くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

BONES3 第2話「青空に散った正義と真実」

2008年10月18日 | BONES
車の爆発事故が発生し、女性ドライバーの遺体損傷があまりにひどい状態だったことからテンペランスに調査が依頼される。
被害者がしていたロケットの中にはサッカー少女の写真が納められており、彼女は「サッカーマム」だったことが判明。荷物の中に記念品などがあったことから、覚悟の家出だったのではないかと見られた。
遺留品から、彼女は夫と娘がいるエイミー・ナッシュという人物とわかるが、腕にサッカーマムらしからぬボールペンによる簡易タトゥーの痕跡が発見される。その分析によって、エイミーは70年代に過激派組織に属していた指名手配中の人物ジューン・ハリスだったとわかる。
実は彼女は近々出頭予定で、司法取引をするはずだったのだが・・・

一方、ブースはテンペランスのために個室でキーナンに面会できるように取り計らう。しかし犯罪者となった父に、どう接していいかわからないテンペランスはキーナンに冷たい態度をとってしまうが・・・

--------------------------

結婚指輪付きの手を確認したり、足が木に引っかかってるからとか・・・久々にグロかったなぁ。
そういうのを現場でテンペランスたちは、事務的にかつジョークを交えながら処理してるが、実際の現場はとんでもない匂いで平然としていられるような状況ではないんだろうけど。

母の過去は実は過激派だった・・・というのは以前「FBI~失踪者を追え3」2話「生命の重さ」であった素材と同じ。WATの方では、母だけではなく父も過去のテロの共犯だったけど。
エイミーことジューンが、実際の犯行には手を染めていなかったとか、革命というものへの自分なりの帰結とか、BONESの方が若干きれい事にしつらえられてる感じがしないでもないが、それは、どっちかというと事件がおまけで、テンペランスとキーナンの和解が主だからかなぁ。
エイミーも・・・娘に「だけ」手紙を残したのは、やはりもう家を出る段階で夫に見切りをつけていたということなのだろうか。さすがに殺されるところまでは予想してなかったのかもしれないが。もし夫宛のラブレターが残されていたら、夫ジェレミーのダメージははかりしれなさそうだ。

しかし、ブースのテンペランスへの片思いも、小学生男子並みでしょーもない。
世話やいたりするのが、ただ傍にいたいだけっていうのが丸出しなんだもの。カミールが無理でも、ジュリアンおばちゃんあたりが仕切ってツッコんでやってほしいものだ。

ホッジンスはいきなりセクシー捜査官にクラっときていたが、あんなセクシーさを隠さないアンジェラと付き合っていても、やはり他に目がいってしまうのだな。
巨乳に目移りするほどアンジェラって「貧」だったっけ?と思ってしばし考え・・・第1シーズンのパイロットでブラご開帳してたのを思い出し・・・まぁ、ねー。(何がまぁねーだ)
しかし、「パンツから外に出さなければいい」の例えからいって、アンジェラを怒らせたらかなり怖そうな気がした。

ところで・・・キーナンを演じているライアン・オニールが、このエピで獄中のオレンジモードをお召しだったのだが・・・まさかこの放送の1年後に自分自身がそういう状態にリアルで置かれるとは思ってもみなかったことだろう。
 ライアン・オニール息子と共に逮捕(TV grooveより)
以前のテイタムの逮捕だけでも相当に「しょーもない」感じがしたのだが、まさかその後一家揃ってドラッグでアゲられてしまうとは・・・。
この逮捕はちょっとショックだった。今シーズンでは13話までクレジットされているので、製作者側で察したか何かで、シーズン半ばでキーナンが退場するような設定にもっていったとかそういうのかなぁと色々想像してしまう。
もしかしたらこのまま戻ってこないかもしれない彼の演技を、ほろ苦い気持ちで見守るしかないだろう。


【 脇俳優チェック 】

◆FBIの爆弾班捜査官キャサリン・フロスト .... Deborah Zoe
「CSI:マイアミ3」8話「孤独な女」では、出会い系お見合いパーティに出席していた女性ケリー役で登場。

