鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年02月23日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月23日(月)
 20日―22日に毎日新聞社が電話で実施した世論調査の結果が載っているが、それによると麻生内閣の支持率は1月の前回調査から8ポイント下がって11%となり、1989年3月の竹下内閣、2001年2月の森内閣の各9%につぐワースト3位となっている。不支持は前回比8ポイント増の73%で、01年2月の森内閣の75%につぐワースト2位である。
 「麻生首相がいつまで政権を担当すべきか」という質問に対しては、「今すぐ辞めるべきだ」との回答が39%という。
 日本経済新聞社が20日―22日に実施した世論調査でも、内閣支持は15%で、前回調査から4ポイント下がっている。不支持は前回調査から4ポイント上がり、80%となっている。
 いずれも中川前財務相の醜態が大きく影響しているかと思うが、任命者としての責任が問われたものだが、中川前大臣が麻生首相に迷惑をかけたとして速やかに辞めていれば、数字も変わっていた事だろう。同時に、クビを切るタイミングを失した麻生首相の甘さは、やはり国民の反発を買ったと思う。中川前大臣は国民にどれほどお詫びしたかとなると、「辞任会見で、通りいっぺんの話で終わってしまった。本当に国益を損ねたという気持ちが伝わってこない」という声を沢山耳にする時、頷(うなず)くしかない。各世論調査の傾向は同じである。
 この状況を打破するためには総選挙をするしかない。景気の回復に与党も野党もない。最善、最良の予算を作り直し、国民生活を守る最大の手段であると予算をきちんと成立させ、話し合い解散に持って行くべきではないか。
 読者の皆さんも国民運動を起こして戴きたい。「国民の信を問え」と。
 北海道は3日ぶりに天気が回復し、航空機も各空港とも、今日は順調に運航された様だ。自然のご加護に感謝してやまない。
 午前中旭川で用事を済ませ、上川地区郵便局長会会長の前井文憲さんのお母さんの弔問に伺い、午後の便で上京。
 議員会館でお客さんに応対し、夜は2カ所会合をこなす。
 土、日、月と北海道にいて多くの人に会ったが、「政治家は何をやっているんだ!」とおしかりを受ける。勿論、中川前大臣のテレビを観ての話だが、私は「申し訳ありません。必ず政治の流れを変えます。お力を貸して下さい」と答える。
 小泉政権以後の世襲政治、官僚政治が日本をダメにしている。今回の中川前大臣の件でも、側にいた官僚は何をしていたのか。国民の税金を使っておきながら、国民の目線と違う方向を向いているのではないか。
 やはり、政権交代である。


