新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

オカヨシガモ

2017-03-16 05:51:00 | カモ科
オカヨシガモ 学名・Anas strepera 英名・Gadwall

 カモ目カモ科のオカヨシガモは,新潟では冬鳥です.珍しいカモではありませんが,渡来する数は少ないようです.佐潟,瓢湖,福島潟などで観察しています.

 いつもカルガモたちが群がっていた小さな漁港.この日は,オカヨシガモのペアしか浮かんでいませんでした.

 雄は,胸の灰色と黒褐色の鱗模様が特徴的ですが,雌はこれといって目立つところがありません,

 でも,出会えるとうれしくなる野鳥です.

 このペアは,北に帰る途中らしく,すぐに海に向かって飛び去りました.

オカヨシガモ 雄
撮影日時 2017.03.11 撮影場所 新潟県新潟市


オカヨシガモ 雌
撮影日時 2017.03.11 撮影場所 新潟県新潟市

ミヤマホオジロ・雄 海岸松林にて

2017-03-15 05:55:08 | ホオジロ科
ミヤマホオジロ 学名・Emberiza elegans 英名・Yellow-throated Bunting

 海岸松林の小道を歩いていると,草むらから小鳥が飛び立ちました.輝く黄色が目に飛び込んできました.

 ミヤマホオジロの雄でした.

 黄色に白と黒,冠羽を戴く優美な小鳥です.

ミヤマホオジロ 雄
撮影日時 2017.03.11 撮影場所 新潟県新潟市


ミヤマホオジロ 雄
撮影日時 2017.03.11 撮影場所 新潟県新潟市


ミヤマホオジロ 雄
撮影日時 2017.03.11 撮影場所 新潟県新潟市


ミヤマホオジロ 雄
撮影日時 2017.03.11 撮影場所 新潟県新潟市

ウミスズメ-2

2017-03-14 06:31:19 | ウミスズメ科
ウミスズメ 学名・Synthliboramphus antiquus 英名・Ancient Murrelet

 ウミスズメは,新潟では冬鳥です.海上で生活する海鳥で,ほとんど姿を見ることができません.

 若い頃,もう数十年も以前のことになります.海辺に打ち上げられた海鳥たちを拾い集めたことがありました.

 オオハム,シロエリオオハム,フルマカモメ,オオミズナギドリ,ハシブトウミガラス,マダラウミスズメ,ウミスズメ,カンムリウミスズメ,コウミスズメ,ウトウなどを手にすることができました.

 沢山の海鳥が,新潟の海に来ていることがわかりました.しかし,生きている姿を見ることは稀でした.それも,遙か彼方を飛ぶ姿,波間に漂う姿を垣間見るだけでした.

 手が届くほどの間近で泳ぐウミスズメ.まるで夢のような時間でした.キラリと輝く瞳は感動でした.

ウミスズメ 夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市



アビ 冬羽

2017-03-13 06:38:19 | アビ科
アビ 学名・Gavia stellata 英名・Red-throated Loon

 アビは,当ブログでは初登場です.

 アビ目アビ科のアビは,新潟では冬鳥です.主に海上で生活し,近くで目にすることの少ない海鳥です.

 オオハムやシロエリオオハムより小さく,嘴が上に反っているように見えるのが大きな特徴です.

 遠くに浮かんでいたアビ.潜水を繰り返しながら,徐々に近寄ってきました.上に反った嘴がはっきりと見えます.そして,悠々と泳ぎ去って行きました.

 潜水して泳ぐスピードは思ったよりも速く,ここに浮かぶだろうと待ち構えた先に姿を現すことがほとんどでした.

アビ 冬羽
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


アビ 冬羽
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


アビ 冬羽
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市


アビ 冬羽
撮影日時 2017.03.05 撮影場所 新潟県新潟市

ウミスズメ-1

2017-03-12 05:29:22 | ウミスズメ科
ウミスズメ 学名・Synthliboramphus antiquus 英名・Ancient Murrelet

 ウミスズメは,当ブログでは初登場です.

 港で待つこと数時間,「チュッ・チュッ」となきながらウミスズメが泳いできました.近いです.思わず,連写しました.

 いつか・・・と待ち続けた瞬間でした.

 ウミスズメは,岸壁に沿って泳ぎ去りましたが,もう一度戻ってきてくれました.しかし,無情な雨,そこで別れを告げざるを得ませんでした.

 出会えたウミスズメは,1羽.夏羽に換羽中で,顔から喉が黒くなりかけていました.目の後方の白線がうっすらと見えました.

