日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

黄泉帰る。

2005年01月25日 21時07分37秒 | 気まま日記
2005/01/25 tuesday
よみがえりは「黄泉帰り」である。小学生同級生殺人事件を受けて、長崎県教育委員会が小学6年生を対象に調査した。それによると、「死んだ人が生き返る」は15%もいる。死んでも食事する」は6%。ゲーム世代は主人公が死んでもリセットできるから、というような人もいるらしい。しかし、本当は家族が(3~40代の両親と小学生)若く、元気なので、死亡ということが身近にないことが大きいと思う。少し前までは(昭和の初め、1940年までくらい)3世代同居が普通で、おじいさん、おばあさんが弱っていく姿や、死亡を見聞きすることが、集落の中で多いから、自然に死というものを学んだ。
江戸時代までは仏教の死生観は「輪廻転生(りんねてんせい)」が当たり前で、死んでも人間に、あるいは動物に、あるいは虫などに生まれ変わるという思想だった。地上の万物さえ、「木火土金水(もっかどごんすい)」と輪廻するんですから。木は燃えて火となり、火は燃え尽きて土になり、土は固まって金(金属)となり、金属はやがて水となり、水は養分を蓄えて木となる・・。人は死んだら何も残らない(近代科学)は味気ない。見えない精神や魂は永遠で、やがて黄泉帰るが正しいのかも知れない。
ガソリンを給油。プリペイドに5000円を入金。久しぶりに100円を切って、98円であった。

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