暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2024年08月27日 | 古民家
 右と左を忙しく・・・伸びた稲穂の喜ぶ先に・・・
実りを待ちわびて・・・色付く季節は後を追い・・・
唐草模様も色濃く鮮やかに、広げて暮らしを豊かに包めば・・・
枝葉の模様は空を描き、息を潜めて次を待てば・・・
蓄え過ごす静寂にさえ言葉がある。



駒を進めて先を急いで・・・振り向く前に一つ越え・・・
道草の意味を、浮かべてしまえば駆け足はもつれて・・・
無駄と効率を・・・立場がユルユル迷い始めると・・・
遠回りに、出会う暮らしは欠けてゆく・・・。



目玉の奥を見透かすくらい・・・まんまる水玉模様に映る瞳に・・・
願い事と困りごとを運ぶカタツムリの歩みは遅く・・・
湿った草木をかき分けて・・・命の森に願うつぶやきは・・・
今日と昨日を繰り返し・・・森の主に見透かされても・・・
深い瞳に残された・・・自分の姿を見つめている。



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