くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

CSI:6 第1話「CSIチーム再開」 データ編

2007年04月18日 | CSI:科学捜査班
夜番と深夜番に分割されていたグリッソムチームは、ニックの事件を機に元の深夜番シフトに統一されていた。ソフィアはいったんベガス近郊のボルダーシティに異動していたが、ベガス署に空きができて刑事として赴任することになった。
ニックは何事もなかったかのように仕事に戻っていたが、虫を見るといまだにトラウマに悩まされている状態を押し殺していたのだった。

ウォリックの突然の結婚宣言にチームは驚きに包まれるが、中でもキャサリンは何か面白くなさそうな態度をとる。
その気持ちが伝わったウォリックは不審に思い、キャサリンに問いただす。するとキャサリンは「夢見ていたことの可能性がなくなって、がっかりした」のだと言う・・・

【CASE トレーラーパーク火災】
 現 場 :トレーラーパーク
 被害者 :セリーナ・マーチンとロバート・ダージー
 死 因 :セリーナ:爆風で気絶、火災による灰を吸って死亡
      ロバート:腹部をタイヤでひかれたため
 関連人物:近所の男ランディ・スワンシガー、近所の女、ロバートの妻アンバー
 担 当 :全員、ブラス、メトカルフ巡査
 背 景 :
  トレーラーハウスが爆発・全焼。中から男女の遺体が発見。
  女性はトレーラーハウスの主のセリーナ、男性の身元は不明。
  トレーラーパークの住民たちは誰も何も目撃していなかった。
  パークの女性によると、近くに停まっていたアキュラはセリーナのものではない。
  アキュラの登録から男性被害者はロバート・ダージーと判明。
  ガス管に青いペイントが付着。爆発はトレーラーハウスと外のガス管の連鎖爆発。

セリーナは火災より前に気絶し、そのまま灰を吸って死亡。ロバートは腹部をつぶされて死亡していた。腹部の痣を解析したところタイヤ痕だったことから、ひき逃げされていたことが判明。タイヤ痕からフォードレンジャーとわかるが、それはロバートの妻アンバーの所有車種と同じだった。
アンバーは事件当時浮気していたことを白状するが、夫が浮気していたことは知らなかったと言う。フォードレンジャーは弟が乗って行ってしまって手元になかった。ブラスは、アンバーがロバートの浮気を知ってひき殺し、証拠隠滅のために放火したのではないかと疑う。
しかしトレーラーの壁からタイヤ痕が発見されたため、車はトレーラーへと突っ込んだことがわかる。しかしガス管の青いペイントはフォードレンジャーのものではなかったため、アンバーの容疑は晴れる。
現場のタイヤの状況からグリッソムは、車がガス管をジャンプ台にしてトレーラーを貫通し、そのために爆発が起こったのではないかと考えた。
着地地点とみられる位置から採取されたヘッドランプの破片は97年のサンファイアと判明、そのことから違う事件が発見される・・・

サンファイアをたどったら、セリーナと同じトレーラーパークに住むランディ・スワンシガーという男が所有してることがわかった。彼はすぐ近くに住んでいるのに、初動捜査の時に「爆発の音は聞いたがテレビを見ていたので出て行ったのは5分後」と供述していた男だった。
スワシンガーの車はタイヤ痕もペイントの色も一致、ヘッドランプも割れていた。彼は仕事疲れで居眠り運転をしてしまい、トレーラーハウスにつっこんで爆破を引き起こしそのまま逃げたのだった・・・


【CASE カップル腐乱死体】
 現 場 :ベガスの路上
 被害者 :クララ・ジェームズとジョーイ・ザック
 死 因 :射殺
 関連人物:クララ・ジェームズの父、ドライブシアターの店長、
      ドライブシアターの店員ダリル・ブレイクニー
 担 当 :グリッソム、サラ、グレッグ、ソフィア
 背 景 :
  トレーラーパークの事件の現場から採取されたランプの破片より放置車両が浮上、
  異臭を放った状態で駐車違反の出頭命令の日付から6日が経過していた。
  トレーラーパークとは別件で、トランクの中から溶けた男女の腐乱死体を発見。
  女性の遺体の頭部に射入口があったため、射殺とみられた。
  車内にはシナモンロールとハンバーガーが散乱し、何か粘りけのある物質が検出。

