手話通訳者のブログ

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地元ろう者の手話/創価学会

2015-01-14 06:56:47 | 日記
「あの人、××だから、気を付けた方がいいよ」
ろう者のIさんが言った。
××は、手話を読み取れなかった部分。
右手を指文字「う」の形にして手のひら側を額に当て、そのまま左肩に動かし、さらに右肩に移動する。

創価学会の人がこれを読んだら不愉快になるかもしれないが、Iさんの言葉(手話)をそのまま引用しているだけだから、気を悪くせんといてや。

××の部分、最初は「クリスチャン」かと思った。
でも、ちょっと違う。文面的にも、おかしい。

「毎朝、新聞、配る。お金、もらえない。タダ」

あ、もしかして・・・

「選挙の時になると、訪ねてくる」

ここでやっと、「あー!」と理解した。
手話って結構、こういうことがあるんや。
わからない手話が出た時、
えっ、何なに?
と聞いていると会話が途切れてしまうから、おおよその意味をつかんで、会話を続けていく。

でも、もし、読み取り通訳をしている時、上記のような“わからない手話”が出てきたら、無様な通訳になるだろうな。
冷や汗・・・