昨日 日本語学者の 大野 晋さんが 亡くなられました。実物にお会いしたわけでもなく、もちろん知り合いでもないのですが、いろいろお世話になったので 書きとめておこうと思います。
最初に名前を知ったのは、中学校の国語:副読本。勉強が好きでもないのに、読んでいくうち 国語の成り立ち、文法、漢字について かなり分かりやすく しかも 理路整然と書かれていて、感動したほどです。数ある教科書の中で、唯一 著者名を探し、いまでも覚えているほどですから、相当強烈な体験だったのです。
次はベストセラーの「日本語練習帳」。このころは社会人になっていましたが、あの 大野先生が出す一般向けの本ですから、すぐさま買って読みました。相変わらず 丁寧 かつ分かりやすい内容で、中学時代の認識を新たにしました。そのおかげ?ではないにしろ、文章を書くのは苦になりません(内容は棚に上げて)。
今日の朝刊に「本居 宣長より偉い、国語学者」という追悼文が載っています。その本居さんの著書は、研究者にしか読まれないことを考えると、つくづく大野さんと同じ時期に生きて、本人の著書で日本語を学べたのは幸せだなー と思うのでした。ご冥福をお祈りします。
最初に名前を知ったのは、中学校の国語:副読本。勉強が好きでもないのに、読んでいくうち 国語の成り立ち、文法、漢字について かなり分かりやすく しかも 理路整然と書かれていて、感動したほどです。数ある教科書の中で、唯一 著者名を探し、いまでも覚えているほどですから、相当強烈な体験だったのです。
次はベストセラーの「日本語練習帳」。このころは社会人になっていましたが、あの 大野先生が出す一般向けの本ですから、すぐさま買って読みました。相変わらず 丁寧 かつ分かりやすい内容で、中学時代の認識を新たにしました。そのおかげ?ではないにしろ、文章を書くのは苦になりません(内容は棚に上げて)。
今日の朝刊に「本居 宣長より偉い、国語学者」という追悼文が載っています。その本居さんの著書は、研究者にしか読まれないことを考えると、つくづく大野さんと同じ時期に生きて、本人の著書で日本語を学べたのは幸せだなー と思うのでした。ご冥福をお祈りします。