本日提出した質問主意書3件

№101 政府代表に関する質問主意書

№102 前財務大臣のバチカン市国内における行状並びに同行者の対応等に関する質問主意書

№103 2月22日の「竹島の日」に対する政府の関与、協力に関する第3回質問主意書


鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2009年02月22日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月22日(日)
 朝日新聞が19日夕から20日にかけて実施した、緊急の全国世論調査によると「麻生首相は早く辞めてほしい」71%、内閣支持率は13%、今月7、8日調査の14%に続く低迷であり、不支持も75%になり、前回の73%からさらに麻生離れである。
 衆院の解散・総選挙を「早く実施すべきだ」は64%で前回の60%から増えている。段々と日に日に選挙をして信を問えという声が大きくなることだろう。
 それにしても日ロ首脳会談前の中川辞任は、外交で政権浮揚をはかろうとしていた麻生首相にとって、とんでもない計算外の出来事で、不幸なことだった。
 日米首脳会談も、オバマ米大統領が初めてむかえる外国の首脳が麻生首相という演出も中川辞任で影の薄い発表になってしまった。
 こうした流れの中で、中川秀直氏は20日、「体を張って自分がどうなるかなんて考えずにやっていく。次の世代に橋渡しするために人柱にもなる覚悟でやっていかなければいけない。」とテレビ番組で述べ、21日武部勤氏は「麻生さんで選挙をするわけにはいかない。国民の信頼なくして、選挙で勝てないだけじゃなく、政権を運営することは出来ない」と地元で述べている。
 給付金の3分の2再議決に反対した小泉記者会見で両脇に座っていたお二人だが、この顔ぶれで「改革、改革」と言って日本をおかしくした自覚がないのは面白いことで笑い話だ。
 「地方の疲弊は小泉政治の負の遺産である。『偉大なるイエスマン』と言った者に責任があり、選挙民はそのことをよくみている。」と私の処に電話やFAXが入ってくる。北海道第12選挙区も緊迫した選挙戦になることだろう。
 中川前財務大臣が、バチカン博物館見学の際、立ち入り禁止の処に入り警報ブザーが鳴ったり、触ってはいけない美術品に触ったり、座ってはいけない処に座ったりと「奇行」とテレビ、新聞で報道されている。
 本人の責任は勿論だが、同行したバチカン大使や、財務省の者は何をしていたのか、全くもって話にならないことである。大臣がおかしな事をしたら、国益の観点から注意したり、叱責するのが役割でないか。何とも情けないニュースである。
 低気圧による北海道の悪天候は今日も続き、函館から丘珠空港への便が欠航となり、今日一日宗谷管内を廻る予定だったが行けなくなり、3月末に延期する。
 冬の北海道の厳しさを改めて感じながら、自然と共生し、かつ戦いながら働いている人達の事を考えると、政治の果たす重さを痛感する。
 血の通った心の通った政治の実現には、やはり政権交代しかない。新党「大地」は弱い人の政党として、頑張っていく。

鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2009年02月21日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月21日(土)
 今朝の毎日新聞は興味深い記事が多かった。
 2面、岩見隆夫さんの近聞(きんぶん)遠見(えんけん)で「政界の内情に詳しい渡辺恒雄(讀賣新聞主筆(しゅひつ))はインタビュー形式の「回顧録」(中央公論社・00年刊)のなかで、「戦後政治の流れを見たとき、イデオロギーや外交戦略といった政策は、必ずしも絶対的なものでなく、権力闘争のなかでの憎悪、嫉妬、そしてコンプレックスといったもののほうが大きく作用してきた、と思うんだ」「葛藤、離合集散は日常のことである。個々の政治家同士の距離も日々変化すると見た方がいい。<変わらぬ友情>もなくはないが、むしろめずらしい。」と引用している。
 なるほどと思いながら、政治家はねたみ、ひがみ、やっかみで人間関係がかわる。地位権力が伴うので、なおやっかいである。渡辺恒雄さんも自分に置き換えれば、日本テレビの氏家さんとはどうだったか。学生時代から讀賣新聞に入っての関係はとても複雑だったと東日貿易の久保社長からよく聞かされたものである。
 どこの世界でも、離れたり、くっついたり、愛憎劇はあるものだ。私は、俺が俺がの「我」の世界より、お蔭お蔭の「下(げ)」の世界で生きていきたい。
 同じく毎日新聞28面にロス銃撃事件で米当局に逮捕され自殺した三浦和義さんを捜査した、米ロサンゼルス市警で捜査主任を務めたリック・ジャクソン刑事が経緯を語っている。三浦さんが亡くなった以上、謎は残るが、日本の最高裁が決定したことをアメリカの一地方警察が捜査をやりなおすというのはどう考えても不自然でアメリカのやり方に毅然として日本人を守らなかった政府の対応も問題である。こうしたことがアメリカの属国と言われる由縁ではないか。この記事も興味深く拝見した。
 企画特集「おもいやり」にプロボクシングの内藤大助さんが取り上げられている。「『子供のころ、いじめられ、ボクシングで見返してやろうと…動機が不純ですよね。でも、こんな僕にも応援団がいたんです』いじめを経験したからこそ周囲の人に優しくなれる?『まったくその通りです。いじめに遭ったから今があると、やっぱり思うんですね』『いじめに遭っていた中学時代にも、感謝したい先生はいましたね。いじめっ子に注意してくれた先生がいた。他の先生はクラスでも人気のあるいじめっ子の方につくんですよ。でも守ってくれた先生がいた。忘れませんね。試合も見に来てくれるし、今もやり取りが続いています』内藤選手の目にうっすらと涙が浮かぶ」
 亀田選手との一戦でも内藤選手は冷静でスポーツマンシップを忘れていなかった。今、世界チャンピオンとして君臨しているが、幼い頃の経験が大いに生きている。生かされている。さわやかな内藤選手の思いに感激しながら、私も小学、中学時代の先生方を想い出し、特に中学時代の担任だった矢田宏先生に感謝するものである。やんちゃもんだった私に、時に愛のムチをふるってくれた。今日までの人生でやはり、小学生時代の湯川守先生、中学時代の矢田先生、飯山力一先生、広沢章先生、宮川浩先生、高校時代の坪谷昇担任、高橋良雄先生、高橋勝先生夫妻、今は亡き小鹿米吉先生、折田先生。大学時代の佐藤慎一郎教授等々との有難い人間関係にただただ感謝の気持ちでいっぱいだ。
 昨日雪のため欠航となり、釧路に行けなかったが、今日も千歳行はやっと10時半になって1便が飛び始める。羽田空港で2時間以上待たされたが、取りあえず到着出来て良かった。
 札幌で、民主党北海道第17回定期大会に出席して、選挙協力で合意した経緯を話、北の大地・北海道から政権交代実現の旗を揚げようと訴える。
 石狩管内郵便局長会・夫人会の総会に出席し「政権交代して郵政見直しを実現したい」と話す。
 夕方の列車で札幌から函館へ向かい、18時半から函館市で、渡島・桧山管内新党大地・鈴木宗男後援会新年交礼会・大地塾2月例会。管内から600人もの人が出席して下さり盛大に終えることが出来た。私は、1時間半遅れで到着したが、皆さん待っていて下さり頭の下がる思いである。ここ函館でも新しい人の輪が広がり有難い限りである。

