紋にお目にかかるのは、徳川家康の産土神だから。
この岡崎・六所神社には元宮がありまして、
それが、豊田市松平郷(松平氏(徳川氏)発祥の地)に鎮座する、
六所神社です。(明治までは六所大明神と称す)
1337年、松平宗家初代:松平太郎左衛門親氏が、
奥州の鹽竈六所明神を松平郷の六所神社に勧請。
そして1500年代半ば、
松平郷の六所神社の御祭神六柱のうち、三柱をここ岡崎に勧請し、遷座。
猿田彦命・塩土老翁命・事勝国勝長狭命を分祀しました。
御祭神名がたくさん出てきますが、
つまるところ、「クナトノ神」一柱なんだろうね。
個人的に岐神が大好きなので、
それもあってこちらへお邪魔した次第です。
ほんとは、元宮である豊田市の六所神社へも行きたいのよね。
でも車でないとちょっと無理っぽいので、
いつか機会があったらぜひ、上宮・下宮ともに参拝してみたい。
それにしても綺麗な社殿だなあ。
ため息でるわ・・
どちらかというと、
朱塗りより素木のシンプルな社殿が好みで、
あまり豪華なのは惹かれないんですけど、
ここは特別。
日に照らされて一層輝いて見えるからか、
とにかく美しいのです。
いつまでも眺めていたいと思わされる、
素敵な光景。
朱っていいなぁと改めて思いました。
本殿・弊殿
こちらも煌びやかな本殿。
繊細な装飾と鮮やかな色彩が本当に素晴らしい。
もっと間近で見てみたいな。
こんなん塗るの、楽しそう。
境内にひっそり立っていた、しおがま桜。
天然記念物だそうです。
塩竈桜は宮城県塩竈市の志波彦神社・鹽竈神社に
たくさん植えられているようで、
調べてみると、やはりそちらから贈られた木を植樹したものらしい。
大木になって満開の八重桜を咲かせているところを
いつか見てみたいです。
そばに遥拝所もありました。
三晃大黒社
神楽殿
冬場の16時台ということで、参拝的にも撮影的もギリの時間帯でしたが、
正月詣での最後に、心洗われる美しい光景に出合うことができました。
岡崎は見るべきところがまだまだ沢山あるんで、
また近いうちにお邪魔します
そして、いつか宮城の志波彦神社・鹽竈神社へも行ってみたいな。
・・遠いけど。( ;∀;)