雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

やっと初撮りできたのですが・・・

2022年03月06日 | 天体写真(星雲・星団)
冬は星がほとんど見えない日本海側の越後の住民ですが、
それでも真冬の1月2月でも一夜くらいは晴れてくれます。
ところが今年は雪は比較的少なめだったものの天体写真は全く撮影できませんでした。
3月に入った4日の夜になって、夜半前に2時間ほど雲が切れそうということで
今年初めて機材を設営しました。
ふたたび雲が出始めた22時50分ころ
予報通り雲の無い時間は2時間前後しかなかったのですが、今年の初撮りとなりました。

SCW予報どおり21時から23時の間は雲が薄くなったのですが
空の状態から星雲や系外銀河はあきらめて
薄もやがあってもなんとかなる散開星団を撮影しました。

M35 付近  (ふたご座)  
やや左上 M35( NGC 2168): 距離 2,800光年 視等級 5.1等級 視直径 28’ 散開星団 
( 画像クリックで 元画像の25%サイズで表示します )
M35はやや左上のまばらな星団、中央やや右下の密集した小さな星団はNGC2158でM35の5倍ほど遠くにあります

撮影DATA : 2022/ 3/ 4 21:55’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)
露出 分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド)ステライメージ9(画像処理)

上の画像の ”只今撮影中ショット” です。

3月 4日22時12分~ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×4枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影

昨年12月9日の撮影から約3ヶ月ぶりの撮影になるので トラブルの発生は覚悟していたのですが、
ステラショット2Cooled60Dカメラを認識できず 6Dに変更して撮影しました。
(翌日検証したところ、USBハブの電源コードの差し忘れが原因と思われる)

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ロシアのウクライナへの侵略戦争の映像が連日テレビで報道される中で
どうしようもない怒りやモヤモヤだけがどんどんたまってつらいです。

ウクライナの人たちが一刻でも早く安全な地域に脱出できますように。

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