鈴 木 宗 男
衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2009年02月20日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月20日(金)
 予算委員会第三分科会(外務省所管)で、中曽根外務大臣に質問する。
 中曽根大臣は冒頭、一昨年12月にロシアに拿捕された北海道羅臼の漁船4隻のうち3隻が今朝羅臼に帰港したと報告してくれる。残る1隻は水漏れが見つかり、修理が終わり次第帰ってくるとのことだ。
 私の地元の話であり、しかも四隻ともよく知っている方が所有しているもので、私も解決に向けロシア大使館等に要請していたので、無事解決できて良かった。中曽根大臣の配慮ある発言に感謝したい。
 昨日の予算委員会で麻生首相に質したが、18日ユジノサハリンスクで行われた日ロ首脳会談について、外務省の見解、認識を再確認する。
 「独創的で型にはまらないアプローチ」とは何かと聞くと、中曽根大臣は、特に具体的なものではなくて、麻生総理の姿勢を示したものだとの答弁をしていた。
 また麻生首相は、18日の首脳会談でメドベージェフ大統領に対し、次回会うまでに四島の帰属に対するロシア側の回答を準備しておくことを求めたと言われたが、次回の首脳会談は、4月2日ロンドンで行われる金融サミットではないかと聞くと、中曽根大臣は、相手のあることだが、首脳会談実現に向け、努力していきたいとの答えであった。
 中曽根大臣も誠心誠意対応してくれるのだが、所詮は役人の振り付けどおりで、限られた時間の中で質問しているのに、無駄な答弁が多い。昨日の麻生首相もそうだったが、こちらは時間との勝負なので簡潔な答えを期待しているのに、行きつ戻りつ、かつ質問と関係ない答弁が出てくる。
 役人の想定問答によるものだ。質問をしながら、政治家の基礎体力の必要性を感じる。
 夕方の便で釧路に飛び、釧路管内弟子屈町での新年交礼会に出席する予定だったが、あいにく雪のため、飛行機が欠航となってしまう。今年初めての予定変更である。自然の摂理にはかなわない。
 北海道は冬の季節、雪や吹雪でしばしばこういう事が起きる。弟子屈町の後援会役員の皆さんにお詫びしながら、3月14日に日程変更させて戴いた。
 明日の北海道の天気が心配だ。


