諏訪大社前宮ラスト。
汗かきながら坂をのぼると、それらしき場所がみえてきました。
振り返るとこんなかんじ。どうみても普通の町並みなんですが・・
はたして道中も引きつづき境内だったんでしょうかね?それとも参道??
いまいちここの敷地感がつかめません。
御柱も立ってます。
拝殿まえに立つイヌシデの木。
ここは藤蔓が巻きついてる木が多いですね。
イヌシデって変わった名前だよなーとおもって調べたら、
和名の由来は、花の垂れ下がる様子が注連縄などに使われる紙垂(しで)に似ているから
だそうです。
花の写真みると、確かにそうかも。
拝所
御祭神:八坂刀賣神、御左口神(御社宮司神)
背後にある本殿には、建御名方神の后である八坂刀売命のお墓(神陵)もあります。
現在の本殿は伊勢神宮式年遷宮時の古材を拝領して造られたとのこと。
一見するとありがたーいお話も、諏訪神的にはどうなのかしらとふと思う。
よその神さん、別ルーツの神さんであろうと、今はそこがNO1の地位なのだからしょうがないか・・。
序列ってそういうもんだ。うん。
境内には清流水眼(すいが)川が流れていました。
川のせせらぎが心地よくて、心まで洗われるような気がします。
とても冷たくて、澄んだお水でした。
これを手水として使えるなんて贅沢すぎる。
前宮は、本宮に比べると訪れる人も少なくて落ち着いた場所ですが、
その分、神々しい空気のなかに存分に浸ることができます。
本来の神社の姿がここにはありました。
社叢がないのにこれだけ神がかった空気が流れている神社は、自分のなかでは稀です。
あちら(本宮)が神陵で、こちら(前宮)が祭祀場
という仮定の位置づけが体感できたような気がします。
で、ヌシはというとやっぱり御社宮司神だよなー。
さて、次の目的地は諏訪市に鎮座する先宮神社です。
本来ならここから茅野駅まで歩いて電車に乗り、一区先の上諏訪駅で降りる予定でしたが、
なにしろ本宮で時間を使い果たしてしまったので時間がありません。
仕方がないので最終手段のタクシー移動です。
つづく・・。