水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

2017京都紅葉旅-3<高台寺-1>

2017-12-09 | ├ 京都(ひとり旅)

 

2017京都紅葉旅つづき。

 

 

 

 

 

 

前回の記事と少し前後しますが、
上・下賀茂神社のあと、祇園四条駅で降りて圓徳院高台寺方面へ。

 

 

 

 

途中、
心惹かれる景色があれば、ふらっと寄り道。

 

 

 

月真院

 

 

高台寺塔頭のひとつで、
御陵衛士孝明天皇の陵を守る組織。別名:高台寺党)が駐屯した場所。

(ちなみに、高台寺の受付真裏あたりに位置しています)

 

 

御陵衛士とは、新撰組から脱退した伊東甲子太郎らが結成した組織で、
油小路事件によりその多くが死亡しています。

 

 

新撰組と聞くと、ちょっと心がザワつくのは何故だろう。

 

 

 

さて、高台寺とうちゃく。

 

 

なだらかな石段(台所坂)をのぼります。

 

 

高台寺の正式名称は、高台寿聖禅寺。

1606年、
豊臣秀吉の菩提を弔うために北政所(ねね)が開創したお寺です。

 

 

庫裏

 

 

庫裏の右手には、1912年に再建された方丈

たび重なる火災により、創建当時の仏殿や方丈(伏見城から移築)などを焼失しており、
現存する建物は数少ないようです。

 

 

天満宮

 

 

梵鐘

 

 

紅葉と梵鐘って、すごく絵になるのね。

 

 

 

 

日も暮れかけてきました。

高台寺のライトアップを愉しむ前に、圓徳院へ移ります。

(昼夜入れ替え制なので、
日中拝観した人が、夜もそのまま中に居続けることは不可)

 

 

 

なお、圓徳院で共通拝観券を購入すると、
高台寺入場のための長蛇の列(私が帰る時は2時間待ちでした)に
並ばずに済みます。

(詳しい記事はこちら。)

 

 

で、圓徳院ライトアップを見終えて、
再び高台寺へ。

先ほど上った台所坂は、“帰る人専用”になっていて、
ここから入場することは出来ません。

 

 

係の人の指示通り、お隣の高台寺公園から入ります。

映っているのは、
高台寺ライトアップを見るために入場券を買う人々の列。
・・の、ほんの一部。

共通拝観券を既に持っている人は行列には並ばず、
この横を素通りして、真っすぐ受付へと向かいます。

なので、私も受付へ直進。

 

 

 

そして、待ち時間ゼロで入場。

 

 

ただし中も人でいっぱいなので、
順路に沿って歩く人々の列に加わることになります。

立ち止まってゆっくり撮影すると人の流れを止めてしまうため、
その場合は、ひとり列からはずれ、
邪魔にならないよう隅っこで撮ってから、また流れに添って歩きます。

 

 

庭園の奥に見えるのは、開山堂。(重文)

 

 

高台寺第一世の住持、三江紹益禅師を祀る塔所で、
天井には、北政所の御所車と秀吉の御座舟の天井が用いられています。

 

 

圓徳院の北庭と同じ小堀遠州の作で、国の史跡・名勝。

こちらの庭園も、桃山時代を代表するもので、
石組みの見事さが際立っています。

しだれ桜と萩の名所なのだそう。

 

 

 

書院と開山堂をつなぐ楼船廊の中央に位置する観月台。(重文)

北政所が、亡き夫秀吉を偲んで月を眺めたとされる場所ですが、
ここから見える庭園の眺めは、きっと格別なのでしょうね。

 

 

 

(※楼船廊を渡ることは出来ません)

 

 

 

 

 

方丈の近くに来ると、
「プロジェクションマッピングをご覧になる方は、
方丈の中へお入り下さーい。」
という声が途中で聞こえてきました。

が、外からでもチラ見できたので、中へは入らずそのまま前進。

 

 

(色鮮やかに照らされた、方丈前庭勅使門。)

 

 

この中門の先にある開山堂、
さらにそのまた先の竹林へと向かいます。

その2へつづく・・。

 

 

 


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