くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

BONES3 第6話「燃え尽きた優等生」

2008年11月19日 | BONES
ジェファソニアンの廃棄物処理用の焼却炉で、人体が燃やされた状態で発見される。被害者は若い女性と見られたが、その頭蓋骨を復元しようとしたアンジェラは、ジェファソニアンの優秀な実習生のクリステンだと気づいてショックを受ける。
アンジェラはクリステンから不倫をしていると打ち明けられており、またクリステンの父は、テンペランスが教わったこともある古代薬学の研究者だったが、政治的な理由でジェファソニアンをクビになっていた。また研究所に簡単に出入りできないことからそれらの事情から内部の犯行が濃厚とみられた。
ところが、クリステンが「父亡き息子事件」のゴルモゴンについて調べていたことが判明したことから、ゴルモゴンがらみの犯行ではないかという見方も浮上する・・・

そんな中、カミールは父親の誕生日にブースに一緒に来てくれと誘う。カミールは父に、ブースとの破局を報告しておらず、「いい子」として心配かけないようにふるまおうとしていた。
ところがそこにカミールの妹フェリシアがやってきて、ブースとカミールが不仲と見るや、ブースにキスをした・・・

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スクインツがいっぱい!
初めてジェファソニアンの他の研究者たちが続々と出てきたエピだった。

せっかくジョージ・メイソンが出てきたのに、これ一回で終わりって残念~。テンペランスたちが彼の下でずっと働いてきたのだと思うと、なんだか不思議だ。
でもカミールの前のグッドマンおやじは「所長」で、カミールも「所長」を継いだと思ってたのだけど、ジェファソニアン研究所の「所長」ではなくてさらにその上がいたらしい・・・よくわからないけどまぁそういうことに。
しかしスクインツ揃いの研究員たちの中で、トップに立ってるのが胡散臭いジョージ・メイソンオヤジで、部下に手をつけたり妻の財産食いつぶしてるオヤジがいたりとか・・・スクインツっぽくない人はやはりいるわけで。そういう政治力に長けた人たちには浮世離れしたスクインツたちはかなわないわけだよなぁと、変なところで納得してしまった。
アンジェラがお茶する仲だったりする実習生で、父親が同じ研究所にいたというのに、娘の存在をまったく知らないというあたり・・・やはりテンペランスはスクインツの中でもピカいちにスクインツかも。人間関係にまったく興味がわかないのだな。

それでもテンペランスは最近ブースの影響で世間と折り合うようになってきたが・・・そういえば従軍していたんだっけという最近はその設定がどーでもよくなってきたザックは、スクインツの度合いに磨きがかかってきたような気がする。
「君は既婚者なのにホッジンスと寝てる。何が違うの?」
という、なかなか真をついたツッコミをかまして、今までの坊やキャラとは一味違うところを見せてくれた。
まーね・・・その「実は不倫なんじゃ?」という事実は誰しも触れないでおこうと思ってたことなわけで。そういう空気の読まなさ加減が、ザックの戦場からの帰還の理由だったような・・・

もう一人、ザック並みに空気が読めなくて「ゴルゴンゾーラ」とかオヤジギャグレベルを連発してみせるけど、なぜかテンペランスのことはきっちり読みまくっているブース・・・
相手のことを何でも知ってるという、普通にそれ、恋じゃ?・・・と思っても「どうせ寸止めするんだよね」とライトにスルーがこのドラマのお約束。
お約束と言えば、ブースとテンペランスの2ショットで締めくくられるラストって全体の8割くらいだろうか。いや、9割?このところそうじゃないエンディングを見ていないような気がする。

そしてブースは、テンペランスのことは本人よりよくわかってるのだけれど、姉妹の壮絶な機微については不得手らしい。
カミールの妹のフェリシアって・・・さすがカミールの妹だけあってツワモノ。ああいう姉妹の間にレフェリーとかジャッジとして入り込もうなんて、ブースもまだまだやね。
しかしカミールは親に「別れた」と言えないというが、ブースみたいな(スナイパーで非婚の子供がいる)男と「つきあってる」とは言えたのに?
その手の偽装恋人は、言えないでいるうちに周囲が突っ走って結婚話が勝手に進展するというのが古典的なパターンだったりするけど・・・そんな状況は勘弁、と思いつつも、ブースがそれで困るのもちょっとだけ見てみたいような気はする。


【 脇俳優チェック 】

◆ジェファソニアンの所長バンクロフト博士 .... Xander Berkeley
「24」第1~2シーズンで、CTUのLA支局長ジョージ・メイソン役を演じて知名度が一気に上がった。
「CSI:科学捜査班」第4~5シーズンには、ネバダ州保安官のアトウォーター役で登場している。歴代保安官同様グリッソムらに何かと捜査でプレッシャーをかける立場だが、第4シーズン9話「愛の毒薬」では車の爆発炎上事件に居合わせたため、一層プレッシャーが大きかった。
「ER」第5シーズン9話「幸せに ルース・ジョンソン」では、8歳の少年による友人殺害事件を担当した刑事役で登場。しかし犯人が8歳では逮捕することもできないと判断する。
映画「エアフォースワン」では、シークレットサービスだが実はテロリストの一味だったギブス役。
「ターミネーター2」では、ジョン・コナーの養父トッド・ヴォイト役。ジョンの足取りをたどってきたT-1000によって殺害されてしまう。
「アポロ13」では、NASAの広報担当ヘンリー・ハート役。
「クリミナルマインド」第4シーズン7話、「ボストンリーガル」第4シーズン11話、「ザ・ホワイトハウス」第7シーズン21話に登場予定。
「24」で共演したニーナ・マイヤーズ役のSarah Clarkeと結婚して、2006年に娘が誕生している。

