くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

BONES 第15話 「パートナーの危機」

2006年10月14日 | BONES
テンペランスは出会い系チャットで知り合った相手デヴィッドから、直接会いたいと申し込まれる。不安ながらもそれに応じることにする。
そこに6年前に失踪したマフィアのボスと思しき白骨体の分析依頼が持ち込まれ、以前からマフィア事件を捜査していたケントンという捜査官が担当するという。
しかしもう一件、ブースが担当している犬に食い荒らされた腐乱死体の分析を依頼される。その事件は以前立件できなかったケヴィン・ホリンズという男の手口に酷似していた。
それらの事件をひとまずおいて、デヴィッドとのデートの約束に向かうテンペランスだったが、店の前で彼女を狙った発砲が起こる。両方の事件もテンペランスに解決されたくない人間がおり、またデヴィッドも怪しいとブースは気が気ではなく、テンペランスにぴったり張り付いて警護をすると言い出す・・・

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ブースがみっともないくらいに必死で、かわいそうなというか、かわいいというか。
ボクがボーンズを守るんだい!みたいな。もう、ホレてるってバレバレなんだけど、一生懸命テンペランスのデートの邪魔しようとしてみたりスネてみたり。ティーンエイジャーじゃないんだから、気恥ずかしくてもう見てらんない。

事件自体は、最初にケントンをつれてきた時点で「あ、絶対犯人こいつ!」という予感がしてしまって、しかもそれが当たってしまうという。ほんとなら、「えーデヴィッドも怪しいしケヴィンも怪しいよー」とかドキドキしないといけないのだろうが、「潜入捜査」という言葉が出てきた時点で展開が読めるし、カギのコレクションが出てきたところで「はい、凶器発見」とかバレバレなんだよなぁ。
でも、それでもブースが痛々しい状態で一生懸命なので持ちこたえ、最後ブースは、手が上がらないので身体で抱くようにしてロープをはずしてあげたとこで、「おおおーやっとここまできたかぁ」と何か感慨深いものがあった。
とはいってもなぁ・・・・あの二人のことだから・・・次回からすんなりいい感じになるとは思えない。特にテンペランスが。
「え?アレは助けてくれただけでしょう?」くらいの認識で、ブースが「あぁそーですかそうですともさ」とスネる、みたいな展開になるような予感。

ブースはかわいい・・・やっとそう思えるようになった自分。
プリンですよプリン。あんなに病院食のプリンに真剣になるやつぁ・・・かわいいじゃないっすか。
(それを奪うジャックもジャックだけど)
踊っていい気になってるところでちゅどーんですよ。吉本かよ!と思ってしまいましたよ。

ブースのX線写真を見たテンペランスが、この傷はあぁだ、あっちはこうだ、と解説してしまうのが、またテンペランスらしい。骨に人生あり、なわけだ。
この二人にとって「すべてさらけ出してしまった」という象徴が「骨を見られた」こと、というあたりがなんともいえない。

ジャックの愛車が赤いミニっていうのもかわいくてよかった。クーパーかな。
ジャックとブースのミニミニ大作戦!さぞかしザックが後から聞いたら泣いて悔しがることだろう。「ボクだってやりたかった!」みたいに。


【 ト リ ビ ア 】

★ 「Hot Blooded」
ブースがテンペランスの部屋でかけて、二人でノリノリだった曲は、Foreignerの「Double Vision」の1曲目「Hot Blooded」(試聴あり)。
Double Vision

★ 「怒りの葡萄」
最後のシーン、テンペランスとブースが一緒に見ていたクラシックな映画は、ヘンリー・フォンダ主演の「怒りの葡萄」。1940年の作品。
怒りの葡萄


【 脇俳優チェック 】

◆内通FBI捜査官ケントン .... Adam Baldwin
ブース役のDavid Boreanazとは「ANGEL」第5シーズンにマーカス・ハミルトン役で共演している。「CSI:マイアミ」第1シーズン15話「最期の一週間」では、ホレイショに放射線についてのレクチャーをする放射線管理部のスタッフ役で登場している。
「Xファイル」第8~9シーズンにはノウル・ロウラー役として出演など。キューブリック映画「フルメタル・ジャケット」の中で、「戦場に出ると性格が変わる」タイプの後半最もキューブリックらしいキャラクター、アニマルマザー役を演じていた。

◆カギコレクターで連続殺害犯ケヴィン・ホリングス .... Greg Ellis
オフィシャルサイトあり。「24」第3シーズンに細菌兵器の売買をする闇商人アマドール役で登場している。
「CSI:5」15話「王様の秘密」では、キャサリンがカジノ王死亡現場で撮影したデジカメのメモリーカードを、こっそり忍び込んで盗んでテレビ局に売ったフォクシー役で登場していた。
映画では「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではシリーズの1と3に登場。他「タイタニック」「Mr&Mrsスミス」など、出演作多数。声優としての仕事も多い。

◆ホリングスの弁護士 .... Ron Marasco
「FBI~失踪者を追え2」15話「人生のルールと嘘」では、本物のウィルが入院していた施設の院長役で登場。

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2 コメント

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BONESってラブコメだったの? (かめだす)
2006-10-19 21:48:02
コメントないですねえ・・・この番組人気ないのでしょうか。WATもCSIベガスも終わって寂しくなったのでBONESを見始めました。かわいいじゃないですか!犬に喰われた死体の前で痴話喧嘩してるなんて。ラブロマンスとスプラッターの見事な融合?コールドケースも息苦しいムードだし、意外と癒されてしまってます。来週も見ようっと!ところで・・・ブースとテンペランスはまだつき合ってないの?それと・・・くまぷーさんは番組の中で使われている音楽とか映画とかの情報をどうやって得ているのですか? 
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骨のあるラブコメ? (くまぷー)
2006-10-20 00:07:52
CSIとかその他で散々グロい捜査現場のあるドラマはありますから、よほど登場人物についてひねらないと、食傷気味の視聴者をひきつけられないでしょうね。

どういう立ち位置でこれをひっぱっていくつもりなのか、何かこう、見守るような気持ちでエントリー続けていますが(^_^;)

FOXの他の新作ドラマのほうが熱が入って見てたりしますけれども、やはりこのドラマを応援していきたい・・・かな。ラブロマ未満な感じがいいじゃないですか、とか思ってるわけですが。どうでしょう。

主役二人はまだ「付き合って」ないですね。手も握ってないレベルでしょう(^_^;)



今回の曲は台詞に出てたのと、元々知ってる曲だったので・・・映画のほうはこれはぱっと見でわかりませんでした。古すぎて(^_^;)

答えがTV.comに出てたりすることが多いですが、出てない場合は海外のサイトを必死に探すと答えが出てたりします。
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