雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M51子持ち銀河で、貯光 ついに10時間オーバー

2023年04月08日 | 天体写真(系外銀河)
3月19日夜(20日早朝)新月期に撮ったM51子持ち銀河です。
この夜のメインで薄明まで総露光3時間の画像です。

M51 子持ち銀河 (りょうけん座)    
( ノートリミングで 元画像の30% 縮小 )
上 が 北 になります )
撮影DATA : 2023/ 3/20 01:29’~ Vixen VC200L( fl= 1800mm F9)
露出 15分 × 10枚 + 分 × 枚  ISO 6400 LPS-D1 EOS6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

前に撮ったおおぐま座のNGC2841では時折オートガイドが大きく乱れたのですが、
なぜかこのM51では朝までずぅーっとガイドは安定していました。
撮影時のステラショット2のガイドグラフです。 ↓
ガイド許容値は±0.25ピクセルに設定しているのですが、
撮影鏡筒VC200L(fl=1800mm)とカメラEOS6D画像では±1.1ピクセルに相当します。


この銀河は同じ光学系およびカメラで2021、2020、2019年にも撮影していたので、
その画像を含めて処理をしてみました。↓
追加した 過去の 撮影DATA
■2021/ 3/20 01:48~ 露光時間 15分 × 10枚 + 3分 × 6枚
■2020/ 4/14 23:45~ 露光時間 15分 × 10枚 + 3分 × 6枚
■2019/ 3/ 9 02:36~ 露光時間 15分 × 8枚 + 3分 × 8枚
  *2019年のみLPS-D2フィルタ 他の撮影DATA は 今回と共通

見栄えのするおなじみの銀河ですが、見かけの大きさは”親子”あわせてもわずか8分角。
総露光時間を増やすことでどう変わったのか?
今回も等倍画像で切り出して比較してみました。
4年かけて ついに総露光時間が10時間を越えました

一見すると今年の画像も良く見えますが、
銀河の暗部も出そうと無理をした結果 荒れた画像になっています。


恒例となった 撮影時の『只今撮影中ショット』です。 ↓
( 四角枠が今回の撮影範囲です )
2023年 3月20日 02時50分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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先日 引っ越してきた孫娘と満開の高田の桜を一緒に見て来ました。
来週には孫娘はピカピカの一年生です。

自宅2階のベランダから撮った 早春の火打山と焼山です


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