◆被害者の夫ジェレミー ....  Erich Anderson
「フェリシティの青春」の、フェリシティの父エドワード・ポーター役でおなじみ。
「Dr.HOUSE」第3シーズン19話「早熟」では、娘が高齢者のような症状を発症し、息子も早熟な異常行動を見せた、シングルファーザーのディラン役で登場。
「NCIS」第1シーズン9話「死者からの電話」では、CIA(と見せかけた偽中佐)ジャック・キャントン役で登場。
「FBI~失踪者を追え!」第1シーズン6話「二重生活」では、父の威を借る妻を疎んじて、出張と称して二重生活を営んでいた失踪者パトリック・ケント役。
「CSI:マイアミ2」19話「握りしめた暗号」では、秘書が麻薬売人のアジトで射殺された、議員のパトナム役を演じている。秘書はパトナムのスキャンダルを告発する予定だったというが・・・
「ミディアム」第4シーズン4話に登場予定。

◆被害者の娘セリア .... Scout Taylor-Compton
「コールドケース2」15話「ミスター・ウィルソン」では、93年に列車事故で亡くなった、知的障害のある少年コリン・ミラーがほのかな思いを寄せていた少女リア役で登場。コリンに同情してキスを許したことが見つかって、決まりが悪くて「コリンに襲われた」と嘘をついたことが、遠まわしに悲劇の引き金となってしまう。
「チャームド~魔女三姉妹」では第3シーズン以降に、妖精の王女シッスル役で出演している。
「FBI~失踪者を追え4」23話に登場予定。

◆左翼弁護士ハンツィンガー ....  Richard Cox
「クローザー」第2シーズン6話「執着の果て」では、パパラッチがベランダから落下した事件の現場となったホテルの支配人ヘンソン役。他の客の手前静粛にとブレンダに頼むが、ブレンダはまったく聞いていないのだった。
「コールドケース3」7話「殺人予告」では、ITバブルに乗ってベンチャー企業に投資しながら、若い起業家たちを食い物にしていた、投資家のコールマン役で登場。
「FBI~失踪者を追え2」16話「22歳の笑顔」では、家出娘ジェシカが入信していたカルト教団の教祖役を演じていた。お決まりのように信者の女の子に手を出すいい加減な教祖サマだった。
芸暦は長く、48年生まれだが10代の頃から舞台などでも幅広く活躍している。

◆NLAに殺害された警官の息子ダニー・バレンテ .... Chris Tardio
「CSI:NY」第1シーズン21話「疑惑の任務」では、ステラが担当したベビーシッター殺害事件で、殺害されたシッターのサンドラが、火のついた酒を出すファイアーバーで逆ナンパしたバーテンのスティーブ役で登場。
「Sex and the City」第3シーズン4話「性のジェネレーション・ギャップ」に、サマンサが新しく雇ったアシスタントのマット役で登場。サマンサは若くてナマイキな態度のマットとヤリたくてしかたないが、アシスタントだからとガマンガマン。でもあまりの態度の悪さにクビにして、そしてその場でエッチしてしまうのだった。
「ザ・ソプラノズ」第2シーズンの序盤に4エピソードにショーン役で登場。
「CSI:マイアミ6」7話、「FBI~失踪者を追え5」9話、「NCIS」第4シーズン17話に登場予定。

◆FBI捜査官サム・レイリー .... Ron Canada
過激派NLAをずっと追ってきた担当捜査官。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン4話「亡命ピアニスト」以降、国務次官のセオドア・バロウ役で出演している。北朝鮮のピアニストジェイが亡命の意思を示したことについては、NOを唱える主導的立場をとっていた。
「ブラザーズ&シスターズ」第1シーズン10話「ともしび」では、ジャスティンが従軍のための出頭に猶予をと起こした裁判で、米軍側の代表(ヘンドリクス准将)役。ジャスティンの思いを汲んでクリスマスの奇跡を起こす。
「アグリーベティ」第1シーズン3話では、ウィルミナの父のスレーター議員役で登場。ウィルミナは彼に会えるのを心待ちにしてあれこれ準備して待っていたが、議員は冷たい態度で失望させられてしまうのだった。
「CSI:3」7話「ラスベガスの掟」のボクシングの試合中死亡したボクサーの事件で、死亡したチャンピオンのラロイ・スティールのマネージャージェリー・バローン役で登場していた。スティールがパンチドランカーになっていて無理な出場だと分かっていたバローンは、早く試合を終わらせて助けようと止血剤をすり替えていた。
「フェリシティの青春」では、懲罰委員会になると出てくる学部長役。
「ボストンリーガル」では第2シーズン以降判事役で登場。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ザ・ホワイトハウス5 第10... | トップ | 「ブラザーズ&シスターズ2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

BONES」カテゴリの最新記事