鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年02月21日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月21日(土)
 今朝の毎日新聞は興味深い記事が多かった。
 2面、岩見隆夫さんの近聞(きんぶん)遠見(えんけん)で「政界の内情に詳しい渡辺恒雄(讀賣新聞主筆(しゅひつ))はインタビュー形式の「回顧録」(中央公論社・00年刊)のなかで、「戦後政治の流れを見たとき、イデオロギーや外交戦略といった政策は、必ずしも絶対的なものでなく、権力闘争のなかでの憎悪、嫉妬、そしてコンプレックスといったもののほうが大きく作用してきた、と思うんだ」「葛藤、離合集散は日常のことである。個々の政治家同士の距離も日々変化すると見た方がいい。<変わらぬ友情>もなくはないが、むしろめずらしい。」と引用している。
 なるほどと思いながら、政治家はねたみ、ひがみ、やっかみで人間関係がかわる。地位権力が伴うので、なおやっかいである。渡辺恒雄さんも自分に置き換えれば、日本テレビの氏家さんとはどうだったか。学生時代から讀賣新聞に入っての関係はとても複雑だったと東日貿易の久保社長からよく聞かされたものである。
 どこの世界でも、離れたり、くっついたり、愛憎劇はあるものだ。私は、俺が俺がの「我」の世界より、お蔭お蔭の「下(げ)」の世界で生きていきたい。
 同じく毎日新聞28面にロス銃撃事件で米当局に逮捕され自殺した三浦和義さんを捜査した、米ロサンゼルス市警で捜査主任を務めたリック・ジャクソン刑事が経緯を語っている。三浦さんが亡くなった以上、謎は残るが、日本の最高裁が決定したことをアメリカの一地方警察が捜査をやりなおすというのはどう考えても不自然でアメリカのやり方に毅然として日本人を守らなかった政府の対応も問題である。こうしたことがアメリカの属国と言われる由縁ではないか。この記事も興味深く拝見した。
 企画特集「おもいやり」にプロボクシングの内藤大助さんが取り上げられている。「『子供のころ、いじめられ、ボクシングで見返してやろうと…動機が不純ですよね。でも、こんな僕にも応援団がいたんです』いじめを経験したからこそ周囲の人に優しくなれる?『まったくその通りです。いじめに遭ったから今があると、やっぱり思うんですね』『いじめに遭っていた中学時代にも、感謝したい先生はいましたね。いじめっ子に注意してくれた先生がいた。他の先生はクラスでも人気のあるいじめっ子の方につくんですよ。でも守ってくれた先生がいた。忘れませんね。試合も見に来てくれるし、今もやり取りが続いています』内藤選手の目にうっすらと涙が浮かぶ」
 亀田選手との一戦でも内藤選手は冷静でスポーツマンシップを忘れていなかった。今、世界チャンピオンとして君臨しているが、幼い頃の経験が大いに生きている。生かされている。さわやかな内藤選手の思いに感激しながら、私も小学、中学時代の先生方を想い出し、特に中学時代の担任だった矢田宏先生に感謝するものである。やんちゃもんだった私に、時に愛のムチをふるってくれた。今日までの人生でやはり、小学生時代の湯川守先生、中学時代の矢田先生、飯山力一先生、広沢章先生、宮川浩先生、高校時代の坪谷昇担任、高橋良雄先生、高橋勝先生夫妻、今は亡き小鹿米吉先生、折田先生。大学時代の佐藤慎一郎教授等々との有難い人間関係にただただ感謝の気持ちでいっぱいだ。
 昨日雪のため欠航となり、釧路に行けなかったが、今日も千歳行はやっと10時半になって1便が飛び始める。羽田空港で2時間以上待たされたが、取りあえず到着出来て良かった。
 札幌で、民主党北海道第17回定期大会に出席して、選挙協力で合意した経緯を話、北の大地・北海道から政権交代実現の旗を揚げようと訴える。
 石狩管内郵便局長会・夫人会の総会に出席し「政権交代して郵政見直しを実現したい」と話す。
 夕方の列車で札幌から函館へ向かい、18時半から函館市で、渡島・桧山管内新党大地・鈴木宗男後援会新年交礼会・大地塾2月例会。管内から600人もの人が出席して下さり盛大に終えることが出来た。私は、1時間半遅れで到着したが、皆さん待っていて下さり頭の下がる思いである。ここ函館でも新しい人の輪が広がり有難い限りである。

鈴 木 宗 男
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