人口減少中の長崎とはいっても、なかなか思うように試写会当選しない日々が続いていたある日、いつ応募したかさえ憶えていない作品のハガキが還ってきました。入場料払ってでも観に行く予定だった「白夜行」です。
原作は忘れるほど昔に読んでいたのですが、あえて読み返さず新鮮な気分で満席の一角に陣取り、おとなしく上映会を待ちました。某民放局主催でしたが、何のPRもなく地味なスタートでした。
この作品、なんと言っても主演の堀北真希が光ります。高校生から実業家までの年齢層を演じるのですが、もともと年齢不詳の彼女にはまり役。しかも笑顔さえ目が笑っていないこわーい女を演じきっています。ストーリー的には物足りなかったり、船越英一郎の涙顔のシーンがちょっと興ざめ(毎度のこと)でしたが、全体的には昨年の「悪人」に次ぐレベルに仕上がっていると思います。
これで今年早5本目。なおほまきさんは3月に我らが上五島のうどん製麺所を舞台にしたTVドラマにも主演するとのことで、陰ながら応援しています。
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