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八坂庚申(こうしん)堂は、中国の道教の教えの由来である庚申信仰の霊場として古くから祀られてきました
平安時代 天徳4(960)年 浄蔵貴所[じょうじょうきしょ]が、創建し、日本三大庚申堂[他は東京の入谷の庚申堂と大阪の四天王寺の庚申堂]の一つで、日本最古の庚申堂
庚申
道教によると、人間の体には、三尸(さんし)という虫がいて、庚(かのえ)申(さる)の日の夜、寝ている人間の体から抜け出し、天帝に、その人間の悪口を告げ、寿命を縮められると信じられてきました
そこで人間は、長寿を願い、夜通し起きる事で、三尸の虫が、体から出る事を防いで、寿命が縮まない様に、身を慎んだそうで、その事を庚申待ちと呼ばれ、人々は、様々な行事を行ったそうです
庚申の日は、1年に6回あり、浄蔵貴所が、父の病気回復祈願にコンニャクを捧げたら無事 治った事から、無病息災を願い、コンニャク炊きをして、蒟蒻がふるまわれるそうです
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