くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

113年ぶりの猛暑だって

2010-09-03 20:09:35 | Weblog
全く暑いわけだ。それでも夕方になると風は涼しさを感じるようになってきた。

鬼無里へ行って驚いた。稲穂が美しく色づいていた。黄色と黄緑と緑とが重なった田んぼ、穂波とはよく言ったものだな。波のようにその色の微妙なずれが何とも美しい。よく刈り込まれたあぜがアクセントの役割をしていて、黄金色の秋を浮き出させてくれていた。

私は、本当にきれいな景色を写真に撮ることができない。よく写そうと思えば被写体に近づかないといけない。ところが、その畦を汗だくになりながら鎌であるいは草刈機で草を刈った人が見える。

そこをつかつか踏み込むようで私にはできない。美しい景色、美しい田舎の写真や絵をみると、申し訳ないような感じになる。何もしない自分がきれいなものだけ取るようで。

だから、そっと眺めさせてもらっている。汗をかく人がいなければこの景色はできないのだと、金勘定をするだけの人達だけになったらこの景色は失われるのだと。心の中で手を合わせて感謝して、そっと眺めさせてもらっている。

願わくば豊作になり、猛暑の夏を越えた秋をを喜んで迎えられますように。