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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
真四角画像(533MC) をどう展示? (星のふるさと館 写真展迫る)
2024年04月08日
|
天体写真よろず話
今年4月~11月末まで『
上越清里 星のふるさと館
』で私の写真展が開催されます。
この写真展は 星のふるさと館2階の図書コーナーを使って毎年行われてきたものですが、
今年は展示してくれる人が見つからなっかたのか、
私の方に依頼がきたという訳です。
2020年の写真展の様子です
星のふるさと館 とは長いつきあいで、毎年11月に開催される「星の文化祭」には
第1回の2012年から昨年に至るまでまで 欠かさず出展してきました。
そんな訳で依頼があったときは、
”
いざとなればこれまで出展した写真もあるし ・・
”
と気楽に引き受けてしまいました。
しかし、以前「星の文化祭」に出展した作品を並べて見たら、
「
なんでこんな写真を こんなにでっかくプリントしたんだ!
」
という恥ずかしさでいっぱいに。
退職してからの十数余年間で天体写真を
”見る目”だけ
は肥えたようです。
そこで意を決して
保存されている過去の画像データを使って画像処理をやりなおすことにしました。
その際に別の年にも撮ったものがあれば、それも合わせてコンポジットすることにより
総露光時間を増やし、画像品質の向上を図っています。
当然 古い画像だけでなく、昨年から導入したCMOSカメラによる画像も展示したいわけですが、
そこで問題になったのが
ASI533MC
の画像が
真四角
な事。
真四角
な写真
は大昔のMamiya2眼レフカメラ
(当然フイルムの時代)
以来で、
当時はつい真四角構図で撮ってしまった画像をトリミングできずに困った記憶があります。
しかし、写真をPCやスマホで見る方が多くなった現在では、この真四角な画像にはメリットもあります。
◆撮影時に縦
(たて)
・横
(よこ)
の構図を意識しないでよい事。
◆ブログでも程よいサイズで画像掲載ができること。 など
・・・
*これまでは横(よこ)位置で掲載すると小さすぎ、縦(たて)構図だと拡大しすぎ(?)でした
ただ 今回のようなプリントが前提の写真展となると、途端に隠れていた問題が表面化します。
(わたしにとっては、写真をプリントすること自体が高い障壁なのですが・・)
真四角な画像をプリントしようとすると、
① プリンター用紙に真四角なものが無く、プリンター側も同様なので あとでカットするしかない
② 展示用の額縁も同様で、真四角となると極めて限定されたメーカーの製品しかない
・・・・・・・・・・・
そこで昨年開催されたJ-APA(上越天体写真友の会)の「第1回天体写真展」で撮った方法は
方策
1
.
画像をトリミング
してプリント、手持ちの額縁で展示
トリミングで
描画画素数が減少
して、大きくプリントすると
粗
(あら)
が目立っ
てしまう
そこで
方策
2
.
余白を黒く塗りつぶした
画像を作成してプリント、手持ちの額縁で展示
この画像のように背景が暗いものは良いが、画像によっては
余白の黒がくっきり目立っ
てしまう
そこで「第2回天体写真展」では
方策
3
.余白下部に 当ブログでおなじみの「
只今撮影中 画像
」を挿入
撮影状況と星座がわかるのは良いが、
主役の画像が目立たなくなる
ような気が・・
そこで、やっぱりこれしかないか! ということで、
方策
4
.533MCで
モザイク撮影
した正攻法の画像で展示
まさに王道のモザイク撮影ですが、
年平均で星が撮れるのが月に1、2夜という日本海側 越後上越の環境では、
写真展のために
撮れるタイトル数が半分になってしまう
モザイク撮影
を行うというのも、
なんかちがうような・・
そこで、今回の展示会に間に合わせるためにとった 方策
5
、方策
6
とは?
以下、
次号に続く
。
次号では他にも、
作品の展示日17日が迫る中で 私にとって「最初で、最後になるであろう写真展」で
後悔しないための他の方策(ツール)についても紹介いたします。
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やっとステラショット不具合問題に関する連載記事が一段落したと思ったら、
今度は写真展の準備に忙しいそうな記事。
いったい
撮影はどうなってるんだ
!?
