コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

彦根・長浜を訪ねてきました。

2020-01-04 21:28:14 | 旅行
昨日の夕方、鈴鹿の姉の家に入りました。
今朝は北隣の滋賀県に行って彦根と長浜を訪ねてきました。

8時30分頃出発、新名神の鈴鹿PAのスマートICから入って新名神と名神を乗り継いで彦根ICで降りて彦根城に向かいました。
彦根城はかつて名古屋にいた20年ほど前に訪れて以来です。
彦根城に入ってみますと彦根城のゆるキャラ「ひこにゃん」のショーが行われていました。約10分程見ることができました。

ひこにゃんを見ることができました。

入り口から入って石段を登ってまず最初に現れるのが天秤櫓です。

こちらは重要文化財に指定されています。
長浜城大手門を移築したと伝えられています。

次に現れる重要文化財は

続櫓

太鼓門
天守がある本丸を固める櫓門です。

天守に登ります。
国宝4天守のうちの一つです。

小ぶりですがスタイリングが良い天守です。

天守入り口の隣にある着見櫓跡から市内や琵琶湖の展望ができます。



重要文化財佐和口多聞櫓を望みます。

天守内は国宝重文の城に共通して急な階段です。
今日は年始で来城者が多いため上り階段が渋滞でなかなか最上階に到着できません。
ようやく最上階に到着して市内や琵琶湖の展望を楽しんでいました。


井伊直弼の木像がありました。


天守から出てもう一度振り向くと均整のとれた天守の姿を望みました。

天守から琵琶湖側に歩いて重要文化財「西の丸三重櫓」及び「続櫓」を訪ねます。ここに至るまでの広場に桜の木が多く植えてありました。さぞかし春の桜の季節は美しい事でしょうね。

西の丸三重櫓



天守の下にある玄宮園を訪ねます。
玄宮園前の楽々園を訪ねてみました。
江戸時代初期 (1677年) に彦根藩4代藩主井伊直興によって造営が開始された井伊家の下屋敷でした。敷地は国の特別史跡「彦根城跡」の区域に含まれていて、隣接する大名庭園の玄宮園とともに「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されています。

楽々園玄関。


楽々園庭園。枯山水の庭園です。

玄宮園は城の北東にある大名庭園で、琵琶湖や中国の瀟湘(しょうしょう)八景にちなんで選ばれた近江八景を模して作られました。彦根藩4代目藩主・井伊直興が延宝5年(1677年)に造営したとされています。

玄宮園からの彦根城天守閣。




しばらく庭園と天守閣の景色を堪能していました。


車を停めた駐車場の横にあった馬屋も見てきました。こちらも重要文化財に指定されています。藩主の馬など21頭がつながれていました。

城を出て夢京橋キャッスルロードを歩いてみます。

近江牛を前面に出す店が多かったです。

彦根を出て長浜に移動します。湖畔の景色の良い道路を走って長浜に向かいました。

長浜の黒壁スクエアを歩いていましたが、人が多かったです。ガラス細工の店などをひやかして歩いていきました。

黒壁ガラス館、前身は明治33年に建てられた旧第百三十国立銀行長浜支店です。


大手門通り。


長浜別院大通寺に通じる「ながはま御坊参道」風情があります。


大通寺山門。真宗大谷派のお寺です。


本堂、重要文化財。


大広間、重要文化財。

少し歩いて長浜鉄道スクエアに行ってみます。



旧長浜駅舎、現存する最古の駅舎で鉄道記念物に指定されています。




電気機関車とSLが展示されています。

駐車場に戻る途中に開知学校の建物を見てきました。

明治4年に開校された県下初の小学校です。現在は1回はレストランになっています。

今回も慌ただしく巡ってきました。
国宝彦根城の柱に傷をつけて文字が書いてあったりしてあり悲しくなりました。
文化財を何と思っているのか、こんな事が横行すると非公開のものが多くなっていくようで残念な気持ちになります。

滋賀県は文化財が多くある県でもあります。今まであまり訪れる機会がなかったのでチャンスがあれば訪れて新しい発見をしたいと思います。
また存続が危ぶまれている近江鉄道も乗り潰しておきたいし、次に近いうちに行きたいですね。