雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

今さらですが、ウィルタネン彗星やっと撮れました。

2019年01月10日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
1月の新月期もあきらめムードだったのですが、
昨夜(9日)は移動性高気圧が通過したわけでもないのに
夜中に雲が切れて2ケ月ぶりに撮影する事ができました。

昨夜0時 の SCW予報
太平洋側の高気圧が気まぐれに日本海側まで北上したようです。
ただ予報では、わが上越市は高気圧の先端ギリギリ。
期待が裏切られる可能性 大だったので
昼間 雪がちらつく中 裏口スロープの除雪だけやって、
機材の設営は夜中ギリギリまで待ちました。
結果は
放射冷却で冷え込む中、23時頃から4時過ぎまで4タイトル撮影できました。

今回はそのうちの3タイトル目に撮った、去りゆく ウィルタネン彗星 を先にお見せします。
積雪は10センチも無いのですが -5℃で湿度90%くらいまで冷え込みました

昨年12月に地球に最接近し、「平成最後の肉眼彗星」 などと騒がれたようですが、
当方はずっと雲に邪魔されて これまで撮影できずにいました。
去りゆく ウィルタネン彗星(46P) 
撮影画像の彗星核の位置を基準に重ね合わせしています
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
彗星は画像の左方向(西から東)に動いています( 北 は 上方向 になります )
撮影DATA : 2019/ 1/10am 01:32’~  Vixen R200SS+コレクターPH(合成f=760mm))
露出 分 ×  ISO 3200 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7

撮影時の彗星の位置はやまねこ座とおおぐま座の境界にそって移動中でした。
1/10am 01:39’~ TAMRON Zoom(f17mmF2.8) 露出 30秒×5枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2)
上の縮小画像でも彗星を確認できたのですが、肉眼(老眼)ではとてもとても ・・

この彗星を撮るのは今回が最初で最後でしょう。(撮れただけもラッキー)

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
昨日 星のふるさと館のスタッフのAkiyama さんから
冬季休館中の館の写真をメールでいただきました。
9日午前に点検のため館に入ったそうですが、駐車場で積雪180センチ。
胸まで雪に埋まっての点検作業、ごくろうさまでした。

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村
いつもポチッとありがとうございます。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初撮りはいつになるやら、冬... | トップ | 2019初撮りは まが玉星雲... »

コメントを投稿

天体写真(月・惑星・彗星)」カテゴリの最新記事