水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

高山市 2 水無神社-2 <岐阜県高山市一之宮町>

2015-04-30 | ├ 岐阜(ひとり旅)

 

水無神社つづき。

 

 

 

 

 

末社 白川神社 (御母衣ダム水没の白川郷より奉遷)

御祭神:菊理姫命 

 

 

 

 

御神木:ネジの木

 

 

この木は、伐ることが決まったその夜、一夜にしてねじまがってしまった。

神の祟りと怖れられ、その後は当社の木が切られることはなくなったということです。

 

 

穏やかな境内にいると想像もつきませんが、
1773年の「安永騒動(大原騒動)」では、神社が農民の決起集会の場所となり、
それにより、神主4人が捕らえられて磔にされています。

 

 

また、1945年には名古屋市の熱田神宮の御神体(天叢雲剣)が、
戦災を逃れるため1カ月ほどのあいだ水無神社に遷座していました。

一時避難の甲斐あって、天叢雲剣はその後無事に熱田さんへ。

 

 

神馬舎

黒と白の木造神馬2頭が安置されていますが、
天気良すぎるもんだから、風景がガラスに反射してほとんどわかりません・・。

しかも写真とってる自分まで映っちゃってたし(´-ω-`)。

 

黒=「稲喰神馬(黒駒)」・・毎夜外へ出て農作物を荒らすので、村民が黒駒の両目を抜き取った。

白=「祈晴神馬(白駒)」・・祈晴の神馬。

 

 

御神木の老杉(県指定天然記念物)

樹齢はおよそ800年。

 

 

絵馬殿(旧拝殿)

 

 

 

この社殿も、さまざまな歴史の流れを見つめてきたのでしょう。

当時の人々の思いを、私なんかが軽々しく口にしてはいけない気がします。

 

 

こちらの神社は、はじめ想像していたよりも、陽の空気であふれている場所でした。

陰と陽のバランスがうまく取れてるのかな。

 

 

 

静穏さのなかに強い動を含んでいて、いつでも動き始めることが出来るようなかんじ。

準備万端、いつでも来いやーみたいな。

・・って、なんだそれ。うーん、うまく表現できないなぁ。

 

あ、そうだ。

静かなる闘志?が湧いてくるっていうか、
ゆーっくりと自信がみなぎってくる感じ。かな。

そんな素敵な神社でした。

 

 

では、またバスにのって高山駅方面へ戻ります。

 

 

歩道橋から眺めると、道路の左側、バス待ちの人が結構いました。

 

 

 


(水無神社 御朱印)

 

 

つづく・・。

 

 

 

 


この記事についてブログを書く
« 高山市 2 水無神社-1 <岐阜... | トップ | 高山市 3 櫻山八幡宮-1 <岐... »
最新の画像もっと見る