いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

例会

2014-10-25 22:42:56 | 日記
月一回ですが、一般社団法人古民家再生協会 神奈川の例会に出席しています

以前も書いた気がしますが、いろんな職種、年齢の方が集まっての例会です・・・。

理事の方が積極的に動いてくれる方なので、楽しく、前向きに、たくさんの意見を言い合える内容に

なっています。

昔からある伝統的な素材を、伝統的な工法で家を建てる。

多くの方が考えるように、お金がかかる、時間がかかる、手間がかかる

いい事無いように思えますが、今の生活がどれだけ満ち足り過ぎた生活なのか

本物とは何か?

本当にいいものとは、良い暮らしとは・・・・。

現代の建物が最終的には良くない建物だと

考えさせられ、思い返させてもらえる良い機会になっていると思います。

漆喰が化学物質であるホルムアルデヒトを分解する。

無垢の木が湿気を吸放出する。

茅葺の屋根が夏の太陽の熱を遮断してる。

エコは昔から取り入れられていたのですが、手間や、時間を理由に手放して

新建材を使って体には良くないだろうエコを無理やり考えたのでは??

と思う暮らしを大きな企業、国が提案して来た・・・・

それが今の建築だと思います。

新しいもの発信し続けるには限界があります。

成長し続ける会社はいずれ破たんする(あくまでも個人的見解です)。

時代が繰り返すのは、先人の造り出した物はやっぱり良いものだからでしょう。

原点に戻る・・・いろんな言い方は有りますが

もっと力を抜いた住まい造りをしたいですね。


ある公園の移築した古民家で萱や建物を虫から守る為に定期的に囲炉裏を焚いている所です。

結構煙いので今考えると大変な生活だったのだろうな~。

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