前回までの箱崎宮から、さらに東側の千早に会場を移して開演している シルクドソレイユの『コルテオ』福岡公演を観に行きました。チビとカミサンが大ファンなので、九州巡業の噂を聞きつけると 首をながーくして待っている我が家なのです。
今回の舞台は円形のステージで左右の廊下みたいな空間だけが出演者のバックヤードという、みたこともない設定でした。つまり通常はステージ奥になる場所にも客席があるので、いったいどんな演出になるのか不思議に開幕を待ちました。(ちなみに劇場内の撮影は禁止でした)
コルテオ=行列というイタリア語らしく、このテーマに沿って、多くの出し物が左右の廊下を一直線に出入りするという構成でした。トランポリンや綱渡り、ジャグラーなどは以前と趣向を変えて登場します。特に面白かったのは逆立ちして?する綱渡りと、4人でクロスさせるジャグリング。「ドラリオン」はアジア系出演者が大半でしたが、今回は欧米系ばかりのスタッフ。楽器もエスニックではなく、耳になじむものばかりでした。映画と違って公演のテーマはあるものの、全体としてはどう?と聞かれても答えようがないけど、凄かったというのが 毎回正直な感想になるでしょう。
ところで毎度のようにパンフレットを買うと、最後に日本の芸能人が推薦の言葉を載せているのですが、この人たちに払うギャラの分だけでも入場料を安くすれば、もっとたくさんのチビッコが楽しんでくれるのでは?と、日本のスポンサーさんに 小声で提案してみるのでした。
(ちなみにコルテオ日本公演は、某車メーカーがサポートしているので、トップの写真はそういう関係を示しているスポーツカーですので念のため)