伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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わが街を舞台にした小説を書いてもらったらどうか?

2015-10-03 17:32:14 | マーケティング
本日の日経新聞文化欄に、
地方都市を舞台にした小説を書いている
3人の女性作家が紹介されています。
辻村深月さん、山内マリコさん、吉川トリコさん。
いずれも30代。

各地で地域振興のため、映画やCMのロケを誘致・支援する
フィルム・コミッション活動も広がっています。
わがまちを舞台とした小説がヒットしたら人気が高まるかも。
記事を読んで思いました。

でも、自分の自治体が
偶然舞台に選ばれるのを待っているだけでは、可能性が低すぎ。
自治体から作家に依頼するほうが手っ取り早い。

そう言えば、「県庁おもてなし課」の事例があります。
高知県庁に実在する課を舞台に、若い男性職員が、
高知の魅力のPRに奔走する小説。

人気作家・有川浩さんが、
高知県の観光特使に就任したことがきっかけで生まれました。

堀北真希ちゃんがヒロインで映画化もされました。




私は高知大学で学び、サイクリング部で高知をくまなく走り、
その後群馬県庁に就職したので映画にとっても共感しております。
どの風景も見覚えがあり、風や潮の匂いを感じました。

さて、
人気作家に我がまちを舞台に小説を書いてもらう話に戻します。
あれっ、そんなことしなくても、すでに名物のおんちゃんや、
おばちゃんや、若者がいるんじゃないの?

そんな人とのおしゃべりや、買い物、宿泊などが、
何物にも替えがたい魅力的な体験です

架空の小説を書いてもらうより、実際に住んでいる
魅力的な人の言葉や日常を、頻繫にブログなどで発信できれば、
最高の地域のPRになるのでは…。

「人」は最高の観光資源だと考えています
豪華な建物やグルメ、お土産などは、よその地域もマネが可能。
取り寄せだってできます。
でも、人間ばかりはそうはいきません。

魅力ある地域とは、
個性的な人がいっぱいいて、魅力的な暮らしぶりがある地域。
地域振興とは、それを充実させること。

地域の生活がスカスカなのに、コマーシャルばっかり流しても
一過性のがっかり観光地になってしまいます。
観光は、地域充実のあとからついて来る
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