車内からは指紋が34個13人分発見されたが、事件との関与は見出しにくい。グレッグがトランクの中の液体部分をより分けたところ、中から銃弾が発見された。その銃弾は5日前(つまりトランクに死体が詰められた後)に麻薬がらみの銃撃戦で使用されていた。
遺体の男性は骨格から見て25歳くらいの白人男性。女性の方は10代の黒人の少女とみられた。女性の方は頭部を撃たれて弾は貫通していたが、男性は前歯を至近距離から撃たれており、発見されたのは男性の方の弾だった。
捜索届から、女性は16歳のクララ・ジェームズではないかとみられた。クララの父親によると彼女はシナモンロールの店グーイーバンズでバイトしていたが、商品自体は嫌って食べなかったのだという。
男性被害者か犯人の歯形を求めて、車内に残されたシナモンロールを調べたが、かじられた跡はなかった。しかし中心の砂糖の部分にコカインが仕込まれているのを発見する。
そこで車から出た指紋で、ドラッグ売買の前科があり、グーイーバンズの常連客であるジョーイ・ザックが浮上する。ザックはクララと仲が良かったのだという。

車内の粘性物質はグミキャンディと判明。ザックの指紋がラジオのチューナーについていたことから、クララとザックはドライブシアターに行っていたことが判明する。
ドライブシアターではダリル・ブレイクニーというドラッグの前科のある店員が、事件後仕事を辞めていたことがわかる。おそらく彼がザックを見てドラッグが欲しくなってタガが外れ、二人を殺害して逃げたのだ。その後彼は別件で麻薬がらみの事件を起こしたが、それ以降の行方はつかめなかった。
クララの父の気持ちを思うと、グリッソムをはじめチームはやりきれない思いになるのだった・・・


【CASE インダストリアル通り撲殺事件】
 現 場 :インダストリアル通りのストリッパーズ駐車場
 被害者 :主婦ブルック・ハリス
 死 因 :頭部鈍器損傷
 関連人物:清掃局職員エディ・ヴォナー、ダンス講師のジゼル、ホームレスの男
 担 当 :キャサリン、ウォリック、ヴァルタン、マイケルズ巡査
 背 景 :
  遺体はビニール袋をまとい長靴着用。死後4時間ほど経過で身元不明。
  頭部に金属片、長靴は清掃局のもので「E.V」とイニシャルが。
  清掃局でそのイニシャルの該当職員はエディ・ヴォナー。
  被害者は酔った状態で殺害されていた。

エディ・ヴォナーは深夜の作業中、治安の悪い地域で袋を着てはだしで走ってきた被害者を見て、怪我していたからと長靴を与え、殺害現場近くまで送ってやったのだという。
被害者が着ていたビニール袋のショップ付近の監視カメラの映像に、公衆電話で通報している被害者が映っていた。映像によると彼女はリムジンから下着姿で降りてきていたことがわかる。そのリムジンは移動ストリップバーだったのだ。
リムジンの中から被害者の携帯とIDが発見され、ブルック・ハリスという主婦と判明。酔客へのサービスを拒んでリムジンからたたき出されたのだった。
ブルックの携帯に事件当夜再三着信していたジゼルという人物は、ストリッパー風ダンスを一般の主婦たちにエクササイズとして教え、リムジンに乗せることを斡旋していた。

頭部の傷についていたのは錆だったが、凶器は全く見つからなかった。
ブルックはリムジンに乗るために来るまでやってきて、ガードマンつき有料駐車場に停めたのだが、戻ってきた時にはビニール袋姿で駐車代10ドルを持っていなかったため、ガードマンに拒否されたのだった。そのためブルックは近くにいたホームレスから10ドル盗もうとして、ホームレスに鉄骨で殴られて死亡したのだった。
ところがその凶器の鉄骨を、マイケルズ巡査がよく調べもせずに、規制用のテープを張るのに使ってしまったのだった・・・


