雨が強くなった日曜の午後、予定していた畑仕事もなくなったのでチビと駅ビルのシネコンへ出かけました。
事前に彼らを説得したおかげで、ほぼ上映時間帯が重なる チビ=『ドラえもん 新のび太とと鉄人兵団』、大人=『ヒア アフター』に分かれて鑑賞できました。どうもアニメ系は睡眠導入剤になるので、苦手です。
もともとイーストウッド監督作だということと、主演がマット・デイモンの組み合わせなので観に行く予定で念願が叶った格好です。ストーリーはインドネシア、ロンドン、ロサンジェルスとパリでばらばらに展開されるのですが、最後は主演の3人が引き寄せられるように出会い、お互いの生き方を肯定するという(書いている本人もよくわからない)内容です。
映画の冒頭、大地震による津波のシーンが流れます。これがかなりリアルで、いったいどうやって撮ったの?というほど引き込まれます。最近地震つづきなので、津波の恐ろしさをつくづく認識しました。また霊能者となるマットデイモンの描き方は、TVでよく見るインチキくさいタレントのような勿体ぶった演出はせず、できるだけ感じたことを忠実に言葉にする態度になっており、好感が持てました。
世の中には確かに霊能力者もいてそれを必要とする事情を抱えた人もいるでしょうが、映画のエンディングは自分の現世を生きる主人公達にエールを送るハッピーエンドになっていました。寒い日にはなかなか暖まる映画です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます