本日7月5日付け日経新聞「論点スペシャル」から。
九州北部豪雨から1年経過し、
見えてきた課題について3名の方が語っています。
詳しくは紙面をご確認ください。
特に、兵庫県豊岡市長中貝さんの言葉に共感しました。
自治体の災害への対応について、
「勝負は平時の訓練と備え」という言葉です。
災害が起きてから、救助をしたり、
病院へ運んだり、避難誘導をしたり、
備蓄食料を配るのは事後対応です。
起きたことに対する後追い。
災害時にはいろいろな資源が不足します。
情報や、人手、機材、水、毛布、非常食などなど、
たくさんのものが不足しますが、
一番貴重なものは「時間」だと私は考えています。
たとえ倒壊した家の下敷きになり、
出血多量で、火事が迫ってきていても、
死ぬまで1年以上の時間があれば、
ゆっくり対応しても間に合います。
しかし現実はそうではありません。
大災害時には、あちこちで
非常の緊急事態が同時多発します。
「災害対応とは、時間との戦い」なのです。
事前に準備できることは準備しておくことが、
災害時の時間の節約になるのです。
必要な物資の備蓄や、訓練、情報広報手段の確保など。
ブロック塀が倒れて人が下敷きになってから、
いくら急いで救助しても間に合わないこともあります。
事故がおきてから急ぐのではなく、
平時に危険個所を点検し、直しておくことが
災害時に人命を守る一番の予防なのです。
このような認識のもとで紙面の提言を読むと、
豊岡市長さんの言葉
「勝負は平時の訓練と備え」は、重みがあるのです。
P.S.
過去の水害や大震災を経験した市町村長さんが、
「災害時にトップがなすべきこと」という
24か条の提言を発表されました。
貴重な御意見をじっくり研究させて頂きたいと思います。
九州北部豪雨から1年経過し、
見えてきた課題について3名の方が語っています。
詳しくは紙面をご確認ください。
特に、兵庫県豊岡市長中貝さんの言葉に共感しました。
自治体の災害への対応について、
「勝負は平時の訓練と備え」という言葉です。
災害が起きてから、救助をしたり、
病院へ運んだり、避難誘導をしたり、
備蓄食料を配るのは事後対応です。
起きたことに対する後追い。
災害時にはいろいろな資源が不足します。
情報や、人手、機材、水、毛布、非常食などなど、
たくさんのものが不足しますが、
一番貴重なものは「時間」だと私は考えています。
たとえ倒壊した家の下敷きになり、
出血多量で、火事が迫ってきていても、
死ぬまで1年以上の時間があれば、
ゆっくり対応しても間に合います。
しかし現実はそうではありません。
大災害時には、あちこちで
非常の緊急事態が同時多発します。
「災害対応とは、時間との戦い」なのです。
事前に準備できることは準備しておくことが、
災害時の時間の節約になるのです。
必要な物資の備蓄や、訓練、情報広報手段の確保など。
ブロック塀が倒れて人が下敷きになってから、
いくら急いで救助しても間に合わないこともあります。
事故がおきてから急ぐのではなく、
平時に危険個所を点検し、直しておくことが
災害時に人命を守る一番の予防なのです。
このような認識のもとで紙面の提言を読むと、
豊岡市長さんの言葉
「勝負は平時の訓練と備え」は、重みがあるのです。
P.S.
過去の水害や大震災を経験した市町村長さんが、
「災害時にトップがなすべきこと」という
24か条の提言を発表されました。
貴重な御意見をじっくり研究させて頂きたいと思います。