本日提出した質問主意書3件

№98 平成21年2月の日韓首脳会談等における竹島問題の取り扱いに関する質問主意書

№99 フランスの教科書における竹島の表記変更に係る政府の対応等に関する第3回質問主意書

№100 国土交通省所管の財団法人における職員旅行費用の返還状況に関する質問主意書


本日受領した政府答弁書6件

№77 日本郵政によるかんぽの宿一括売却の是非等に関する質問主意書

№78 北方領土への支援物資船が国後島への上陸を断念した件等に関する再質問主意書

№79 2月22日の「竹島の日」に対する政府の関与、協力に関する再質問主意書

№80 日本漢字能力検定協会に対する文部科学省の指導監督に関する質問主意書

№81 日本相撲協会に対する文部科学省の指導監督に関する質問主意書

№82 財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会が定額給付金制度の撤回を求めたことに対する政府の見解に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ

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2009年02月20日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月19日(木)
 衆議院予算委員会で、11時53分から10分間質疑に立つ時間を得たので、昨日のサハリンにおける日ロ首脳会談について麻生首相に質す。
 昨日麻生総理は、メドベージェフ大統領との会見後、記者団に対し、「新たな、独創的で型にはまらないアプローチで、我々の世代で解決すべく、具体的な作業を加速しようということで一致した」「4島の話は向こう(ロシア)が2、こっちが4ではまったく進展がしない。日露間すべてに引っかかっている問題だ。政治が決断しなければならない」と、あたかも四島の帰属を放棄したかの様な話をしたと報道されていた。四島の帰属の問題を解決してから平和条約を締結するという原理原則は曲げてはならないと考え、麻生総理に質問する。
 私が、「歯舞、色丹、国後、択捉の四島が日本領として確認されない限り平和条約は締結しない認識は変わりないか」と質すと、麻生総理からは「四島の帰属の問題、ここが一番肝心なところです。委員の言われたとおりです」との答弁を得た。麻生総理の先の発言により、北方領土交渉において日本政府は政策転換をしたのではないかという懸念が、元島民はじめ地元関係者の間にあったので、麻生総理からこの答弁が得られたのは良かった。
 また麻生総理は、「こちらも誠意を示して言っているのだから、そちらも次にお目にかかるまでにきちんとした答えというものを、周辺の話はともかくとして、帰属問題、これに関する答えというものをそれなりに示していただければという話が、提案といえば提案であります」と、メドベージェフ大統領に対し、次に会うまでにきちんとした帰属問題の答えを示してもらいたい旨要請したと述べていた。このことが、今日の日本経済新聞や北海道新聞等各紙夕刊に出ている。

・ 北方領土帰属 「次回までに答えを」 首相、ロシア大統領に要請(日本経済新聞夕刊2面)
・ 四島帰属問題で次回の回答要求 日ロ会談で首相(北海道新聞夕刊1面)

 他に、17日の中川昭一前財務大臣の辞任騒動についても麻生総理に質問する。
 麻生総理は17日夕方、首相官邸での記者のぶら下がり取材で、中川氏辞任による政権への影響について聞かれた際に「特にありません」と答えているが、現時点でもこの認識に変わりないかと聞くと、麻生総理の答えは、「影響があったかといえば、それは、日本にとりまして、いろいろな意味で、印象、イメージというものを悪くしたということにとりましては、それは全然影響がなかったなんと言うつもりはありません。ただ、我々としては、これを直ちにカバーして、危機管理上、新たに任命するのではなくて、兼務という形で直ちに対応するという形で対応させていただくので、少なくともこの予算に関しまして、与謝野大臣を充てることをもって直ちに対応したということだと思っております」と、苦し紛れの答弁だった。
 10分間という少ない時間ではあったが、麻生総理が、あくまで北方四島が日本領と確認されない限り平和条約の締結はないと考えていることが確認できただけでも、意義のある10分間だったと思う。
 急遽予算委員会が入った為に、5時20分旭川駅発の汽車で千歳空港に向かい、7時50分千歳空港発日本航空の一便に乗って上京する。
 夜は仲間の国会議員や経済界の人との会合二カ所こなす。


本日提出した質問主意書3件

№95 最高裁判所裁判官に対する国民審査に関する再質問主意書

№96 平成21年「北方領土の日」に関する再質問主意書

№97 海上自衛隊の特殊部隊における隊員の死亡事件に係る防衛省の調査に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

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