等彌神社の途中ですが、2017年京都紅葉旅の記録を。
(2017/11/25訪問)
(上賀茂神社)
この日は、上賀茂神社(賀茂別雷神社)、下賀茂神社(賀茂御祖神社)・河合神社、
圓徳院、高台寺の4か所を訪れました。
うち、上・下賀茂社の一部と、
ライトアップ目的で訪れた圓徳院と高台寺の記事をUPいたします。
※本記事で当日の流れをさらっとご紹介しますが、
掲載している写真は全て、上下賀茂神社・河合神社・糺の森です。
(上・下賀茂社の本編はまたいずれ・・。)
実は当初の予定では、下賀茂神社の後に東寺が入っていましたが、
下賀茂神社&糺の森に長居しすぎて(2時間のつもりが3時間に(笑))、
急遽予定変更。
しかしこれが後々、高台寺の長蛇の列に並ばずに済むという幸運につながります。
上・下賀茂社の参拝を済ませ、出町柳駅に着いたのが15:30頃。
京阪電車で祇園四条駅まで行き、
徒歩15分ほど先にある圓徳院・高台寺を目指します。
そして、16:15頃に高台寺に到着。
この時間でも人いっぱいでした。
ライトアップ開始まで境内を廻ろうかなーと思っていたところ、
“今入場すると、17時からのライトアップ前に一旦出ていただく事になります”
と、寺院の方よりアナウンスが。
通常拝観 → 夜間拝観 と連続して滞在することは出来ないのですね。
ライトアップ(夜間拝観)を楽しもうと思ったら、
改めて入場しなおして拝観料を再度支払う必要があるので、
このタイミングで中に入るのは勿体ない。
しかも17時までまだ40分以上あるし、
だったら先に圓徳院へ行こうかなぁーとふと思い、移動しました。
ということで、高台寺の向かい側にある圓徳院へ。(ライトアップ開始は日没後)
こちらは人も少なくて静か。
受付では、
「圓徳院と高台寺の共通券を購入されると、
高台寺入場で並ばずに済みますよ」と言われました。
“高台寺入場で並ぶ”という事を知らなかったのと、
どのみち両方入るつもりだったのとで、
言われるままに共通の拝観券(圓徳院・高台寺・掌美術館で900円)
を買って中へ。
なお、単独での拝観料はそれぞれ、
圓徳院:500円
高大寺:600円
なので、個人的にはこの時点でも十分お得でした。
(下賀茂神社)
寺院内を巡り、国名勝指定の北庭へ。
庭前に座り、ぼーっと庭の紅葉を眺める。
何も考えず、何もしない。静かな時間。
こういう、のんびりかつ優雅なひとときを愉しむって最近なかったなあ。
薄暗くなるとともに明かりが灯り、ライトアップ開始。
しばし美しい庭園を眺め、17時過ぎに外へ。
さきほど上った高台寺へ続く石段へ行くと、
「この時間は降りる方専用になっていますので、右手の公園から入場して下さい」
と、係の男性がアナウンスしていました。
なんかよくわかんないので、
再度、圓徳院の受付女性に高台寺の入場方法を尋ねてみる。
「共通入場券を持っている方は、入場券を買う人の列には並ばずに、
行列の横を通ってまっすぐ中へ向かって下さい」
とのこと。
言われた通り進んだところ、
公園およびその先にある階段に、入場券購入のための長蛇の列が。(17:15頃)
おそらくこの時点で、入場券を買うのに1時間はかかると思われます。
列に並ぶ人々を尻目に、境内に向かって前進。
結果、
言われた通り、待ち時間ゼロで中に入れました。
(糺の森)
なお、夜間拝観を終えて1時間後(18:15頃)に外へ出ると、
入場券購入のための列はさらに伸びていました。
最後尾の係員さんに聞いてみたところ、「2時間待ちです」とのお返事。
ひゃーーー。
入場するまでに2時間じゃないですからね。
“入場券を買うまで” に、2時間です。
そこからさらに、入場待ちの列が待っているのです。
なんすか、それ。
本来なら、上・下賀茂神社のあとに東寺、そのあと高台寺、圓徳院・・
と移動するつもりでしたので、
当初の予定通りなら、高台寺到着は18時過ぎ。
もしそうならきっと2時間待ちに耐えられずに引き返したでしょう。
何が目的であれ、行列に並ぶのは30分が限度なので。
そんなわけで、
下賀茂神社で3時間要したことが、圓徳院・高台寺の共通券購入につながり、
結果として、待ち時間ゼロで高台寺のライトアップを楽しめたという。
賀茂の神さん、ありがとう。
東寺はまた次回、おそらく来春の桜の時期にでも再チャレンジするとして、
今回、偶然が重なって素晴らしい夜の景色に出会えたことに、
心から感謝したのでした。
(河合神社)
つづく。