◆クリステンの不倫相手アルドリッジ博士 .... Terrell Tilford
「24」第1シーズン24話では、CTUのデータ保管室の職員ポール・ウィルソン役。ジャックに命じられCTU内の監視映像を見せるが、何者かによって消去されていた映像のバックアップデータには、衝撃的な内容が・・・
「CSI:NY3」20話「ねじれた野望」では、遺伝子操作でヤギの糸などを作っている研究者クイン役で登場。
「CSI:5」1話「ラスベガス狂気の夜」では、ホテルで死亡していたコールガールのレイブンの恋人で、レイブンが働いていたストリップクラブの用心棒ジョージ・クレイブン役を演じている。ジョージはレイブンに暴力を働いていただけではなく、客をとらせていたという最低な男だったが、殺人は犯していなかった。

◆クリステンの上司エバン・クリムキュー博士 .... Scott Rinker
「ゴースト」第1シーズン17話「怒れる少年」では、メリンダは霊になった少年のため、かつて彼のシッターをしていた女性を探しに病院に行くが、そこで出会ってしまった幽霊の男性(レジー)役で登場している。メリンダはシッターの居場所を聞くために彼の願いを聞くと約束するが、それをすっぽかしてしまったため今後まとわりつかれることに・・・
「FBI~失踪者を追え2」10話「愛のかたち」では、失踪者ルークから高校時代にゲイだとからかわれていたリックの、現在のパートナーのカーティス役。
「クリミナルマインド」第2シーズン21話「殺人ハンター」では、人間を狩ることに快感を覚える犯人たちによって森に放たれた被害者の中の一人ルーク役で登場。

◆クリステンの父テッド・リアドン博士 .... Tom Virtue
「クローザー」第2シーズン12話「善行の果て」では、殺害された16歳の高校生カール・ネルソンの父親役。カールはコンビに強盗の真犯人について証言したため報復で殺されたのではと考え、「これが息子の善行の報いか?」と嘆き悲しむのだった。
「コールドケース3」13話「月」では、デビュタントパーティで死亡した被害者エマにライバル意識を燃やしていたランドンの父マシュー役で登場していた。娘のランドンは上流階級を鼻にかけるタイプの子だったが、マシューはエマの母と幼馴染だったためにエマに心配りをするいい人だった。
「クリミナルマインド」第1シーズン3話「パームビーチの爆弾魔」では、番組冒頭、爆弾の入った小包を持ち運んでいて爆発事故を発生させた保険屋クラーマン役。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン10話「もう誰も信じない」では、メイシー・ギボンズが自宅でとっていた主婦売春の客のひとりで登場。メイシーは自分のことをバカにしているブリーについて彼に打ち明け話をしていた。
「名探偵モンク」15話でシャローナの息子ベンジーの野球のコーチ役、「Nip/Tuck」13話「エスコバル・ガリャルド」でエスコバルを逮捕したFBIのエージェント役、「CSI:3」13話「グリッソムとの対立」で医師役など、細かくゲスト出演が数多い。
他には「スタートレック」では何回かにわたって名前の違う役で出演している。
「アリーmyラブ」で、パイロットの時点ではアリーの父役でキャスティングされていたようだが、回想場面の声だけの出演だった?ようで、実際にアリーパパが出てくるエピではJames Naughtonが演じている。
「ブラザーズ&シスターズ」第2シーズン15話、「CSI:マイアミ」第6シーズン18話、「ボストンリーガル」第4シーズン5話に登場予定。

◆カミールの妹フェリシア .... Rochelle Aytes
「Dirt」第2シーズン6話「授賞式の夜」では、ハリウッドゴールド賞のプレゼンターをつとめることになっていた、野球選手との離婚歴のある女優ジャズミン役で登場。次第に挙動がおかしくなり、ろれつが回らなくなって倒れ病院に運ばれてしまう。
「CSI:NY2」14話「釘づけ」では、情事中に矢で射抜かれて串刺しになった二人カルロとミラベラに、カルロと関係を持ったため陰毛が付着していた女性役。セントラルパークでジョギングをしていたところで事情を聞かれた。
「Shark」第2シーズン14話に登場予定。

◆クリステンの同僚のタイラー .... Sam Jones III
「CSI:科学捜査班」第1シーズン3話「誘拐の罠」では、少女ひき逃げ事件に使用された車の持ち主の老人チャールズ・ムーアの孫ジェームス役で登場。チャールズは孫をかばって罪を認めるが、ウォリックとキャサリンに証拠をつきつけられてしまう。同シーズン22話「血塗られた足跡」では、服役中に殺人事件を目撃したことから、証言することで身の危険が生じるためウォリックが力を貸すのだった。
「ヤング・スーパーマン」では、クラーク・ケントの幼なじみ&親友のピート・ロス役でレギュラー。
「ER」では第12シーズン以降プラットの異母弟チャズ役を演じている。現在放送中の第13シーズンでは、5話でプラットのところに居候してきたが、今後プラットはチャズが家を出てきた悩みを知ってショックを受けることに・・・

◆ジェファソニアンの清掃員 ....  E.E. Bell
冒頭、焼却炉で遺体を発見した二人のうち中年男性のほう。
オフィシャルサイトあり。
「FBI~失踪者を追え3」6話「母と子の明日(前篇)」では、失踪者コリーン・マグラスと同じモーテルに住んでいる住民役。コリーンにかかってきていた電話を引き継いだシーンに登場。

◆被害者クリステン・リアドン ....  Millie Huckabee
「クリミナルマインド」第2シーズン3話「パーフェクト・ストーム」では、冒頭両親の元に暴行シーンのDVDが届けられた娘のローラ役。ローラは連続レイプ殺人犯の5人目の被害者だった。

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