と お思いの方もおられるかもしれませんが、
星が見えてくれれば今夜にだって撮影します。(キッパリ)
太平洋側はどうか知りませんが、日本海側の越後上越はめったに星が見えないのです。
これまでも、この先の予報も雲だらけ。
( このブログのメインタイトルが『
雲の上には宇宙(そら)
』である理由 )
我が家の桜もやっと咲きだしたのですが、スナップ用のカメラkissX2がいうことをきかなくなりました
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『初撮り』は いつになるの? (過去11年間の初撮り)
2024年02月06日
|
天体写真よろず話
もう新月期に入っているのに星空の方は望むべくもなく、
この先も雲から逃れられそうにない予報なので 『初撮り』はいつになる事やら。
ブログも一週間以上更新していなかったので、
過去11年間の『初撮り』をさかのぼってピックアップしてみました。
2023
年
1
月
12
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
2023初ショットは、雲と月のはざまのプレアデス星団
」
2022
年
3
月
4
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
やっと初撮りできたのですが・・・
」
2021
年
1
月
20
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
掘って、掘って、初撮りは 上弦前の月
」
2020
年
2
月
4
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
初ショットというより初設営(上弦過ぎの月)
」
2019
年
1
月
9
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
今さらですが、ウィルタネン彗星やっと撮れました。
」
2018
年
1
月
14
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
2018年初撮りは 積雪80㎝ 氷点下4℃(パンスターズ彗星 C/2016 R2)
」
2017
年
1
月
26
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
雪掘って、やっと初撮り。
」
2016
年
1
月
1
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
ビックリポンの暖冬、なんと1月1日に初撮り。
」
2015
年
1
月
18
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
やっと星が見えた。(ラヴジョイ彗星1/18)
」
2014
年
1
月
23
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
雪掘って、ようやく初撮り。
」
2013
年
1
月
5
日
この画像 撮影時の
ブログ記事
および
撮影DATA
は
こちら ↓
「
初撮りは、Non Cooledで
」
以上、退職で「サンデー毎日」となった2013年までの11年間の『初撮り』でした。
ほとんどが1月に初撮りしているというのは意外な結果でした。
「
晴れるなら、雪を掘ってでも撮る!
」
という意気込みが感じられます。(自画自賛)
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昨夜は除雪車が来たのですが、東京に雪が降るときはまず安心。
予想通り積雪は少なく、公園までの雪運びは今年に入って一度もなし。
冬の間の運動不足が心配になります。
この日曜日はスキー発祥の地 金谷山スキー場で
「レルヒ祭」がありました。
保存会のみなさんによる、伝承の一本杖スキー
地元にいながらこれまで一度も行ったことがなかったのですが
孫娘たちに連れられて行ってきました。
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新年早々に震度5”強”!!
2024年01月05日
|
天体写真よろず話
今年の正月は雪も消え、穏やかな年末始を迎えることができた
と思っていたのですが・・
元旦の 午後4時10分ころ、能登半島で
震度7
の大地震発生!!
私の住む上越市では
震度5強
の大きな揺れに見舞われました。
これまでも能登で地震が起きると、地盤が繋がっているのか 上越市の揺れは大きかったのですが、
今回の大地震は能登から佐渡に至る活断層が連動して動いたらしいとのことで、
新潟県全域でも最大
震度6
の大きな揺れに見舞われました。
大地震が発生したのは娘夫婦の家で早い新年会を終えて、車で送ってもらっている途中でした。
あまりの揺れの大きさですべての車が道路上に停止したのですが、
道路が大きく揺れて 反対車線の車と接触しそうで怖かったです。
幸い家族・親戚にケガ人はなく、
家屋の被害については 当初 2階の本棚が倒れただけだと思っていたのですが、
揺れにより壁がずれて階段付近の壁紙で破れが見つかったり、
ベランダ脚部を載せていた一階の屋根瓦が2枚割れていることもわかりました。
ほっておくと雨漏りするので、予備の瓦と入れ替えようとしたのですが ・・ (続きは編集後記に)
当ブログの主テーマである”天体写真”についてですが、もともと星と縁遠い季節の上に
今回の大地震ときて、昨年暮れに購入した”
ステラショット3
” もいまだにインストールされていません。
この新月期も星空は望むべくもなく、
せめて室内で
ステラショット3
の
ライブスタック
機能の検証だけでもと考えております。
なお、次回は『
上越天体写真友の会(J-APA)
』の会員の有志から提供していただいた
昨年開催された2回の写真展の展示画像の一部をご覧いただく予定です。
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割れた瓦の補修を試みたのですが、これが予想外に困難でした。
最初に考えたのが、手持ちの”コンクリメント”という接着剤での瓦の補修。
割れた側にはベランダの荷重がかかり、すり合わせて接着後乾燥3時間など不可能
次に〇十年前の新築時に保管していた予備の瓦と入れ替える案を試すも、
上と同様 ベランダ荷重のせいで無理と判明。
結局補修をあきらめ、春までの応急措置に切り替え
雨漏り対策で内部にビニルシートを敷き、ガムテープとアルミテープで瓦を張り合わせ
素人の高齢者にできるのはこれくらいでしょう?
