水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

四国ひとり旅-4(前置き)高屋神社 天空の鳥居

2023-05-21 | ├ 香川(ひとり旅)

 

四国まとめ続き。

 

 

 

 

 

志々島を出て、再び船上の人となって港へ戻ると、
予約していたタクシーに乗車。

詫間駅へは徒歩でも余裕で戻れる距離ですが、
今後の予定をこなすには、徒歩やバスだと時間がどうしても合わないので・・。

 

 

~この後の予定~

 

【宮ノ下港】
 |TAXI(約5分)呼:¥910
(11:55着)
【詫間】12:15(JR:予讃線 観音寺いき)
 |(約15分)¥260(マナカ使用)
(12:28着)
【本山】12:30
 |TAXI(約15分)
(12:45着)
高屋神社
 |TAXI(約25分)
(13:25着)
◆銭形砂絵 
 |TAXI(約10分)
(13:45着)
【観音寺】

(走行時間トータル:約50分・7,000円)
(所要時間トータル:約1時間15分)

 

 

本山駅で電車をおりると、
駅待機のタクシーに乗車しました。

 

 

神社(山頂)近くの駐車場でタクシーを降ります。

(車の乗り入れはここまで)

 

 

駐車場は神社の背後側にあり、
ここから神社までは徒歩数分の距離です。

そこそこキツめの上り坂を行きますが、
志々島のアップダウンの山道に比べれば何てことない。

ただしこの後、金比羅宮のあの石段が待っているので、
無理はできません笑。

 

 

実は直前まで、
観音寺駅からお得なシャトルタクシー(発着時刻と乗降場所は固定)
を往復で利用するつもりでいましたが、
タクシーを使えば訪問場所を増やせるし、
さらに次の目的地へも1時間早く行ける。

滅多に来れない四国じゃん。
ここでタクシー代ケチってどうする私。

ってことで結局、急遽タクシー移動に切り替え、
旅程も少し変更したのでした。

 

 

地元出身という運転手さんは、
これまた気さくな良い方で、話が弾みました。

この日、志々島を出てからの予定は、
詫間駅-本山駅〕→ 高屋神社銭形砂絵 →〔観音寺駅-琴平駅〕→ 金毘羅宮となっており、
本山駅~観音寺駅までは全てタクシー移動です。

私はいつも滞在時間が長いため、
その間タクシーにそこで待っててもらう訳にもいきません。

なので今回も、移動するごとにタクシーを呼ぶつもりで、
また神社まで迎えに来てもらえるか尋ねたところ、
本山駅~観音寺駅までの全行程を、
待ち時間カットの
貸切りで走って下さるという。

わーーい♪

 

 

さらには、
観音寺 → 琴平まで、乗り換えなしでバス移動できるとかで、
わざわざ時刻などを調べて下さったりと、
様々な心遣いがとてもありがたかったです。

 

 

いつもは公共機関+徒歩でさくっと済ませる参拝旅ですが、
こうして運転手さんと交わす会話や楽しいひと時は、
旅の思い出をよりいっそう鮮やかに彩ってくれます。

 

 

 

高屋神社(式内社)香川県観音寺市高屋町

別称:稲積神社。

 

 

 

稲積山(標高404m)の頂上に鎮座し、稲の神さんとして古くから親しまれています。

近年は「天空の鳥居」で有名な神社ですね。

 

 

 

御祭神:邇々杵命、咲夜比女命、保食命

 

 

 

1600年頃、それまで山頂に鎮座していた神社を山の中腹に移し、
1760年頃には更にこれを山麓に移したものの、
祟りを恐れた里人が、1831年に旧地(山頂)へ再び本殿を造営。 

 

 

 

山頂の本宮(上宮)への行き方は二通りあり、

A:山麓の県道から、頂上付近にある駐車場まで約6kmの林道を車で上り、そこから150mほど徒歩。
B:下宮 → 中宮 → 本宮(上宮)と続く、約1.5キロ(徒歩50分)の登拝道を徒歩で登る。(最後は270段の急な石段)

というものですが、
Aの車で上れる林道については、
土日祝などはシャトルバス以外の車両を通行規制しているようで、
一般車両と二輪は通行禁止らしく、事前に確認が必要です。
(私が訪れたのは平日だったので大丈夫でした)

 

 

 

眼下に広がるのは、観音市内と瀬戸内海。

 

 

 

この日は空が少し霞がかっていて、
青空は望めませんでしたが、
それでもこの眺望の素晴らしさ。

 

 

ほんとは下宮から登拝道を登って来たかったんだよなあ。

 

 

 

インスタ映えスポットという事もあってか、若い人の姿が目立ちました。

 

 

270段の傾斜キツい石段。

行きはまだいいが、帰りはこの光景にクラっとしそう。

 

 

タクシーの運転手さん曰く、
「カップルの場合、山頂でタクシーを呼ぶのは決まって男性」なんだそうで。

 

 

2人で下から登ってきた場合に、
再び歩いて降りようとする女性と、
頑なにそれを拒んでタクシーを呼んだ男性とで、
車中で言い合いになる事も多いのだとか。

体力の問題というより、この石段を上から眺めて思うに、
単純に、「足がすくむ」のではないだろーか笑。

 

 

さて、再びタクシーに乗ること25分あまりで、
銭形砂絵(香川県観音寺市有明町)に到着。

 

 

有明浜に描かれた砂絵は、
東西122m、南北90m、周囲345mという巨大なもの。

寛永通宝を模した巨大砂絵で、一説には江戸時代に造られたとも。
春・秋には市民を中心とした数百名が「砂ざらえ」をして形を整える他、
台風で砂が流れた場合などにも、総出で補修工事を行うのだそうです。

 

 

通常は立ち入り禁止なので、こうして展望台から眺めるだけなのですが、
それでも十分大きさがわかりますねー。
逆に、現地に立ったらきっと何が何だかわからないだろうな。

 

 

では、2日目ラストの参拝地、
琴平へ向けて移動します。