日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

施餓鬼

2009年08月16日 20時07分47秒 | 残日録
家内の父親の13回忌「施餓鬼」に行った。

以下は、その「施餓鬼」とは全然関係のない雑感ですが。


施餓鬼のお布施については、宗派や檀家の数の多少で異なることですが、総じて高額が多いようです。
一般に新宅等で、宗教を決めていない人にとって、親の檀家にしようとするのと、都会の葬儀会館等で1日限りのお坊さんに頼むのと比べて、その差は歴然です。

親の檀家ー戒名(院号、50万円~数百万円。居士30万円~)や、他に7日参り(初七日~7日ごとに49日まで)の仕上げ代までのお金も必要です。その後は、年忌参り(初盆、1年忌、2年目の3回忌~7年、13年、17、23、27、33、~50年忌、100回忌)まで。

葬儀会館に、臨時に「お坊さん」を頼むと、葬儀に関する部分だけのお願いですから、数万円~10万円程度でしょう。

檀家になると、この葬儀に関する費用の他、釣鐘の新鋳造(お稚児行列)や仏閣の新築あるいは修理についても「割り当て」等・・・があります・・・・費用多大。

他の宗教についても、同様に「寄付金」を求められる「新宗教」が多いです。
※そして、我々庶民が「18万3000」程度の認可宗教法人とインチキ(無認可)宗教団体(無数にあり、10人~20人の信者がいれば、その宗教団体は継続できる)を支えている。

死後の世界を信じると、祖先を大切にすると、身が細るばかりです。

「鰯の頭も信心から・・・」と言いますから、日の出、日没、奇岩、木、滝、川、泉、海、・・・・・みいんな宗教の対象です。

朝に神社に願いを掛け、昼に仏像にお願いし、あ~あ!お願いすることが多すぎても、18万を超える宗教法人は、頼りになる存在です。願いの種類によって、お願いする対象を変えるのが、あるいは日々信じる相手を変えるのが楽です。

「君子、豹変す」






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