【CASE ニック監禁事件】
 現 場 :フローラネバダ養樹園
 被害者 :ニック・ストークス
 担 当 :グリッソム、アーチー
ニックが監禁されていた養樹園から、ゴードンに関するものではないかとテープが送られてきた。アーチーに分析させると、テープの終わりに「カンペキ」という声が入っていた。録音時、ゴードンには共犯者がいたのだ。
しかしテープはそれ以上分析不可能だった。グリッソムはこのことに関してアーチーに緘口令を敷く。

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【 ト リ ビ ア 】

★ウォリックの妻ティーナ
第5シーズン24話「CSI“12時間”の死闘 [前編]」で、ロッカールームでウォリックがニックに対して「彼女と一緒にいた時にからまれて~」という、ストーリーとは関係のない結構長めの話をしていた(その時ラッキーコインのやり取りをした)のだが、その時いっしょだったという彼女がティーナ。
つきあって2ヶ月で結婚したということは、ニックの監禁事件からこの事件までは2ヶ月程度しか経っていないということになる。
ニックにマイケルズ巡査がまだ謝っていないとか、久々に会ったウィルコックス刑事から「生きてたのか」と言われるとかの現象は、その辺の時間の経過を踏まえるとわかる。
ちなみにウォリックといい感じだったミアは今シーズンはもう出てこない予定。

★サムの息子
グレッグがトランクの中のカップル殺人を「まるでサムの息子みたい」と喩えたが、「サムの息子」とは連続殺人班デヴィッド・バーコウィッツのこと。警察に「サムの息子」を名乗り挑発的な犯行声明を出し、結局懲役365年の刑に処せられた。
トランク死体と同じに、44口径の銃を使ってカップルを狙って襲うという手口だったため、グレッグが2つの事件を連想して結び付けたのだろう。


【 脇俳優チェック 】

◆被害者ロバート・ダージュの妻アンバー ....  Kara Zediker
「24」第1シーズン14~17話にデヴィッド・パーマー大統領候補陣営スタッフのエリザベス・ナッシュ役で登場。彼女が仕事の合間に密会していた男性がアレクシス・ドレーゼンだったために、大統領の行動情報がつつぬけになってしまった。ジャックにおとり捜査をやらされるが、彼女の激情のせいでミッションは台無しになってしまう。
「FBI~失踪者を追え5」9話に登場予定。

◆ドライブインシアターの管理人 .... Bob Clendenin
「デスパレートな妻たち2」6話「妻として女として」では、ガブリエルがカルロスの弁護士として雇ったデヴィッドを恨んで襲撃しようとした男ルイス役で登場。デヴィッドによって恋人に接近禁止命令を出されたため、裁判所で彼を銃で撃とうとするが、説得されて断念。
「That '70s Show」では、レッドの部下としてスーパーで働いていたが、あまりに仕事が出来なくて遅刻ばかりしているのでクビにされてしまったアール役。後にファーストフードの店員として再会するが、そこでもまた使えずにクビになっていた。
「フェリシティの青春」では、第1シーズンではドミニク役だったが、第4シーズンにはノエルが進路を相談しに行ったところ、自分の後任になってくれとそのまま職を譲ってしまう進路カウンセラーのノーマン役で登場している。
「名探偵Mr.モンク3」12話(NHK放送順による)「警部 キレる」では、殺人事件の重要な目撃者ジェラルド役で登場していた。彼が唯一の目撃者だったのに、現場のゴタゴタのせいで行方をくらましてしまうのだった。