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遅ればせながら「星の文化祭」に行ってきました
2022年11月14日
|
天体写真よろず話
星のふるさと館
主催の令和4年度「
星の文化祭
」に行ってきました。
今月2日から開催されていたのですが
いろいろあわただしくて 行ったのは最終日前日の13日でした。
この日は午後から雨の予報だったため10時過ぎに自宅から車で30分ほどの
星のふるさと館
へ。
まずは坊ケ池の対岸からお決まりのショットを。
上越清里 星のふるさと館
は海抜482m、坊ケ池湖畔にあり紅葉もきれいなはずですが、この日は雲も厚く・・・
その後、星の文化祭の会場である星のふるさと館に。
わたしは年に一度訪れるだけですが、だいたい車はまばらです
さっそく展示会場である2階の部屋に。
そして第1回から連続12回目になる今年のわたしの展示物は突き当りの一等地に。
今年は天候に恵まれず展示写真に困ったため、これまで撮った写真をフォルダーに収めて
来られた方に自由に見てもらおうと思ったのですが・・・
なぜか今年はそこかしこに『
展示物にさわらないでください
』の張り紙が。
わたしがいる間にも女性2人が見に来られたのですが、
張り紙のせいかフォルダーを開いて見てくれません。
そこで「フォルダーの中の写真も自由にご覧ください」と一言。
それをきっかけにお話ししたところ
なんと おひとりはわたしのブログにたびたびコメントをよせてくれる”
さすけ
”さんの奥さまでした。
お二人とも初対面でしたが、星好きの仲間で以前に女性二人でニュージランドまで行っておられます。
張り紙については、私が今回フォルダーでの展示を行ったためにスタッフの方が気配りしたのかも知れませんが
フォルダー内には 星の写真だけじゃ と思って
謙信公祭
での
GACKT
さんの写真もプリントして入れておいたのに ・・・
たぶん、だれも見てくれなかったんだろうなぁと思うと 残念です。
先日の皆既月食は雨でしたが、昨年11月の部分月食は撮っていたので展示させてもらいました。
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先月末にコロナ禍もあってゆっくり会なかった家内のお姉さんが
久しぶり我が家に泊っていかれました。
ちょうど星の文化祭の出展準備をしているところだったので
わたしの展示写真を熱心に見ていただいてお褒めの言葉も。
それからわずか 2週間後に脳卒中で突然亡くなられました。
先週末は葬儀で小千谷の方に行っていたのですが
家族・親戚だけの告別式を済ませて、夕方斎場に向かう途中
越後川口の自宅前に立ち寄ったのですが、
そこにはご近所の方が大勢お見送りに集まられていて目頭が熱くなりました。
豪雪地の小さな町ですが、お姉さんは昔 ここで小学校の先生をされ
中越地震では互いに助け合って過ごしてきた 心暖かい地域なんだなぁと思いました
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第11回 星の文化祭 今年も出展させてもらいました
2021年11月26日
|
天体写真よろず話
19日に運良く撮影できた部分月食の画像処理に時間がかかり、
ブログにも部分月食の記事を2回連続で掲載したため、
Cooled60D
再登板
の連載記事が尻切れトンボになっています。
7日夜に行った検証結果について撮影した3タイトルの内、まだ2タイトルが残っています。
今回はその前に来月(12月)から冬季休館になってしまう『
上越清里 星のふるさと館
』で
今月はじめに開催された「
第11回 星の文化祭
」の記事にさせていただきます。
この
星の文化祭
は私が退職する前の年から始まったのですが、
第1回目から今年で11年連続で出展させてもらっています。
いつもは一人で出かけてくるのですが、今年は開催期間中の7日の日曜日に
星のふるさと館
の手前にある
ビュー京ヶ岳
で
新そば祭り
が開催される事から
今年は珍しく家内も一緒に行くことになりました。
そば祭りの方は盛況で、並んで待って食べ終えたのが12時30分ころ。
昼休みの時間を使って、恒例の坊ケ池湖畔から星のふるさと館のパノラマ写真を撮影。
紅葉の色付きは例年より薄目でした
星のふるさと館
のホームページには 早くも雪化粧となった写真が載っていました
↓
↑
画像クリックで ホームページへ
その後、星の文化祭の展示がされている 星のふるさと館2階の和室に。
私の写真は突き当りの目立つところに今年も展示されていました。↓
今年撮ったものを処理しなおしてプリントしているのですが、照明の写り込みで見にくいのが残念です。
写り込みがなければこんな具合なんですけど ↓
元画像を”はめ込み合成”してみました・・・・・画像クリックで当ブログ最大サイズで見ることができます
今年は2年続きの新型コロナの自粛のせいか、または天候にめぐまれなかったせいなのか
出品数が少なくて、真ん中を仕切る展示用パネルもありませんでした。
このあと新潟県内で最大の65cm反射望遠鏡で半月形の昼間の金星を見せてもらいました。
家内とわたしだけだったのですが、 スタッフの方が望遠鏡の操作をしてくれました
次回は7日夜に撮ったCooled60Dによる M74銀河(うお座) の予定です。
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天気が良かったので今年は早めに庭木の冬囲いを終えたのですが、
決して早くはなかったようです。
24日の朝には初霰(あられ)が降って白くなりました。
冬タイヤへの交換も急いだほうがいいのかな?
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異なる鏡筒・カメラの画像をコンポジット_その3(関数電卓からエクセルへ)
さすけ/
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雲上(くもがみ)/
14年後の皆既日食は見れるか?
さすけ/
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雲上(くもがみ)/
JPEGで2時間撮影 子持ち銀河(またやってしまったポカ!)
さすけ/
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雲上(くもがみ)/
追加露光でもまだ足りない”触角”銀河
さすけ/
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雲上(くもがみ)/
M16『創造の柱』 南中前撮影に挑戦! [ステラショット3 再始動その4]
さすけ/
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