伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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指のパワー 甲野善紀(こうのよしのり) 古武術研究家

2014-03-10 21:02:43 | Weblog
本日の朝日新聞に武術の記事がありました。
そのなかで、甲野善紀さんが研究した
手の形が紹介されていました。

甲野さんは、古武術を調べて実践することで、
体の構造や、体の重さ、相手の力などを使って、
楽に大きな力を出せるような研究をしています。

武道だけでなく、
巨人にいた桑田投手が教わりに来たり、
甲野さんが指導したバスケットボールチームが活躍したり、
最近は、介護業界も注目しています。

私も以前から甲野さんの本を読んで
不思議な術理に関心を持っていました。
以前、東京で行われた甲野さんの講演会では、
最前列に座って聞いていたところ、
技の相手役に指名され、直接体験したこともあります

さて、今日の新聞に載っていたのは、
このような不思議な手の形です。


指の形や、手の向きを変えることで、
大きな力が出ることは、ありえることです。
実際に、私よりも体重の軽い甲野さんの手刀で、
必死に抵抗していた私の腕は床まで落とされてしまいました。

しかし、指の形の説明文を読んで驚いたのは、
力が大きくなるのは腕だけではなかったのです。

この図の一番上にあるのは「虎ひしぎ」。
なんと、足の力が増すそうです。

なぜこんなことが起こるのか?
甲野さんの推測では、昔人間は四足で歩いていた。
前足の動きが全身に影響したので、
その名残がいまでも残っているのではないか。
このような趣旨でした。

なるほど。
現代では忘れられてしまった、からだの不思議パワーが
まだまだ隠されているのだと思います。

江戸の費客達は、現代人が考えられないほどの距離を
平気で走っていました。
現在と同じ走法ではありません。

指の形一つで、ほんとうに足のパワーがアップするなら
走り高跳びや、短距離走、そのほかいろいろなスポーツに
応用できますね。ノーベル賞ものの発見です。

もしかすると、
忍者や密教の僧侶が指で結ぶ「印」も、
本当になんらかのパワーにつながっていたのかもしれないと
ふと思いました。

仏像の指の形にも
パワーがあるのかもしれません。





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