◆ブルックにブーツをあげた清掃局員ヴォナー .... Jamie McShane
第1シーズン11話「刻まれた5つの殺人予告」に、弟ケニーに遺産目的で殺された兄役ですでに出演経験がある。殺害時の回想シーンでぼんやりフォーカスがかかっている映像での出演だったので、顔が見えていないための再登場か。
「コールドケース2」9話「ハンター」では、連続殺人事件発見の発端となった被害者ジャネット・ランバートのDV亭主リロイ役。ジャネットは85年にリロイの暴力に耐えかねて娘を連れて家を出るがそのまま失踪し、鳥獣保護区で首なし遺体として発見されたためにリロイが疑われたのだった。
「NIP/TUCK」第1シーズン8話「キャラ・フィッツジェラルド」で、新婚旅行のため睾丸の痣を整形でなくしてほしいとクリスチャンに依頼してきた患者役で登場している。しかし実は彼は牧師で、少年への性的虐待で痣の特徴が手配されていたための依頼だった。
「名探偵モンク」第1シーズン8話(NHK放送順による)「時計台の殺人」では、モンクが潜入捜査することになったトゥルーディの母校の用務員役。
「ER」第9シーズン18話「異常事態」では交通事故で運ばれてきた男性ラッシング役。彼が「子供たちが一緒だった」と言うので警察は捜索するが見つからない。が、駆けつけた妻によると夫妻に子供はいないことがわかる。
「24」第3シーズンではパーマー大統領のもとで報道官をつとめているゲリー・ホワイトホーン役で6エピソードに出演。
「CSI:マイアミ」5話に登場予定。

◆マイケルズ巡査 .... Christopher Allen Nelson
第5シーズン24話「CSI“12時間”の死闘 [前編]」でニックが拉致された腸の放置された現場を担当していたが、あまりの猟奇さに嘔吐してしまった警官役。
「キル・ビル」でザ・ブライドと結婚式の最中に惨殺されてしまう「花婿(The Groom)」役(uncredit)。「キル・ビルVol.2」にも出演。
「コールドケース2」3話「ダニエラ」では、ダニエラを愛す青年クリスが、同性愛というハードルを乗り越えながらも、どうしても乗り越えられなかった厳格なクリスの父親の79年版で登場していた。
元々は特殊メイクアーティストで、「キル・ビル」の他タランティーノ作品では「シン・シティ」など、他に「アンブレイカブル」「ビューティフルマインド」「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」や多くの作品を担当している。

◆姿を消したシアターの店員ダリル・ブランクニー .... Matthew Boylan
「FBI~失踪者を追え3」1話「手さぐりの脱出」では盲目の少女ケリー監禁の主犯マシュー役。ケリーを思うトレントと同じレストランのバイトで、トレントをそそのかしてキャンプのことを聞き出し犯行に及ぶ。
「24」第5シーズン前半3エピソードに登場している。

◆ブルックをリムジンバスから追い出した酔っ払い .... Tom Schmid
「クリミナルマインド」第2シーズン7話「消えた女子高生」では、高校のフットボールの決勝で怪我をしてスター選手としての将来が壊れ、今は清掃員をしている復讐の鬼マーカス・ヤング役。
「CSI:マイアミ4」2話「海に散った家族」では、ヨットが洋上で火災にあった一家の妻ローラの、元夫で事故に見せかけて殺害されたフィリップ・レイノルズ役。
「BONES」第1シーズン3話「木につるされた少年」では、被害者の少年ネストールのルームメイトのタッカーの父親役で登場していた。タッカーは実は犯罪の偽装工作であれこれやっていたのだが、うちの子に限ってという感じでショックを受けるのだった。
「OC」第1シーズン13話「クリスマカー」では、アルコールのトラブルを抱えたマリッサが泥酔し、車内で酒瓶を捨てろ捨てないでもめてるところに車を停止させた警官役で登場していた。結局酒は発見されずに済んだのだが、ライアンのクリスマスの悲惨さの締めくくりを象徴したのだった。

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嬉しい春です! (かめだす)
2007-04-19 00:59:24
ご無沙汰してました。忙しいなあ・・・と思ってるうちにWATもCSIベガスも始まりエバーウッドなんて掘り出し物もあったりでうれしい春です!ベガスのみなさん元気でなによりでした。ジャッキーも顔は出なかったけどまだいるみたいだし、アーチーも銃器担当の彼(ボビーだっけ?)も元気そうだし、エクリーも電話の向こうにいたみたいだしね。ニックの受難が続きそうなのが気になりますが、みんなが夜番にもどってきたからきっと助けてくれるよ。キャサリンもヴァルタン刑事じゃだめかな・・・私は好きなんだけど!とかなりうかれて見てました。これからは「了解っす!」も聞けるし、なんだかうれしいっす!
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