くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

BONES 第14話 「6人目の死体」

2006年10月14日 | BONES
小型飛行機が墜落し、テンペランスたちに捜査の要請が来る。乗員乗客あわせて5人のはずが、身元不明の6人目の遺体が発見される。
実は乗客は中国の外交官だったために、国際問題に発展するのではないかと恐れた政府が、最重要事項として調査するように指示してくる。ところが、事件現場から別個に焦げていない人骨片が発見される。
その骨は焦げていないため飛行機の墜落とは無関係であるが、破砕機で粉砕して遺棄したという点で事件性が高いものだった。しかし所長は飛行機事故のほうを優先させろと言う。
そこに「その骨は自分の父親のものだ」と名乗る人物が現れる。その人物=失踪者探しのプロのジェシー・ケインは、同じ近親者を亡くしたもの同士としてテンペランスに接近し、心を揺さぶる。
テンペランスは所長には内緒で、ブースにも協力を仰いで密かに二つの事件の捜査を平行して行うことにする・・・

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録画の失敗してるうちに後回しになって1週間寝かせてしまった。
どうもBONESはだんだん面白くはなってきてるんだけど、今ひとつ突き抜けるものが・・・

ブースが、悪い意味でオヤジ化してきてるような気がする。
「俺が恋しくなったんだろう?」とか、毎回どう見ても「俺ってっ!すごーくボーンズに気があるんだけどっ!素直になれねーんだよ!!」っていう遠まわしなことを連発していて、みっともないことこの上ない。
もうちょっとカッチョよくしていて欲しいわけだが、ブースはもうそういうキャラでいくことにしたんだろうか。この間のボーリングの時にそんな気はしていたが・・・それならそれでしょうがないか。
うーん、そういう意味ではカッコイイキャラが所長しかいない・・・(えっ?)

ブースとテンペランスの心理的距離が一歩、また一歩と埋まっていく過程を一話ごとに見せられている気がするが、今回はやっと「仲間」と言葉で認め合うところまできた。
両親の失踪事件についての捜査を任されたブースは、きっととても嬉しかったんだろうな。
ケインに任せるというオチなのかなと思っていたのだが。というか、ケインが今回だけというのも実に勿体ない気がする。目に色気のあるひとだから。(カレンに「騙されたのね」とか言われそうだが)
結局、ケインの父親の事件については全然解決しなかったわけだし、あの愛人は確かに怪しい。これがCSIだと次のシーズンくらいまでネタを寝かせておいてから、さりげなく違う犯人を持ち出して解決したりするんだが。
もしや今後、ケインの評判いかんでレギュラーポジションが用意されたり・・・しないか。

今回はなんといっても、「冷凍豚の解体ショー」かなー。
男ってバカねーみたいな。ま、楽しいんでしょうかね。うん。
案の定所長に見つかって大目玉なわけで・・・しかし所長の仏頂面からニヤリ、のシーンは笑ってしまった。普段ジャックにいいように煽られてるように見えて、彼もシメるところはちゃんと心得ているのだな。
大スポンサー様をバックにやりたい放題のジャックだが、時に度が過ぎるところがあるわけで、そこをお互いの駆け引きというか、所長のトムとジャックのジェリーが仲良~くケンカしな♪、って感じなのね。

ザックのブースへの微妙な片思いがかわいそうっちゅーか。
もうちょっとかまってやってよー。「イェーイ」で応えてもらえないハイタッチの空しさ。
それでもザックはわかってないんだろうなぁ・・・


【 脇俳優チェック 】

◆父探しのジェシー・ケイン .... Michael E. Rodgers
「きかんしゃトーマス劇場版 魔法の線路」で、ピーター・フォンダの息子役。この映画、トーマスより人間が出てくる時間が多いと聞いていたが・・・改めて評価とか読むと悲惨ですね。どうしてそんな映画作る気になったのやら。
「CSI:マイアミ4」12話に登場予定。

◆粉砕機で兄を砕いたレイ・スパークス .... Michael Bowen
「CSI:4」6話「埋められた秘密」には、アラン保安官の甥っ子でガソリンスタンドを経営しているマーティ・クーパー役で登場していた。
「キル・ビル」「ジャッキー・ブラウン」など、タランティーノ作品などで脇を固めている。
「LOST」の第2シーズン終盤から第3シーズンにかけて、ピケット役で登場している。

◆国家安全保障省イアン・ダイソン .... Shashawnee Hall
飛行機事故の現場で、ザックに偉そうな口をきかれてしまった事故の担当者。
「CSI:NY」第1シーズン5話「1マイルに1人」では、NYの地下水道工事の現場監督役で登場していた。
「ザ・ホワイトハウス3」9話「思わぬ訪問者」では、国務省のラッセル・アングラー役で登場。ジョージア州で殺人事件を犯した少年を逃亡先のイタリアから引き渡してもらうにはどうしたらいいかという相談をするため、ジョシュがお知恵拝借の面会をした相手。
「ER Ⅲ」21~22話では20話「受難」でグリーン先生が暴行された事件を担当しているシカゴ署の刑事役、など細かくゲスト出演が多数ある。

◆ジェシーの父の愛人だったカレン・アンダーソン .... Christina Chambers
オフィシャルサイトあり。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン9話「高度3万フィートの密室殺人」で、事件の最中カップルでトイレに篭ってエッチなことしてたせいで、顛末を二人だけ知らない片割れヴィッキー・マーサー役。冒頭、フライトアテンダントを慰めたりしていた。
「CSI:マイアミ4」5話に登場予定。

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