日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

美しい植物は綺麗な花を持たない

2009年07月02日 17時09分21秒 | 気まま日記
藪の中で目立たない(比較すれば汚い)植物が、可憐な花や、豪華な花を纏うから不思議だ。
葉や茎が、それ自身彩られて綺麗な植物は、なんということもない花をひっそりと咲かせるのとは対象的だ。

「老いたる友を訪ねる人間が、大きな車や潤沢な小遣いを自慢する」もう少しで、大嫌いな部類の人間になりそうだった。(もちろんお金はないが、それに近い言動を・・・)
老いると、一番大切なことは、簡素で清潔な服装が第一で、奇をてらうものは最もダメということになる。

野にある花は、美しい。君は見たか?枯れススキの足元にひっそりと咲く本当に小さいスミレは、万葉の歌にもよく歌われている。愛されていたのだ。
竜胆や吾亦紅は、本当に美しい。
胡蝶蘭など、いろいろな行事に送られて、勝ち誇ったように並んで美を競っているが、ヤブランやエビネランの方が、人知れず咲くだけにいじらしいものだ。

なんだか人生を愚痴っているような変な気分のブログとなった。なんとなく不遜な部類に足を踏み入れそうな気分になっただけだ。

休みが欲しいのかも知れない!


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