 ウミスズメの仲間は,水中で翼を使って泳ぐそうです.潜るとき,翼を広げているのが見えました.

 毎年,今年の目標として掲げ続け,果たすことができなかった念願がかないました.いつものように,アルバトロスさんのお導きでした.ありがとうございます.

ウミスズメ 冬羽から夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 冬羽から夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 冬羽から夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 冬羽から夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


ウミスズメ 冬羽から夏羽に換羽中
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市

アカエリカイツブリ 羽ばたき

2017-03-11 04:45:42 | カイツブリ科
アカエリカイツブリ 学名・Podiceps grisegena 学名・Red-necked Grebe

 港に浮かぶアカエリカイツブリ.

 突然,伸び上がり,羽ばたきました.

 翼前縁と次列風切の白が印象的でした.

アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.03.04 撮影場所 新潟県新潟市

コガモ・雄 求愛ディスプレイ2

2017-03-10 04:23:32 | カモ科
コガモ 学名・Anas crecca 英名・Teal

 コガモたちは,北に帰る季節を前に集団で求愛ディスプレイを繰り広げています.

 雄たちは,雌を取り囲み,ポーズを決めて猛アピールを続けます.

コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


コガモ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市



ハヤブサ 幼鳥

2017-03-09 04:47:13 | ハヤブサ科
ハヤブサ 学名・Falco peregrinus 英名・Peregrine Falcon

 川岸を歩いていると,川面すれすれに2羽のコガモが飛んでいきました.

 その後を,ハヤブサが猛スピードで追いかけていきます.

 しばらくすると,ハヤブサが舞い戻り,僕の頭上を越えて飛び去っていきました.

 お腹の縦斑が目立つ幼鳥でした.

 狩りは,失敗でした.

ハヤブサ 幼鳥
撮影日時 2017.02.27 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 幼鳥
撮影日時 2017.02.27 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 幼鳥
撮影日時 2017.02.27 撮影場所 新潟県新潟市


ハヤブサ 幼鳥
撮影日時 2017.02.27 撮影場所 新潟県新潟市



カルガモ 交尾行動

2017-03-08 04:53:06 | カモ科
 カルガモ 学名・Anas zonorhyncha 英名・Eastern Spot-billed Duck

 カルガモの交尾行動をはじめから終わりまで観察することができました.

 カルガモの交尾行動は,雄と雌が向き合い,互いにお辞儀をするように頭を上下させる行動(ポンピング)ではじまります.次に,雌が体を伸ばし,背まで水中に沈めて交尾の受け入れ姿勢をとります.雄が雌の背にマウントし,雌の後頚の羽毛を嘴でくわえます.
 
 マウント状態が安定したところで,雌が尾を水中から出して一方に傾け,雄はその反対方向から尾を接触させます.交尾は一瞬で終わります.

 交尾を終えた雄は,雌の背から降りて頭を後に反らせ.続いて首を前方に伸ばして雌の周りを円を描くようにして泳ぎます.この時,雌は,その場で水を浴び,その後,翼を羽ばたかせます.これで一連の交尾行動が終了します.カルガモの交尾行動は儀式化されており,このような一連のパターンで行われるようです.

 上の説明を読んで,アレッと思われた方がいらっしゃるかもしれません.この文章は,3月4日に投稿した「マガモ 交尾行動・2」の記事の「マガモ」を「カルガモ」に置き換えたものです.それが通用するほど,カルガモとマガモの交尾行動は類似しているのでした.

カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


カルガモ 交尾行動
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市



新潟市に飛来したコウノトリ(個体番号J0127) その後3

2017-03-07 06:13:51 | コウノトリ科
コウノトリ 学名・Ciconia boyciana 英名・Oriental Stork

 新潟市西区の上堰潟で,思いがけなくコウノトリ(個体番号J0127)と出会いました.

 突然,大きな影が空をよぎり,ファインダーに飛び込んできたのです.

 コウノトリ(個体番号J0127)は,2月26日に新潟市の福島潟で確認されています(水の公園福島潟自然情報).新潟市の佐潟,上堰潟を中心に行動しながらも,福島潟などへと移動範囲を広げ,やがて新潟から飛び去るのでしょうか.

コウノトリ(個体番号J0127)
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市・上堰潟


コウノトリ(個体番号J0127)
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市・上堰潟


コウノトリ(個体番号J0127)
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市・上堰潟


コウノトリ(個体番号J0127)
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市・上堰潟