ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

「ホルテンさんのはじめての冒険」

2009-03-18 20:15:38 | 映画
暖かかったけれど、風が強かった今日。
「ホルテンさんのはじめての冒険」を見てきました。
ノルウェー映画ははじめてかも。

真面目一徹の列車運転士、ホルテンさんが
明日は定年退職という前の日にひょんなことから
今までのレールからどんどんはずれっていってしまう・・というお話。
人生はいくつになっても遅いってことはないんだよ、
というほんわか映画です。

北欧、というと最近ではパッチワークの世界でも
北欧チックな布が人気があったりしますが
生活自体は全然知らなかったんだと改めて思いました。
ホルテンさんの定年が67歳と知り、
わぁ~そんなに長く働けるんだ、と感心。
主人公の名前自体、あんまり聞いたことのない名前。
言葉も聞いた事のない発音でしたね。
少しドイツ語っぽいのかな。。
雪に中を列車が走るシーンや、凍った坂道で悪戦苦闘する人とか
自然はやっぱり厳しそうでした。
映画自体のテイストなのかもしれませんが
人々はなんだかのんびり、おっとり大らかな感じがしました。
なんという事もなく、
というかいつもは飲みに行かないホルテンさんが、
つい誘いにのってしまう、それがレールの最初のポイント切り替えだったんですね。
人生って、こういう小さな二つのレールの切り替え
右か左か、
という事の積み重ねなんだよなぁ、とつくづく思います。
小さな分かれ目で右を選ぶか、左になるか。
後はそれぞれの流れに沿っていくだけなのかもしれません。
でも、小さなレールのポイント切り替えが違っただけで
ホルテンさんにはちょっと信じられない気持ちが生まれるなんて
やっぱり人生は素敵!
頑張れ~って感じでしたね。

この映画を見ようと思ったのは、もちろんパンフレットに惹かれたから。
ホルテンさんがなんとも重そうなわんこを抱えた写真。
抱っこなんて迷惑!とでも言いたげな瞳に惹かれました。
モーリー、これからもホルテンさんをよろしく。
そんな気持ちで、映画館を後にしました。
ちょっと知らない北欧の生活も垣間見れて
楽しい映画でした。
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